大型犬にできやすい「肘タコ」予防サポーターを女性用靴下で作ってみた
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健康管理
大型犬の飼い主の皆さん、愛犬の肘の部分に「タコ」ができたりしませんか?
肘タコは大型犬に多く、中型犬にもできます。
予防のためには、肘の部分を固い床にできるだけ接地させないことが必要です。
靴下で作る肘タコ予防サポーター
ウェルシー地方の今年(2021年)の夏は、猛暑日は2日しかありませんでしたが、9月も暑く、10月に入っても30℃以上の日が何日もあり、暑い期間が続く状態でした。
ウェルシーの肘は、毎年夏になると毛が少し擦れていましたが、今年はこんな状況になってしまいました。
タコにはなっていませんが、まだらに毛が禿げてきてしまいました。
なので、お裁縫が苦手な私が重い腰を上げ、自分の靴下で「肘タコ予防サポーター」を作ってみました。
靴下を使った肘タコ予防サポーターの作り方
犬の足の長さや太さによって、使える靴下のサイズも違ってくると思いますが、ウェルシーは女性用の足首くらいの長さの靴下がちょうどいい感じでした。
1.つま先を切り落とす。
靴下のつま先側が、犬の足首側になります。
かかと部分が、犬の肘の部分になります。
靴下のつま先を切り落としたところは三つ折りにして縫うので、縫いやすいようにまっすぐに整えてくださいね。
肘の部分を覆えれば良いので、短くなっても大丈夫です。
2.つま先部分をかかとに縫い付ける
つま先の部分を、かかとに合わせてアップリケをつけるように縫い付けていきます。
肌当たりがゴロゴロしないように外側に付けてみました。
肘に当たる部分が二重になることでクッション性が上がります。
厚めに仕上げたい場合は、キルト綿などを入れるといいかもですね。
スポーツソックスなら、パイル地になっているのでクッション性は高いかも?
あ、でもかかと意外の部分も厚いですかね?
愛犬に合わせて工夫していただけたらと思います。
3.足先側を三つ折りにして縫う
足先側も外側に三つ折りにして縫いました。
完成です♪
ウェルシーにはやや緩かったので、足先側はゴムを入れました。
はかせてみたよ
立った状態です。
立っていると肘の部分がポコッと出ますが、伏せるとこんな感じになります。
見やすいように、伸ばしてみたら結構長い(まいっか 笑)
見た目はビミョーですが、肘タコ予防にそこそこ効果はあるのではないでしょうか?
効果があって欲しい。
現在、肘の毛がまだらに禿げたウェルシーは、ワセリンでお手入れをしながら、サポーターで圧を緩和して過ごせば、禿げた部分が治っていくと思います。
頑固な肘タコになると治すのは大変になるので、初期の対処が大切ですよね。
【反省点】
靴下が伸縮性の少ない素材だったので、もう少し伸縮性のある素材の靴下を使えば、もたつきが少なかったかなと思いました。
まとめのようなもの
女性用靴下を使って、ウェルシーの肘タコ予防サポーターを作ってみました。
私はお裁縫が苦手なので、見栄えが悪くて申し訳ありませんが、みなさんはもっと上手に作れるハズです。
失敗しても諦められるように古靴下を使いましたが(試作品ということにしておこう)、愛犬の被毛の色に合わせて靴下を選んであげると可愛いサポーターが作れそうですね。
愛犬の足の長さや太さに合わせて、男性用、女性用、子ども用など、靴下のサイズを選んでくださいね。
素材は伸縮性のあるものの方が、犬の足にフィットしそうです。
【注意点】
犬の口が届くので、噛んだり引っ張ったりするかもしれません。
誤飲事故につながるかもしれないので、夜間や留守番時など、人の目が届かないときは外しておくことにしますね。
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Comment
肘タコ予防サポーター、手作りされたなんて素晴らしい✨
これを付けていたら、肘部分がしっかり保護できそう♪
夏場は床や硬い場所で寝起きするから、どうしても肘の毛も抜けやすくなりますよね。
ウェルシーちゃん、秋冬シーズンで回復するといいね♪
ケインママさん
お見せするのが恥ずかしいようなものですが、靴下のかかと部分がちょうど良い感じだったので作ってみました。
愛犬の肘タコに悩む皆さんには、可愛いサポーターを作ってもらえたらいいなと思います。
ウェルシーも秋冬は厚みのあるマットの上を好むようになると思うので、改善してくると思います。