犬のフリーズドライフードはメリットだらけ?危険性も理解して与えよう

公開日: : 健康管理

フリーズドライの技術を使ったドッグフードやおやつが人気があるそうですね。

日本盲導犬協会のボランティアさんは、フードは協会から指定されているかと思いますが、将来的に自分の犬を迎えたら使ってみたいと思っている人もいるかもしれませんね。

フリーズドライフードのメリットとデメリット、そして注意したいことを調べてみました。

フードを食べる母犬

フリーズドライ製法とは

フリーズドライ製法というのは、日本語では「真空凍結製法」で、一度凍らせた食品を真空状態にして、水分を一気に飛ばして乾燥させる製法です。

フリーズドライフードのメリット

1.栄養素や組織が壊れにくい

通常、ドッグフードの製造過程には「加熱」の工程があるので、どうしても栄養素を壊してしまいます。

フリーズドライは熱を加えずに作るので、栄養素が壊れにくくなっています。

また、食品に含まれる水分を氷の状態から気化させるため、ほとんど伸縮せず食品の組織が壊れにくいのです。

2.復元性に優れている

カラカラに乾いているフリーズドライフードですが、所定の量の水やぬるま湯を加えて数分置くだけで、生食や手作り食のような食感になります。

食材の水分を氷の状態から気化しているため、水やぬるま湯を注ぐことで食材の隙間に水分が入り復元するためです。

3.添加物を使用せず長期保存が可能

フリーズドライだと水分量が極端に少ないので微生物の影響を受けにくく、保存料などの添加物を加えなくても常温で長期保存が可能です。

4.携帯に便利

軽量でかさばらないため、旅行などのときも持ち運びやすいです。

フリーズドライフードのデメリット

フリーズドライフードのデメリットは、高価ということです。

日本の食の安全性を守るため、狂牛病や口蹄疫、鳥インフルエンザの発症国や発症地域からの輸入は、加熱温度の規制が非常に高いハードルで設定されています。

アメリカやヨーロッパではフリーズドライフードが多く使われており、工場もたくさんありますが、日本のメーカーがそれらの国からフリーズドライフードを輸入するのは規制の点で難しいのです。

NZなど、日本の基準をクリアしている国からの輸入になります。

輸入できる国が限られていますし、輸入コストがかかります。

伏せてくつろぐ犬

また、国産のフリーズドライフードは、おやつはあっても総合栄養食としてのフードがとても少ないです。

フリーズドライの設備は日本ではペットフード専用工場にはなく、(人の)食品加工工場に製造委託している場合がほとんどです。

ペットフードの製造元でパッケージ封入ができない分、運賃コストなどがかかってしまいます。

ただ、栄養価が高いので給餌量は普通のドッグフードより少なくて済み、実際のg単価以上に経済的ではあるということです。

フリーズドライフードの危険性

近年、フリーズドライフードを食べた犬に思わぬ事故が起こり、病院に運ばれる事例が増えているのだそうです。

フリーズドライフードを与えるときに注意しなければいけないことは

必ず水やぬるま湯を加えてから与える!

です。

フリーズドライフードで起こる事故とは、乾いた状態のフードを食べてしまった犬が腸閉塞を起こしてしまうというものです。

水分を吸収させて、戻した状態で食べるようにデザインされているフリーズドライフードをそのまま食べると、犬の消化器官内で水分を吸収して膨張し、腸で詰まり閉塞を起こす恐れがあります。

フリーズドライのおやつも、一度にたくさん食べると腸閉塞が起こる可能性があります。

フリーズドライフードは水分を吸収させてから与えるものですが、そのままでも食べることはできます。

事故の多くは、飼い主さんが見ていないところで、犬が盗み食いをしたときに起こっているということです。

飼い主さんはこういった事故が起こる可能性を頭に入れておき、犬が届かないところにフードやおやつを保管しておくといいですね。

まとめのようなもの

高価なことがデメリットと言える犬のフリーズドライフードですが

  • 栄養価が高く保存料も使っていないので安心。
  • 生食や手作りフードのような食感。
  • ドライフードのようなお手軽さ。
  • かさばらず持ち運びがしやすく、長期保存もできる。

といったメリットがあります。

危険性として

ドライのまま食べるとお腹の中で膨れ、腸閉塞を起こす可能性もある。

ということを知っておき、フードやおやつは犬が届かない場所に保管するといいと思います。

(写真は2枚ともウェルシーです)

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