犬のリードは何がおすすめ?日常使いのリードの選び方

公開日: : 雑感

わんことのお散歩に欠かせないリードですが、あなたはどんなリードを使っていますか?

いろいろな種類のリードが売られていて、選ぶのに迷いますね。

犬用リード

左から、ナイロンリード150㎝、布リード120㎝、革リード150㎝です。

愛犬と飼主に最適なリードを選ぼう

お散歩は、愛犬とのコミュニケーションの時間でもあるので、使いやすいリードやシーンに合わせたリードを選びたいですね。

リードの種類

リードには種類や素材、長さも様々なものがあります。

1.スタンダードリード

一般的なリードで、片側が「輪」になっていて、反対側にカラーやハーネスに繋ぐための金具がついています。

素材は、布、ナイロン、革などで、長さは120㎝と150㎝が一般的です。

2.トレーニングリード

長さが2~5mくらいまでをミドルリード、それ以上の長さの物をロングリードと言っています。

日常のお散歩用ではなく、広い場所で「マテ、オイデ」や指符などのトレーニングに使ったり、レトリーブや広い場所で愛犬をコントロールしながら遊ぶときなどに使います。

ボール遊びをする犬

また、お散歩に慣れていない犬のお散歩トレーニングに使うような、1m以下のショートリードもあります。

3.フレキシブルリード

伸縮リードのことで、長さの調節ができます。

スイッチ一つで自動的に巻き取ることができ、かさばらないのが特徴です。

個人的には街中のお散歩には適さず、広い場所でのお散歩に向いていると思っています。

関連記事→フレキシブルリードは便利だが危険も理解して

4.マルチファンクションリード

様々な機能を持つリードで、長さを調節したり、たすき掛けにして両手を開けることもできます。

スタンダードリードの選び方

いろいろな種類のリードがありますが、この記事では日常のお散歩に使うスタンダードリードについて見ていきます。

1.長さ

一般に120㎝と150㎝のものが主流です。

個人的には好みの問題で、どちらを使っても良いと思います。

私自身は150㎝が好みです。

理由は、大は小を兼ねるというか、街中の散歩など短く使いたければ持ち手と反対の手でカラーから近い位置を持てばいいですし、散歩コースの中にある公園や土手などでは、やや長めに使ってゆったり歩きたいからです。

散歩する子犬

いやいや、長いと持て余すでしょ。

という人は120㎝が使いやすいと思います。

2.太さ

リードには様々な太さのものがありますが、それぞれのリードには適正体重が記載されているので、愛犬の体重に合わせて選ぶと良いですね。

持ち手が布やナイロンでできているものは、あまり細いと犬が引っ張った時などに飼い主の手に食い込むことがあります。

形状も丸リードと平リードがあるので、握りやすい方を選ぶと良いと思います。

ちなみに夫は平リードは持ちにくいそうです(私はどちらでも大丈夫です)。

3.素材

【布】

布リードは、いろいろな色やデザインがあるのでファッション性があります。

カラーとお揃いにしたりして楽しめますね。

リードとカラー

布製、平リード(手作りプレゼント品)です。

持ち手が手に馴染みやすいのが嬉しいです。

洗濯しやすいのも魅力です。

【ナイロン】

丈夫なので、大型犬や力の強い犬種はもちろん、頻繁に動き回る小型犬など犬種を選ばず使用できます。

汚れても手入れがしやすく、劣化しにくい素材なので、長く使用できます。

 革製や金属製などに比べて軽くて扱いやすく、初心者にも使いやすいです。

散歩する子犬

ナイロン製、丸リードです。

平リードも販売されています。

ナイロン製は静電気が発生しやすいので、乾燥する季節には注意が必要です。

犬が急に引っ張ったりすると、摩擦熱で手が酷い目に遭うことがあります。

【革】

革製のリードはしっとりと手に馴染むのが魅力です。

使い始めは固いのですが、使うほどにクタっとしてきて使いやすくなります。

革自体に若干の伸縮性があるので、細やかなリードワークが叶います。

見上げる犬

革リードは雨に弱いのと、愛犬がリードを噛む癖があるとすぐにボロボロにされてしまいます。

適切にお手入れをすれば長く使用できますが、劣化するとパツンと切れることがあるのでこまめなチェックも必要です。

【金属製】

丈夫。

齧られても、力が強い大型犬でも大丈夫。

その分重いのと、錆びる心配があります。

わが家のリード選び

初めてのパピーウォーキングのとき、私たちはナイロン製のリードを選びました。

同胎のパピーウォーカーさんたちは、布製の人とナイロン製の人がいましたが、使い勝手はどちらも大きく変わらないので、どちらでも大丈夫です。

パピーの体重が18㎏を超えると、最初のリードが安全上使えなくなったので、リードを買い換える必要が出てきました。

夫が平リードは持ちにくいというので、再びナイロン製の丸リードにしましたが、犬の体重に合うものは太いものしか見つけられず、私は太さを持て余して使いにくかったです。

パピーレクチャー

1頭目パピーのイズモが入所した後、ステイ仔をお預かりしました。

訓練センターから貸与していただいたのは革リードでした。

使い込んでクタクタになった革リードの使いやすかったこと!

ステイ仔さんはお利口さんだったので、散歩で困ることは有りませんでしたが、細かいリードワークが叶い

こんなに使いやすいリードがこの世にあるんだ!(大袈裟な 笑)

と思いました。

犬がご機嫌に歩き、必要に応じて飼い主の指示を聞けるためには、しつけだけではなく飼い主のリードの使い方も重要です。

私たちは2頭目のツムギ以降、体重が15~18㎏くらいまではナイロン製の丸リード、それ以降は革リードを使っています。

革リードはリード自体が重いので、犬が小さいうちは犬に負担がかかりそうなので、このようにしています。

現在4歳のウェルシーも、メインは150㎝の革リードです。

120㎝の布リードもあるので、小雨時の散歩や繁華街に行くときなどに使っています。

太いナイロン製丸リードは二軍としてとってありますが、ほとんど出番はありません。

<2021年9月22日追記>

先日、ラブラドール、オス、2歳の飼い主さんに会いました。

ラブラドール君は、パラコードのリードを使っていました。

パラコードは軽くて丈夫ですし、リードは数本のコードを編んで作られているので伸縮性があります。

力の強いラブ君が引っ張って止めるとき、伸縮性があると犬の身体に強い衝撃がかかりにくく止めやすいと言っていました。

犬が引っ張るときは、リードを固定して止めるようにしますが、犬への衝撃が強くかからないようじんわりテンションをかけて止めるのがコツ(言葉で説明するのは難しい)になります。

丈夫で軽く、やや伸縮性があるパラコードリードは使いやすそうですね。

機会があったら、パラコード製のリードを使ってみたいです。

まとめのようなもの

日常の犬のお散歩に使うリードについて考えてみました。

それぞれにメリットやデメリットがあるので、飼い主さんのライフスタイルや愛犬の大きさ、体重などによって選ぶといいと思います。

持ち手が握りやすく、滑りにくく、食い込みにくい。

というのもポイントになりますね。

愛犬が、活発なのかおとなしいのか、引っ張り癖やリードを噛む癖があるのか、なども考えておくと良いかもしれません。

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