メス犬が発情出血の後に少量の出血!考えられる病気と対策は?

公開日: : 繁殖犬ウェルシー, 健康管理

ウェルシーは、6月中旬から7月上旬にかけてシーズンが来ていました。

日本盲導犬協会ではメス犬のシーズンの度に交配するわけではないので、今回はお休みでした。

舌をちょろっと出して眠る犬

そしてウェルシーは、シーズンが終わってしばらくしてから再度少量の出血があるという事態になりました。

発情出血とは

犬の発情周期は「発情前期(約10日)」「発情期(約10日)」「発情後期(休止期・約70日)」「無発情期(次の発情が来るまで)」と4つのステージに分かれています。

そのうち出血が見られるのは「発情前期」から「発情期」にかけてです。

出血の量や期間には個体差があり、交配可能な「発情期」には、もう出血していないという仔もいますが、ウェルシーは約3週間出血が続きます。

シーズンパンツをはいた犬

発情出血以外の出血の原因

メス犬がシーズンでは無いのに陰部から出血する場合は、病気の可能性があります。

1.膀胱炎

排尿で出血が見られることがあり、排泄の間隔が短くなったり陰部を気にして舐めたりするので、シーズンの様子に似ています。

私は2頭目パピーのツムギが7か月齢で膀胱炎を経験しましたが、てっきりシーズンかと思いました。

こちら→メス犬あるある?陰部からの出血は発情出血ではなく膀胱炎でした

シーズンだと排尿に関係無く出血しますが、膀胱炎は排尿のときに出血します。

女の子は体の構造上外部から細菌が入りやすいので、お尻周りを清潔に保つように心がけます。

原因により治療が異なります。

動物病院に行きましょう。

2.膣炎

膣内部が細菌に感染し、炎症を起こします。

陰部から粘りのあるおりものや、少量の血が混ざるおりものが出ます。

多くは犬が舐めてしまえばわからない程度の量ですが、排尿時に尿に粘液性のものが混ざっているように見えることもあります。

陰部を気にして舐める、陰部が赤く腫れるということもあります。

シーズンが終わった発情後期(休止期)に発症することが多いですが、避妊手術をしている仔も発症します。

予防は、お尻周りを清潔に保つようにします。

消毒や抗生剤で治療するので、数日続くようなら動物病院に行きましょう。

3.子宮蓄膿症

子宮が細菌に感染し、子宮内に膿が溜まります。

陰部から膿や血が出る場合もありますが、閉鎖性と言って出ないタイプの子宮蓄膿症もあります。

出血は、発情後期(休止期)に起こることが多いです。

吐いたり、食欲が無くなったり、水をたくさん飲んで排尿が増えたりします。

高齢の犬が罹ることが多い病気です。

緊急管理で入院となり、手術をして子宮と卵巣を取り除きます。

細菌が子宮内で毒素を出し、血管に血栓を作ったり腎不全を起こすこともあります。

命に係わることもあるので、早めに動物病院を受診する必要があります。

避妊手術を行うことが唯一の予防になります。

シーズンが終わっているのに出血?

ウェルシーはシーズンが終わって10日ほど経った頃、ペットシーツに排泄したらワンの中に薄茶色の少量の血の塊が出ました。

時期としては、発情後期(休止期)になります。

本当によく見ないと見落とす程度で、外で排泄していたら絶対に分からなかったと思います。

なので、それよりも前にも出血はあったのかもしれません。

出血は排尿の度ではありませんでしたが、出ないはずの血が出る、ということは病気の可能性があると思い、排尿したペットシーツを持って動物病院に行きました。

獣医さんは、エコー検査や尿検査などをして、いろいろ病気の可能性を探ってくれましたが、該当する所見はなく

シーズンの血液が残留していて排泄されていると考えられ、しばらく経過観察ということになりました。

その後、通院の日から数日出血があり、1回も出血が無かった日から今日までで5日間、出血を見ていないので大丈夫だと思います。

もうしばらく尿チェックをしていこうと思っています。

獣医さんの説明

発情後期(休止期)は、発情期に交配して妊娠すると妊娠期間中になりますが、妊娠しなかった場合も女性ホルモンの分泌が続くため、シーズンは終わっていても子宮や卵巣は元の状態には戻っていないのだそうです。

そのため、妊娠していないのにお乳が張るなど、偽妊娠の状態になることもあるのだそうです。

今回の出血もホルモンの影響によると考えられるという、獣医さんからの説明でした。

まとめのようなもの

ウェルシーは今回4回目のシーズンでしたが、初めてのことで

こんなこともあるのだな。

と思いました。

甘える犬

膀胱炎も女子犬が罹りやすい病気ですが、避妊手術をしていない女子犬には、婦人科系の病気のリスクがあります。

シーズン中は免疫力が落ちるため、普段よりも感染症に罹りやすくなるということです。

幸い今回は病気ではありませんでしたが、中には命に係わるものもあるので、いつもと違う様子が少しでもあったら動物病院を受診しようと思います。

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