犬を叱る、カメラを向ける、見つめる、飼い主に犬が目をそらすのはなぜ？理由を考えてみました

犬が目をそらすのは、嫌だから、嫌いだからということもありますが、それだけではない意味もあります。

飼い主さんから目をそらすのも、飼い主さんが嫌いだからという訳ではなさそうです。

調べてみました。

犬が目をそらす理由

ズバリ！嫌だから

お手入れなど、苦手なことをされるとき、嫌だなあという気持ちや緊張を落ち着かせようとします。

私も注射（苦手です）をされるとき、なんとなく目をそらします（笑）

今は気分じゃないのに、飼い主さんにしつこくかまわれても目をそらします。

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目をそらしたり、鼻を舐めたりしますが、犬の「やめて」のサインに気付かず日常的に犬にしつこくすると完全に嫌われます。

場合によっては、唸る、噛むなど強い表現で「やめろよ！」と言ってきます。

カメラを向けると目をそらすのも嫌だからで、大きな目で睨まれているような気分になるのだと考えられます。

おもちゃを鳴らしたり、おやつで釣るとカメラの方（正確にはおもちゃやおやつ？）を見てくれるようになります。

叱ったとき

叱ったときに目をそらすのは、やっぱり「嫌だから」です。

叱り方を間違えると、犬は遊んでもらっていると勘違いするので、目をそらすということは「叱られている」ことは分かっているということにはなります。

ですが、訓練士さんが言うには、犬は「反省」はしない生き物です。

「NO」など、叱る言葉は「それは違うよね」という意味合いで使い、叱りっぱなしにせず、正解に導いてあげて褒めて終わるようにしましょう。

とご指導いただいています。

落ち着こうとしている

大好きな人に会った！

飼い主さんが帰ってきた！

飼い主さんが、ごはんやおもちゃを持って来てくれた！

そんなときに、わ～い！とテンションが上がるのを抑えるために目をそらすということもあります。

敵意が無いことを伝える

犬はアイコンタクトができ、人と目を合わせることでコミュニケーションを取ることができますが、一般に動物の場合は「相手と目を合わせる」のは「敵意」になります。

なので、無用の争いを避けるため目が合うと、さらっと視線をそらせます。

服従の意味

犬同士が出会った場合、弱い犬の方が目をそらすそうで、そのことから服従の意味があるということです。

お散歩中などで、犬同士が目を合わせ、バチバチっと臨戦状態になった場合は

ケンカしたら自分、負けそう！

と思う側が、目をそらせるかもしれませんね。

そのことから、犬が飼い主さんと目が合って、目をそらすのは服従している証ということです。

うちの場合は、目が合ってウェルシーがスッと目をそらすときは

ママに用はありません。

ここでのんびりしているの～。

と、そんな感じです。

同じ部屋に一緒に居るけど、それぞれ好きなようにしているときなどがそうですね。

人を信頼していて、安心して暮らしていられると思っているので、スッと目をそらしまたくつろぐのだろうと思っています。

平穏な暮らしが一番（笑）

一方で

犬同士がすれ違うとき、どちらからともなく目をそらせることもありますね。

見知らぬ人同士もそうですよね？

また、子犬がハイテンションで絡んできたときに、おとなの犬が顔をそむけたりお腹を出すこともあります。

こんなときは、お互いに敵意が無いことを伝えたり、子犬を怖がらせないようにしたり落ち着いてねと伝えているのでしょうね。

笑顔は犬にも通じる

人同士だと、目が合ったときに笑顔を返すことがありますよね。

アメリカなどでは知らない人同士でも「ハ～イ♪」と言ってニコッとしたりします。

相手に敵意が無いことを示したり、友好的な気持ちを示している、人同士のコミュニケーションですね。

面白いことに「笑顔」は犬にも通じます。

ウェルシーと偶然目が合ったときに「ニコ」っと笑顔を向けると、もちろんウェルシーは笑顔を返してはくれず目をそらせますが、まったりしたり穏やかな表情だったりして、悪い気はしていないみたいです。

ママはあたしに好意的♪

あたしのことが大好き♪

幸福感を感じているのではないでしょうか？（親ばか）

人の笑顔は「好意の気持ち」というのを理解しているのですね。

わんこ、すごすぎ！

恐れ入ります！！

まとめのようなもの

犬が目をそらせる様々な場面の犬の気持ちを考えてみました。

犬が目をそらすのは「嫌です」という場面もありますが、それだけではないことが分かります。

また、飼い主さんを嫌いだからということでもないのですね。

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