犬はなぜ高いところが好きなの?犬を高いところに乗せるのは問題か?
ウェルシーだよ♪
よい仔のみんな、高いところに乗るのは好き?
あたしは好きだよ。
家庭でルールを作り犬の居心地の良さを叶えてあげよう
こういうところがあると、行きたくなって
行こうよ、パパ~!
って言うし
こんなところがあると歩いてみたくなるよ。
なんか
文句でもある?(まぶしいだけ)
うちのママはね
やたらと高いところに登りたがるのは、今まで来た仔でウェルシーだけだわ。
猫じゃあるまいし、犬のくせに高いところが好きって変だよ。
なんとかは、高いところが好きだよね。
って言うの。
なんとかって何?
犬が高いところを好む理由
おうちの中でも、椅子やソファーに飛び乗ったり、高いところが好きなわんこっているみたいだね。
犬が高いところが好きな理由を調べてみたよ。
居心地がいい
おうちの中の高いところっていえば、ソファやベッドがあるよね。
乗りたい仔、いっぱいいいるよね?
だって、フカフカして気持ちいいもんね~。
単純に、居心地が良くて好きな場所だから行きたいんだよね~。
わんこの習性
昔むかし、わんこがまだ野生だった頃、高い場所から周りを見渡して、外敵がいないか獲物はいないかを探していたんだって。
この習性から、今でも本能的に高いところが好きっていう仔は多いんだって。
飼い主さんより優位に立ちたい
調べたところによると、こんなことも書いてあったよ。
犬は縦社会なので、高いところに登ることによって、飼い主さんより優位に立とうとします。
犬は相手より優位に立ちたい、相手を支配したいという性質を持っています。
犬が飼い主さんより上だと思ってしまい、飼い主さんの言うことを聞かなくなるので、高いところに上げるのはやめさせるべきです。
だって。
盲導犬候補犬は
あたしたちは生まれたときから「盲導犬候補犬」という扱いだよ。
全ての仔が将来盲導犬になるわけじゃないけど、生まれてきた全ての候補犬パピーに対して
- 人の布団で一緒に寝ない。
- 椅子やソファーやベッドの上に乗せない。
- 車の座席に乗せない。
- 人の食べ物を与えない。
など、しつけ上のお約束があるよ。
これは、犬がユーザーさんより優位に立つのを防ぐことが目的ではないよ。
公共の場所に出入りする盲導犬が、電車やタクシーに乗って座席に座ったり、ユーザーさんと旅行に行ったときに人のベッドで一緒に寝たがったりしたら、一般の人はどう感じる?
って、そういうことだよ。
あたしは盲導犬にはならなかったけど、こういうことは小さいときから学んでいるので、椅子に飛び乗ったり、テーブルに手をかけたりしないよ。
写真は、ラフ君と一緒にカフェに行ったときのものだよ。
人の食べ物に興味もないし、足元でのんびりしているよ。
人のベッドの上にも乗らないよ。
自分のおざぶやマットがあるからね。
家庭犬は
おうちでルールを決めて、それを守るように教えていけばいいんじゃない?
犬を高いところに乗せるのがいけないのではなくて、おうちで決めたルールを守るように教えられないとしたら、それがいけないことなんじゃないの?
おまけ
あたしは高いところが好きだよ。
公園ではこんな遊びもするよ。
ひょいっ!
どや!
すごいだろ~!!
あたしが高いところに乗るのが好きなのは、お転婆なだけだよ~♪
でも、乗っていいところと、いけないところはわきまえているよ。
まとめのようなもの
犬が高いところが好きな理由は「居心地の良さ」と「習性」によるものだよ。
高いところに乗ること自体で、犬はわがままになったりしないよ。
でも、気をつけなくてはいけないこともあるよ。
ダックスフンドなどの足腰に負担がかかりやすい犬種や足腰が弱っている仔は、高い場所へ乗ったり下りたりする際に、関節へ大きな負担がかかるよ。
そのため高い場所へは乗せないようにしつけをするか、スロープを付けてジャンプしなくても済むような工夫をしてあげてね。
家庭のルールとして乗ってはいけない場所については、どんなに犬のお気に入りの場所だとしても、乗せないようにしつけをすることが大切になるよ。
あたしたちわんこにとって、ほとんどの時間を過ごすのがおうちだよね。
ルールを守ることを教えてあげるとともに、家の中で犬が安心して居心地よく過ごせる、そんな居場所を作ってあげてね。
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Comment
作ったルールの教えてあげる方法が大事ですよね…
いわゆる「しつけ」的な、上から目線でルールを叩き込む、ではなく、一緒に遊びながら、出来たら「Good~♪」と褒めてわかってもらう…
簡単ではないでしょうが、でもこれが一番自分がいいなぁ、と思う方法ですかね…
ワンコが萎縮しないようにしてあげる、これは人間側の最低限、かと思います♪
なんか、お題と違うような…?(笑)
サナ父ちゃんさん
わんこには、やっていいことといけないことを、教えてあげる必要がありますよね。
野生の犬ではなく、人と一緒に人の社会の中で暮らすのですものね。
そして「あかんやろ~」を教えるのは難しく、その仔に合った方法を模索しながら根気よく教えていかないとなんですよね。
私もウェルシーの拾い食いに苦戦していますが、頑張っていきますね。
犬は人に生存権を握られていますからね。
それだけだってフェアじゃないので、委縮しないようにしてあげるのは人が守らなければいけないことですね。
少しでもできたことを褒めていこうと思います。
盲導犬パピーに教える基本のルールって、繁殖犬になった今もとっても役立っています。
食事の時もおとなしく足元で落ち着いていられるし、人の食べ物を欲しがることもないから、家でも外でも落ち着いて食事できるし。
ワンコの健康維持にもいいですよね。
私はケインが初めて一緒に暮らしたワンコですが、協会で犬との付き合い方やしつけの基本を学べて、本当によかったと思っています。
ケインママさん
私もパピーウォーカーとしてしか犬を育てたことがありませんが、犬との付き合い方や、基本のしつけは学べて良かったと思います。
家での生活のマナー、散歩のルールなどが身に着くと、家で困ることも無く、安心してどこにでも連れて行けますものね。
ウェルシーは、もうちょっと学ぶ必要がありますが・・・。
おやつをあげていなかったり、歩いていいのは床だけルールになっているのを、家庭犬の飼い主さんから「可哀想」といわれることはありますけどね。
家庭犬ならば、他人に迷惑をかけないという中で、飼い主さんの考え方で「おうちルール」をつくればいいと思います。
高い所に、飛び乗るのが好きな子が多いですね。
でも高い所から飛び降りると、
足を痛める事があるので注意が必要です。
以前獣医さんから、犬はバレリーナーのように
歩く動物であることを聞き、驚きました。
爪がある部分だけ分かれていて、その爪を地面につけて、
つま先で歩いているとのこと、上手に歩けるのは、
肉球のあるお陰のようです。
犬は賢いので、これは危ないとわかると自分で飛び降りないでしょうが、
人間も気を付けてあげたいですね。
ミコさん
高いところに飛び乗るのが好きな仔、やっぱり多いんですね。
犬はバレリーナのように歩いているんですね。
初めて知りました。
犬は賢いので危ないと思えば、飛び乗ったり飛び降りたりしないでしょうが、怖いのはテンションが上がっているときと、ディスクやアジリティなどのトレーニング(協会っ子は無縁でしょうが)のときかもですね。
興奮していると、勢いで何でもしてしまいがちですし、トレーニングは褒められる喜びから無理をしてしまうかもしれません。
地面や床が硬かったり滑る場合も危険ですね。
私も気をつけてあげようと思います。