盲導犬繁殖犬ウェルシー2回目の出産|可愛い子犬たちが誕生したよ
公開日:
:
M-19胎トーマス*ウェルシー仔
2回目の出産のため富士ハーネスに里帰りしていたウェルシーですが、無事に出産しましたよ~。
母子ともに元気で過ごしています。
ウェルシー2回目の出産
子犬たちのおとうさんはトーマス君です。
可愛いでしょ(笑)
ウェルシーより年下彼氏ですが、まさかこんなに小さいはずはありませんよね。
おとなになったトーマス君に会える機会が無かったので、トーマス君の母犬のウパちゃんの繁殖犬ボランティアさんに子犬の頃の写真をいただきました。
上の写真の他にも、トーマス君と兄弟姉妹が幼犬運動場で遊んでいる写真もいただきました。
ウェルシーの出産の記念になります。
ありがとうございました。
ウパちゃんは、現在ウェルシーと一緒に富士ハーネスで子育て中です。
「母」と「祖母」が同時進行中なんですよ。
日本盲導犬協会の公式ブログには、パピーレクチャーのときのトーマス君の可愛い写真も掲載されています。
子犬たちもきっとイケワンに育つに違いない♪
今回の出産は父犬が黒ラブなので、黒ラブの子犬も生まれました。
関連記事→ラブラドールレトリバーの毛色の遺伝 ブラック・チョコ・イエローはどう決まるの?
<2022年12月19日追記>
お相手のトーマス君にお会いすることができました。
ウェルシーとの2ショットです。
出産と子犬の様子
今回の出産は2回目ですが、2回目だから「楽」というわけではなかったようです。
私たちボランティアは出産に立ち会えないので、スタッフさんのお話になりますが、やっぱり長丁場だったそうです。
陣痛が来たらポンポンポンと生まれてくれるといいのですが、1回1回陣痛が来るので、1頭出産して次の仔の陣痛が来るまでの間隔が空いたりすると時間がかかりますね。
出産は個体差もあり、その時によっても違うこともありますが、時間はかかったものの自然分娩で安産ということでした。
妊娠出産は病気ではありませんが、無事に受胎できて、無事に出産できるまで祈るような気持ちになりますね。
ウェルシー、頑張ったね♪
生まれたばかりの子犬は目も耳も閉じているので、何も見えないし音も聞こえていないと思うのですが、嗅覚を頼りに母犬のお乳を探し、触れるものに吸い付いていきます。
ウェルシーの子犬たちも、兄弟姉妹の隙間をかき分けたり、他の兄弟姉妹を乗り越えたりしながら、みんな貪欲にお乳を飲んでいるようで、スタッフさんは
みんなガッツがあるね。
と笑っていました。
ウェルシーも今回は2回目の出産のためか、少し気持ちに余裕があるようです。
初産のときは、なかなか産箱から出てこなかったと聞いていましたが、今回は上手に自分も休んだり、スタッフさんに遊んでもらったり、息抜きも楽しんでいる様子です。
ウェルシーも子犬たちも元気に過ごしているようで、安心しました。
まとめのようなもの
子犬たちは富士ハーネスで約2か月の期間を、母犬とスタッフの皆さんの愛情をもらってすくすく育ちます。
自宅出産のボランティアさんは、昼夜を問わず子犬と母犬のお世話をします。
そして、パピーウォーカーさんのご家庭で子犬時代を過ごし、人の優しさや温かさを知り、人と一緒に生活することの楽しさを学び、訓練センターへ入所します。
その後は、みんなそれぞれの道へ歩んでいくことになります。
ウェルシーの子犬たちがみんな幸せで、そしてたくさんの人を笑顔にしてくれたらいいなと思います。
ウェルシーの安産をご祈願してくださったみなさん、無事に出産し母子ともに元気に過ごしています。
ありがとうございました。
*ウェルシー母子の写真はスタッフさんからいただいたもので、許可を得て掲載しています。
関連記事
-
出産後の母犬のケアと母犬の様子
ウェルシーは富士ハーネスにて、2021年12月6日に2回目の出産をしました。 子犬を産んだ日から4
-
子犬生後3週間|世界がどんどん広がるよ
ウェルシーとトーマス君の子犬たちが生まれて3週間をちょっと過ぎた頃、面会に行ってきました。 子犬た
-
【委託終了式】繁殖犬飼育ボランティアの気持ちとか
2021年12月に生まれたトーマス×ウェルシー子(M-19胎)は、神奈川訓練センターと仙台訓練セン
Comment