犬のいびきがうるさすぎて眠れない!病気の心配は?
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健康管理
寝ているわんこって可愛いですよね。
寝言(寝吠え?)を言ったり、夢を見ているのか手足を動かして走っているような動きをしたり、尻尾をパタパタ振ったり、気持ち良さそうにいびきをかいていたり、見ていて飽きません。
可愛いわんこのいびきですが、人が眠れないほど大いびきでは、ちょっと生活に支障がありますし
病気なのでは?
と心配になりますね。
犬のいびきについて調べてみました。
犬がいびきをかく原因
犬がいびきをかく原因は、気道に何らかの障害があって音(いびき)が出ます。
ウェルシーは伏せて顎をつけた状態で寝て、自分の手やマットの一部がのどに入った状態でいびきをかくことが多いです。
こういったいびきは心配はありません。
そのうち自分で体勢を変えていびきも無くなりますし、苦しそうだったら体勢を変えて気道を確保してあげれば解消します。
その他のいびきの主な原因を見ていきますね。
1.太り過ぎ
太っているということは、脂肪がたくさんついているということです。
空気の通り道である気道にも脂肪がついて、呼吸がしづらい状態になっています。
空気が狭い気道を通り抜ける際に、周囲の粘膜を振動させ、いびきが起こります。
病気というわけではありませんが、呼吸がし辛い状態が続くのは良い状態ではないので、ダイエットをします。
急激なダイエットは危険な場合もあるので、獣医さんに相談するのがベストだと思います。
2.空気が汚れている
タバコの煙、ハウスダスト、花粉などで部屋の空気が汚れていると、鼻水を出して体を防御しようとします。
鼻水で鼻が詰まっていびきをかくことがあります。
部屋を掃除して、部屋の空気を綺麗に保ちます。
アレルギーを持っている仔には、特に部屋の空気を綺麗に保つことが重要です。
3.薬の副作用
筋肉を弛緩させる薬を飲んでいる場合、いびきをかくことがあります。
薬を処方されたときに獣医さんから説明があるので、注意事項をよく聞いて慌てず経過観察をしていきましょう。
4.誤飲
異物を飲み込んでいると、いびきをかくことがあります。
普段とは違う苦しそうないびきの場合は、すぐに動物病院に行きましょう。
心配ないびき
普段とは違う苦しそうないびき。
大きすぎるいびき。
の場合は、軟口蓋(なんこうがい 鼻と喉の間のひだ)が極端に長い軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)やアレルギーが原因の鼻炎、気管がつぶれてしまう気管虚脱(きかんきょだつ)、心臓弁膜症など病気の可能性も考えられます。
寝ているときに呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群の場合もあります。
動物病院を受診しましょう。
その際、いびきをかいて眠っているときの様子を動画に撮って獣医さんに見てもらうと、診断の参考になると思います。
いびきをかきやすい犬種
パグ、フレンチブルドッグ、シーズーなど、鼻の短い「短頭種」と呼ばれる犬種は、空気の通り道である鼻道が細く曲がっており、軟口蓋(なんこうがい)が長いため呼吸しづらく、いびきをかきやすい犬種です。
ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバー、トイプードルやチワワなども、軟口蓋が大きすぎたり長すぎたりすることによって、いびきが出やすい犬種になります。
まとめのようなもの
わんこが気持ち良さそうないびきをかいて寝ているのは、可愛いですね。
気持ち良さそうに軽いいびきをかいているのであれば、心配ありません。
しかし、苦しそうだったり、あまりにも大きないびきの場合は病気が隠れているかもしれません。
そんな場合は、動物病院を受診することをおすすめします。
うちの仔、太りすぎでダイエットをさせている。
という場合のいびきでも、すぐに改善されるわけではありませんね。
犬のいびきが大きすぎて眠れない場合は、人のサイドでできる対策として耳栓をして寝ると良さそうですね。
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