犬を痩せさせたければ〇〇の多いフードを、太らせたければ〇〇の多いフードを与えるといいらしい
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健康管理
わんこの飼い主だったら、みんな愛犬に元気で長生きして欲しいですよね?
先日、1年ぶりに健康診断(血液検査・尿検査)をしました。
来月(2025年4月)は8歳になるので、半年に1回の健康診断が推奨なのですが、1年経ってしまいました。
結果は問題無しでした。
体重は、26㎏くらいをキープするように獣医さんには言われているのですが、25.5㎏前後で落ち着いています。
少し細身ですが筋肉がしっかりついているので、心配しなくていいということでした。
痩せたければたんぱく質の多いフードを
避妊手術をする(2023年9月手術済み)と太ると聞きますが、今のところむしろこれ以上痩せないように気を付けています。
特に寒い時期は運動量が多くなることと、筋肉を維持するためにたんぱく質多めのフードを与えているのが、ウェルシーが細身な理由だと思っていて、獣医さんの見解も同じでした。
多分彼女の場合、寒い時期の方が絶好調なのでしょうね。
尻尾フリフリ歩く歩く…。
毎日2回は散歩に出ますが、寒い時期の1回の散歩の距離は平均して3~4㎞です。
時間にすると1時間~2時間で、その時の歩く速度によります。
また、ウェルシー地方は冬の晴天率が高く、ほとんど毎日ロング散歩になります。
その他に、公園やドッグランでボール遊びをして全力ダッシュもするので、消費カロリーが多い生活になります。
年齢と共に筋肉が落ちていくと聞くので、フードはややたんぱく質多めのものにしています。
現在は「ネルソンズドッグフード」(記事はこちら)にしていますが、たんぱく質は28%で、やや多めです。
たんぱく質が多めのごはんを食べて、運動量も十分ということは、極端に言うと、毎日プロテインを食べて筋トレしているようなものなので、筋肉は付きつつも引き締まっていきます。(産後のお腹タルタルは変わりませんが笑)
ただ、高たんぱく質フードは腎臓に負担をかけることもあるので、注意が必要です。
今回は健康診断で問題はありませんでしたが、健康診断の結果や、被毛やツーの状態を見ながら、フードの種類や給与量を考えていこうと思っています。
太りたければ糖質の多いフードを
逆に、いくら食べても太らない仔の場合、まず消化器に問題が無いか調べてもらった方がいいですよね。
どんなに良いご飯を食べていても、栄養を吸収できなければ太れません。
内臓に問題が無ければ、高カロリーのフードを選んでいくことになりますが、糖質多めのフードを選ぶと体重が増えやすいそうです。
糖質制限ダイエットが流行りましたが、糖質って皮下脂肪になりやすいのでしょうね。
そして、適度な運動で筋肉をつけていくことも大切ですね。
ドッグフードには糖質の記載が無いので、100から記載されている成分を引くとおおよその糖質量を知ることができます。
100 – タンパク質 – 脂質 – 粗繊維 – 灰分 – 水分 = おおよその糖質量(%)
となります。
糖質の摂りすぎも健康に悪影響を与えることがあるので、これも注意が必要です。
自己判断は慎重に
以上の話は、ざっくり健診に行ったときの獣医さんの説明をまとめたものですが、注意点として
- フードは総合栄養食の中から選ぶ。
- 健康な犬でも飼い主さん自身で行う体重の増減は1割くらいを目途にして、それ以上増やしたい(減らしたい)場合は獣医さんと相談する。
ということでした。
そして、どの仔にも適度な運動は大切ですし、定期的な健康診断を行うことで愛犬の健康状態を知ることができますね。
まとめのようなもの
犬の健康を考える上で、毎日のごはんはとても大切ですね。
フードには100gあたりのカロリーが書いてあるので、それも参考にして選んでいきますが
- 痩せたい場合はたんぱく質多め
- 太りたい場合は糖質多め
のフードを選ぶというのも、ざっくり頭の片隅に置いておくといいかもしれませんね。
犬は1頭1頭体質も運動量も違いますし、合わない食材があったり、基礎疾患の有無など個体差もあるので、心配な点は獣医さんに相談することが大切です。
ウェルシーはシニアの域に入っているので、油断すると筋肉が落ちると思うのです。
特に、暑い時期の筋肉量維持が課題かと思っています。
暑いと運動量が減るんですよね。
エアコンの効いたお部屋から出たくないそうです。
できるだけ早朝と夜間の散歩にしていくつもりですが、近年の酷暑は夜でも辛いですね。
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