子犬生後3週間|世界がどんどん広がるよ

公開日: : M-19胎トーマス*ウェルシー仔

ウェルシーとトーマス君の子犬たちが生まれて3週間をちょっと過ぎた頃、面会に行ってきました。

子犬たちは、スタッフさんとウェルシーのお世話により、すくすく成長していました。

生後3週間の子犬たち

下の写真は、スタッフさんにいただいた生まれて間もない頃の子犬です。

ラブラドールレトリバー親子

目も耳も閉じていて、上手に歩くこともできません。

それが、3週間経つと

子犬たち

よちよち歩くようになり、コロコロしてきて、すっかり子犬らしくなりますね。

人に興味津々

人懐こい仔は、人のそばにすぐに寄ってきます。

人のそばに来る子犬

この仔は

よいしょ、よいしょ

と私の膝の上によじ登ってきましたよ♪

膝によじ登る子犬

そして、私の手をちゃっかり甘噛みしていました。

少し歯が生えてきていましたが、まだ痛くもなく、ただただ可愛いです♪

スタッフさんが言うには、誰に教えて貰わなくても、こんなに小さい頃から人が来ると尻尾をフリフリして、人のそばに寄ってくる仔が多いのだそうです。

ラブラドールの犬種の特性かな?

と言っていましたが、どんどん来る仔もいれば、様子見をするような仔もいて、個体差はあるのだそうです。

ただ、今の時点では人懐こいとか、人見知りとか、活発とかおっとりしているといったような、個々の性格は分からないということでした。

やることはいっちょ前

こんなに小さくても、いろいろなものに興味があるらしく、こんなところを齧ったり

フェンスを齧る子犬

兄弟姉妹のじゃれ合いも活発で、いっちょ前に「わん!」と吠えたりガウガウ言いながら相手の手足や耳を噛んで引っ張ったりしていました。

そうやって少しずつ

  • 自分の周りにあるものに興味を広げたり
  • 自分以外の犬の存在を意識したり

社会性を身に着けていくのでしょうね。

少しずつ、少しずつ、自分の世界を広げているように感じました。

離乳の準備

子犬らしくなってきた、ということは少しずつ離乳に向けて準備が始まるということですね。

私たちが面会に行った日の少し前から、子犬用ミルクをお皿から飲む練習を始めたそうです。

上手に飲めるかな?

ミルクを飲む子犬

お皿を床に置いてしまうと見失ってしまう仔もいて、そういう仔には口元にお皿を持って行ってあげます。

ミルクを飲む子犬

一生懸命飲む姿が可愛いですね。

母犬のお乳を飲むのと、お皿からミルクを飲むのでは舌の使い方が違うので、最初は上手に飲めない仔もいるそうです。

ミルクを飲み終わったら、口の周りを拭いてあげます。

子犬の口の周りを拭く

おっと

ウェルシーママ、チェックに来ましたよ。

パパ、上手にできる?

ちゃんと綺麗に拭いてあげてよね。

こうやるのよ。

子犬を舐める母犬

ママ犬の舐め方は本当に優しいです。

子犬も気持ち良さそうでした。

そして、次の仔にミルクを与えたら

なんと!

どさくさに紛れてウェルシーが横からペロッ!

子犬のミルクを舐める母犬

ウェルシーさん!

それは子犬のミルクでしょ。

盗み飲みしちゃダメだよ!

違うよ。

こうやって飲むんだよ♪

って、お手本を見せてあげたんだよ。

絶対ウソだ!!

すやすや寝る

身体を動かして、お腹もいっぱいになって、子犬たちは寝ちゃいました。

眠る子犬たち

狭いところが好きなんですかね?

くっついてすやすや眠っています。

眠る子犬

どんな夢を見ているのかなあ。

これから離乳食も始まりますし、兄弟姉妹で幼犬運動場で遊ぶようにもなります。

生まれた日が近い他のママ犬の仔もいるので、一緒に遊ぶこともあるかもしれません。

いろいろなことが初めての経験で、どんどん成長していくのでしょうね。

ママ犬への配慮

富士ハーネスは久しぶりの出産ラッシュで、私たちが面会に行った日で、親子が4組、出産待ちの母犬が1頭いました。

ウェルシーは、普段は他犬に優しいのですが、子育て中は神経質になり、他のママ犬に対して吠えたり唸ったりという行動が出ます。

これは、母犬が子犬を守りたいと思う本能的なもので問題行動ではありません。

富士ハーネス入りする前にスタッフさんにはお話をしましたが、2回目の出産ですし、スタッフさんはプロなので、ウェルシーの気質を十分理解していて対策を取っていました。

富士ハーネスでは、ウェルシーの前に出産した家族を同じ棟、ウェルシーと出産前のママ犬を別の棟で飼育していました。

そして、ウェルシーが出産前のママ犬のお部屋に行くのはOKでしたが、出産前のママ犬はウェルシーの部屋には行けないようにしていました。

来られると、ウェルシーが唸っちゃうのでね。

ママ犬たちが安心して子育てができるように、いろいろと配慮しているのだと思いました。

まとめのようなもの

ウェルシーの子犬たちは生後3週間を過ぎ、いろいろな物へ興味が出てきたように思います。

新しいことをどんどん吸収して成長していくのでしょうね。

良く寝ている仔、活発に動く仔、いろいろでしたがその仔の気質の特徴が出てくるのはまだこれからということで、どんな風に育っていくのかとても楽しみです。

スポンサードリンク
PREV
犬のマウンティングは叱らなきゃダメ?飼い主が取るべき対策とは?
NEXT
叱らない子育ては難しい!犬への接し方を子どもに応用してみた

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

  1. ケインママ より:

    ウェルシーちゃん仔犬たち、可愛いですね〜♡
    このよちよちの頃がなんとも言えない可愛さなのよね♪
    私も抱っこしてみたいわぁ〜
    ウェルシーちゃんもいいママしてますね!
    ミルクの飲み方も教えてあげたのかな?^^

    • gd.vol より:

      ケインママさん
      こんなに小さい子犬と触れ合えるのは、繁殖犬飼育ボランティアの特権ですね♪

      ウェルシーは優しいお母さんしていました。
      家ではおてんば娘ですが、母性は偉大ですね。

関連記事

子犬たち

出産後の母犬のケアと母犬の様子

ウェルシーは富士ハーネスにて、2021年12月6日に2回目の出産をしました。 子犬を産んだ日から4

記事を読む

ラブラドールレトリバー母子

盲導犬繁殖犬ウェルシー2回目の出産|可愛い子犬たちが誕生したよ

2回目の出産のため富士ハーネスに里帰りしていたウェルシーですが、無事に出産しましたよ~。 母子と

記事を読む

委託終了式 メイジー

【委託終了式】繁殖犬飼育ボランティアの気持ちとか

2021年12月に生まれたトーマス×ウェルシー子(M-19胎)は、神奈川訓練センターと仙台訓練セン

記事を読む

座る犬
歯ブラシが苦手な犬に綿棒と歯間ブラシを使ってみた

*記事には広告が含まれていることがあります。 ウェルシーはパピーの頃

思いやりの心があれば他人の犬を勝手に触ったり自分の犬を近づけないよね

*記事には広告が含まれていることがあります。 もし街で盲導犬を見かけ

ニュートリエンス「サブゼロカナディアンパシフィック」をわが家なりに評価してみました

*記事には広告が含まれていることがあります。 ウェルシーは、夏の間は

おもちゃが気になる犬
犬を叱る「NO」は「ダメ」の意味ではない!犬を良い方向に導くためのワード

*記事には広告が含まれていることがあります。 私は犬を叱るのが苦手で

困り顔の犬
犬が人の言葉を話せたらいいのにと思った日|トイレに行きたいと言えなくて…

*記事には広告が含まれていることがあります。 読者様は 犬が人の言葉

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑