プレスティージエイジングケアをわが家なりに評価してみました
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健康管理
7月に入りました。
今年は6月から暑い日が続き、6月27日に「九州南部、北部、四国、中国、近畿」の各地方が梅雨明けしたとみられると、気象庁から発表がありました。
関東も間もなくとみられ、平年より大幅に早い梅雨明けで、気温も湿度も急上昇のウェルシー地方です。
気温や湿度の上昇と共に散歩の時間を涼しい時間にシフトしていますが、それでも歩く距離が短くなり、運動不足になりつつあるウェルシーさんです。
今日の体重。
25.8㎏
冬は25.5㎏を切っていたのでやや増量ですが、まあ誤差のうちですね。
25.5㎏~26.5㎏くらいをざっくり目指しています♪
今回はダイエットではなく、夏太り防止が目的です。
中程度のたんぱく質で、脂質とカロリー控えめのフードを探しました。
プレスティージエイジングケア
今回購入したのは「プレスティージエイジングケア」です。
ラインナップの中ではシニア用のフードになります。
「ADULT7+」と書いてありますね。
ウェルシーも4月で8歳になっているので、シニア用で問題ありませんが、犬も人と同じように、若いときは皆同じように若いのですが、シニアになるとかなり個体差があります。
また、ドッグフードはシニア用という明確な基準が無く、メーカーによってカロリーや栄養バランスは様々です。
なので「成犬用」か「シニア用」ではなく、中身(表示)を見て、ウェルシーに合いそうなフードを探してみました。
プレスティージはフランスの老舗SOPRAL社のヒューマングレードのドッグフードです。
公式サイト(日本)→プレスティージ
フランスのHPはこちら→https://www.pro-nutrition.fr/
本国フランスのHPによると、創業が1965年と歴史があり、自社工場を持っています。
フランス国内で1,000以上の販売拠点があって50か国以上で販売しています。
実績があるのは安心材料ですね。
また、ISO22000の認証を取得しています。
ISO22000というのは、食品安全に関する国際規格なので信頼度が高いですね。
マニアックな視点ですが、「フィッシュ・オートリゼート(酵素分解海洋ペプチド)」という、魚由来のたんぱく質を酵素で分解した成分を使っている点が、魚が好きなウェルシーの嗜好に合っているかなと思いました。
裏面には日本語のシールが貼ってあり、特徴や原材料などが記載されています。
(商品の特徴や原材料などはHPに詳しく記載があります)
開けてみました。
袋はアルミ製ですが、何と!
ファスナーがありません!!
購入したのは15㎏なのでファスナー付きの袋に5㎏ずつ分けて保管することにしました。
大きさはこんな感じです。
15㎜くらいでしょうか?
中粒と書いてありますが、大きいですね。
小型犬にはちょっと大きすぎるかもしれません。
「小粒」も販売しています。
中身はどうなの?
プレスティージエイジングケアの中身を見ていきます。
【原材料】
デハイドレイテッドプロテイン(ポーク、チキン、ターキー)、フレンチイエローレッドコーン、小麦、亜麻仁、豚脂肪、そら豆繊維、リンゴ繊維、動物性タンパク加水分解物、エンドウ豆、ビール酵母、ビートパルプ、ベントナイト、炭酸カルシウム、フィッシュオートリゼート(酵素分解海洋ペプチド)、魚油、フラクトオリゴ糖、ビタミン 類(A、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、ビオチン、塩化コリン、パントテン酸カルシウム、ビタミンC誘導体、D3、E、葉酸、メナジオン重亜硫酸ナトリウム複合体)、ミネラル類(硫酸亜鉛、キレート亜鉛、酸化マンガン、セレン酵母、硫酸銅、キレート銅、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、タウリン、マリンペプチド(Ⅱ型加水分解コラーゲン)、酵母抽出物(サッカロマイセス・セレビシエ、サイバーリンドネラ・ジャディニー)、乳酸菌(エンテロコッカス・フェシウム)、ローズマリー抽出物、酸化防止剤(ミックストコフェロール、クエン酸)
トップに記載がある「デハイドレイテッドプロテイン」とは何ぞや?
ですよね。
これ、嫌いな人も多い「ミール」です。
ミールというと、病気で死んだ動物の肉も入っていると言われることもあり、不安な人も多いかもしれませんね。
プレスティージのHPを見ると、デハイドレイテッドプロテインの説明として
生肉原料から脂肪を圧搾分離し、乾燥脱水した乾燥肉の事です。ヘルシーで良質なタンパク源、さらにサステナブルで環境負担に配慮した食材として使用されています。
プロニュートリションでは、フランス産生肉食材(人間用の食材をカットした時の枝肉や内臓が中心)を収穫後24時間以内の新鮮な状態で調理し高品質なデハイドレイテッドアニマルプロテインを作っています。アミノ酸をたっぷり含んだ高タンパク低脂質、美味しさのつまった食材です。(プレスティージ公式HPより引用)
(赤文字は管理人が装飾)
枝肉や内臓を使っていますが、人間用の食材を収穫後24時間以内に調理って、安心感高くないですか?
下の写真は、ウェルシーのおやつとしてたまに与えている鹿肉ジャーキーです。
残り少量ですね(笑)
鹿肉以外は使っていない商品です。
これをめっちゃ細かくしたものがミールです。
安心して犬に与えられますよね?
内臓肉も、むしろ犬にとっては良い食材ではないかと思います。
ドッグフードの原材料に「○○生肉」と書いてあると新鮮で安心というイメージがありますが、生肉というのは半分(もっとかな?)は水分なので、ドッグフードに加工するとほんのわずかになってしまいます。
「○○生肉」とトップに書いてあっても実際は、豆由来のたんぱく質が多いフードもあるので(それが合う仔もいます)そこは注意しないとですね。
プレスティージは、フレンチイエローレッドコーン、小麦、を使っており、グレインフリーフードではありません。
穀物はα化しているので、消化吸収が悪いということはありません。
アレルギーが無ければ犬の食材として問題ありませんが、グレインフリーフードが良いという飼い主さんには残念ながら選択肢に入らないかもですね。
そっと閉じてください(笑)
【成分】
- 粗タンパク質:27%以上、粗脂質:10%以上、粗繊維質:4.5%以下、水分:9%以下、粗灰分:6%以下、カルシウム:1.1%、リン:0.55%、ナトリウム:0.14%、カリウム:0.44%、マグネシウム:0.13%、オメガ6:1.7%、オメガ3:1.1%
カロリー 346kcal/100g
ウェルシーは中たんぱく質(25%~28%)くらいのフードが合っているようなので、たんぱく質はちょうどいい感じです。
脂質は今までが12%~13%だったのでやや低めです。
ここでカロリーを抑えていると思われます。
被毛がパサついたりしないか、様子を見ていきます。
粒がちょっと大きめなのに、ほとんど丸呑みしてしまうのが心配ですが(笑)今のところお腹を壊してはいないので、大丈夫でしょう…。
プレスティージは公式HPのほかにネットでも購入できます。
まとめのようなもの
夏太りしやすいウェルシーのために、中程度のたんぱく質量で、低脂肪、低カロリーのフード「プレスティージエイジングケア」を購入してみました。
たんぱく質はしっかり摂りつつ、脂質やカロリーを抑え、暑い夏を乗り切っていきたいです。
ウェルシーはシニアですが、成犬のダイエット用にもいいかもしれませんね。
プレスティージはたんぱく源が単一ではないのと、原材料のお肉はいわゆる「ミール」です。
原材料の中にアレルギーがあったり、ミールや穀物に抵抗がある飼主さんには向かないフードになります。
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