犬が人の言葉を話せたらいいのにと思った日|トイレに行きたいと言えなくて…
公開日:
:
健康管理
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読者様は
犬が人の言葉を話せたらいいのに。
と思ったことはありますか?
私は常に思っていますが、話すことができたらウェルシーは一日中
あたしのごはんは?
と言っていそうです。
しかし、今回は
ウェルシーが人の言葉を話せたら辛い思いをしなくて済んだのに…。
と思ったので、備忘録として記事にします。
ツーを我慢させちゃいました
夜の9時頃、夫も帰宅していて家族でくつろいでいました。
普段この時間のウェルシーは、夫の膝か自分のマットでくつろいだり寝たりしているのですが、この日は部屋の中をウロウロ…。
夫が呼ぶと夫の隣に伏せるのですが、少しするとまたウロウロしだします。
どうやら玄関の方に行きたい様子でした。
ウェルシーは外でも室内でも排泄できますが、1日のだいたいの排泄時間は決まっていて、夕食時(18時~19時)の次は、22時~23時です。
そして室内での排泄は、なぜか玄関前がお気に入りです。
トイレかなあ?
でも、少し早いよね~。
でもな~。
夜に散歩に行きたがることは無いから、やっぱりトイレかなあ…。
と思っていると
夫が私に
午後のツーはした?
と聞きました。
ウェルシーのツーの回数は、朝1回、午後1回の2回で、たまに朝ツーをして散歩に出たにもかかわらず、散歩中にもう1回することがあります。
午後の散歩でツーはしたけれど、なんだかしたそうな感じだよね。
と夫に言って、玄関にペットシーツを敷いてワンツーコールをしました。
大急ぎでやってきたウェルシーさん。
ペットシーツの周りを2週くらい回ったと思うと、ツースタイルになり、無事…。
泥状の下痢さんでした。
ありゃ~!!
これを我慢していたのね。
ウェルシー、ごめんね~。
辛かったよね。
人間の子どもだったら
トイレ~~!!
って言えるのに、言葉が話せないから部屋の中をウロウロしたり、玄関の方へ行ったりして
トイレ~~!!
って言っていたんだね。
しかし、部屋の中で勝手にしないで我慢して、一生懸命
ツーしたいです~。
って訴えていたのは偉すぎるよね。
早く気付いてあげられなくてごめんね。
ウェルシーはツーをしてすっきりしたのか、夫の膝の上で寝息を立て始めました。
手と足に触ると肉球が冷たかったです。
犬も手足が冷えると身体が冷えてしまうんですね。
冷えからの下痢と思われます。
季節の変わり目に注意
ウェルシーはパピーの頃から、季節の変わり目に急に気温が下がると下痢をすることがありました。
この日の朝は、この秋一番の冷え込みでしたし、木枯らし1号も吹きました。
ついこの前まで、日中は半袖でもいられるような陽気だったのに、一気に冷え込んで
気を付けないとだよね。
と思ってはいたのですが、この日も特に寒そうな様子も無く、元気に散歩に出かけ、ごはんも普通に食べていたので油断しました。
徐々に気温が下がる分には大丈夫ですが「一気に」というときに体調を崩しがちです。
身体がついて行かないですよね。
換毛期も来て、冬服にお着換え中ではありますが、人のようにササっと衣服で調節できませんからね。
そう言えばウェルシーは、一気に気温が上がった頃に夏バテみたいな感じになったことがあります。
こちら→ウェルシーまさかの夏バテ!犬の夏バテの症状とケア・やってはいけないこと
犬も、特に子どもと高齢者は、急激な気温の変化に適応するのが苦手だということを頭に置いて、気を配って行こうと思います。
ママ、トイレ~~!
が言えればね…。
一夜明けた朝、夫が連れて行った散歩でツーをしたそうですが、通常に戻ったとのことでした。
【補足】
ウェルシーは盲導犬候補犬として育ってきたので、家庭犬とはトイレ事情が少し違います。
盲導犬は、犬が勝手に排泄をしてしまうとユーザーさんが排泄物を片付けるのは難しいため、人の指示で排泄をするようにパピーの頃から育てています。
なので、部屋に設置したトイレであっても、犬が勝手に排泄をするのはNGになります。
ウェルシーもそのように育ってきて、現役繁殖犬時代も同じようにしてきたので、今更部屋にトイレを設置しても自由に排泄をしてくれません。
なので、わが家では部屋にトイレは置いておらず、排泄時にペットシーツを敷くスタイルになっています。(年齢が上がるとともに変わるかもしれません)
シーツを敷いただけでは排泄せず
ねえ、ワンツー(排泄のときの指示語)って言って。
と人の顔を見上げてきますからね…。
不便を感じるのはお留守番で、排泄~次の排泄まで、ウェルシーの場合は概ね6時間までしか家を空けられません…。
まとめのようなもの
人の言葉を話せない犬は、体調が悪くても言葉で人に伝えられません。
7年以上もウェルシーと暮らしているのに、ウェルシーの「ツーしたいですサイン」を見落とし、トイレを我慢させてしまいました。
生活のリズムやパターンもルーティン化してきて、小さな変化を見逃しがちになっているかもしれません。
シニアと言われる年齢に入っていますし、小さなサインが病気の前触れということもあるかもしれません。
犬は人の言葉を話せないので、色々な方法で気持ちを伝えてきます。
それを受け取ってあげられるよう、日々の観察は重要です。
基本に忠実に!
自分に言い聞かせます。
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