2017「夏!体験ボランティア 盲導犬の一生」に参加しました
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盲導犬ボランティア
8月5日、埼玉県の坂戸市にて小学生とその保護者を対象にした、盲導犬の一生や盲導犬のボランティアについて学ぶイベントに参加しました。
お子さん達、夏休みの自由研究にちょうどいいかもです。
神奈川訓練センターの職員さんと、ユーザーの井出さんから視覚障がい者についてのお話と、街で盲導犬を見かけたら
- 触らない
- 声をかけない
- 犬を見つめたり、犬の気をひくようなことはしない
- 食べ物を与えない
など、盲導犬に対してのお願いがありました。
何か困っている様子だったら、盲導犬ではなく人の方に
「お手伝いしましょうか」
などと声をかけて欲しいということでした。
盲導犬はどんな一生を過ごすの?
ユーザーの井出さんは、目の見えない、見えにくい人や盲導犬について多くの人に学んでもらいたいと願い、精力的に地域の小中学校などで講演をされています。
今回の講演は、盲導犬やユーザーのことだけではなく、盲導犬が生まれてから亡くなるまでどのように過ごしていくのか、ボランティアの方たちのお話もありました。
盲導犬ってどうやって盲導犬になるの?
テレビなどで取り上げる機会もあり、パピーウォーカーについては
知っている。
聞いたことがある。
という人が増えてきました。
しかし、その他にもいろいろなボランティアがあります。
盲導犬候補犬たちは以下の順で、それぞれの場所で生活をしていきます。
- 繁殖犬飼育ボランティア
- パピーウォーカー
- 訓練士
- ユーザー
- 引退犬飼育ボランティア
盲導犬は10歳くらいで引退になりますが、引退した後も温かい家庭で楽しく穏やかに生活していきます。
盲導犬の候補犬として生まれてきた犬は、何回かお別れを経験しなくてはなりません。
それは犬にとっては辛いことになりますが、それ以上の溢れる愛情で、たくさんの人たちに愛されて一生を過ごしていきます。
その他に、盲導犬ならなかった犬を家族の一員として迎える
- キャリアチェンジボランティア
ボランティアの方が、お預かりしている犬を事情で一時的に預かってもらいたいときのための
- 一時預かりボランティア(ステイウォーカー)
などがあります。
ピンク文字のボランティアさんから、ボランティアの内容やその楽しみなどのお話がありました。
訓練犬
床が滑って犬が歩きにくそうでしたが、訓練士さんが訓練犬を使って盲導犬のお仕事を説明しました。
訓練士さんが遊びながら犬にいろいろなことを教えていく様子を、参加者の方に見ていただきました。
訓練犬は、尻尾を振って楽しそうにお仕事をこなしていました。
もしかして、親に毎日「勉強しなさい!」と言われる子どもたちよりも、楽しく訓練しているかもしれませんね。
子どもの頃に
社会にはさまざまなハンデを持って生活している人がたくさんいます。
健常者優先の社会の中で、ハンデのある方にどうお手伝いをしたら良いのか?
そして、ハンデがあるとかないとかにかかわらず、お互いに助け合いを大切にできる社会だといいですよね。
そういったことを子どもの頃に、そして親子で学ぶ機会がたくさんあるといいなと思います。
協会のPR活動は、主にPR犬を使って盲導犬のお仕事を紹介したり、目の見えない方、見えにくい方への接し方を伝えたりするものが多い印象ですが、裏方であるボランティアについて知ってもらうのもいいなと思いました。
盲導犬の育成は、ボランティアの力が無くては成り立ちませんから・・・。
来場者の中には
こんなボランティアもあるんだ~。
どれかやってみたいな。
と思った方もいらっしゃったかもしれませんね。
多くの方に盲導犬の育成に関心を持って、応援していただけると嬉しいです。
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Comment
こういう活動は、子供たちにとっても、いい勉強の機会になりますね。(夏休みの課題にもぴったりです^^)
参加したご家庭がボランティアに興味を持ってくれたり、ユーザーさんに声かけしてくれたり、盲導犬を見守ってくれたら嬉しいですね。
一般にはPW以外は知られていないから、様々なボランティアの紹介は新鮮味もあっていいですね。
ケインママさん
私も子どもの頃に学ぶ機会があったら良かったなと思います。
日常の生活の中でなかなか学べないことを、夏休みに学べるというのはいいですね。
PWはお別れのドラマチック(に見える)さゆえ、メディアに取り上げられますが、他のボランティアはまだまだ知られていませんものね。
私も来場していた人たちに
犬を飼いたいと思ったら、すぐにショップなどにいくのではなく、PWを体験すると、犬のしつけ方や接し方もプロの訓練士さんに習えていいですよ。
とか
子犬から育てたいということにこだわらないのであれば、繁殖犬とかキャリアチェンジ犬を迎えるのもお勧めですよ。
と話をしました。
ボランティアのご参加、お疲れ様でした。
盲導犬育成事業について、少しでも多くの方々に知って頂き、ご理解して頂きたいです。
残念ながら、まだまだ盲導犬に対して無知が故に『我慢ばかりさせられて、可哀想』とか『炎天下の中、仕事をさせられている。水も与えられず』など、ネットでは心無いコメントを目にします。
二回ほど協会の募金ボランティアに参加させて頂きましたが、小学生のお子様の方が盲導犬の知識がありますね。授業で教わるそうです。
地道にご理解を頂く活動をする事が大切ですね。
ツムギは来月、ボランティアに参加予定です。
ツムギ母さん
そうですね。
知らないと、イメージだけで「可哀想」と言われてしまいますね。
正しく知っていただくことが大切ですね~。
小学生は盲導犬について学校で習うのですね。
いろいろな先入観の無い子供の頃に、正しい知識を身に着けてもらえるといいですよね。
ツムギ家もまたボランティア活動に参加してくださるのですね。
私もなでなでしに会場に行きたいです(笑)
応援していますね。
多くの方に、少しでも盲導犬を身近に感じていただけるといいですね。