盲導犬ユーザーとボランティアの方に送別会を開いていただきました

ウェルシーも、もうすぐ1歳の誕生日を迎えます。

1歳ということは・・・

そうです。

ウェルシーとのお別れも近付いているということです。

知り合いの盲導犬ユーザーの井出さんと、井出さんの1頭目の盲導犬ウィッシュ君の引退犬飼育ボランティアさん、ウェルシーの母犬ココアちゃんの繁殖犬飼育ボランティアさんが、ウェルシーと私達のために送別会を開いてくださいました。

場所は、埼玉県の穂高ドッグラン&カフェN36℃です。

ここのドッグランは会員制ですが、カフェは誰でも利用できます。

室内、テラス席共に犬OKなので、寒くても安心ですね。

ユーザーとそれぞれのボランティア

この日は、井出さんの現役パートナーのロンド君のパピーウォーカーさんもお誘いしていましたが、都合が合わずお会いできませんでした。

井出さんは、1頭目のウィッシュくんのときは、自分も盲導犬ユーザーとして初めてで、ウィッシュ君との暮らしや外出に慣れるのに必死だったそうです。

犬は生き物ですから、毎日のお世話もありますし、意思の疎通がうまくいかないときもあるでしょうし、お互いにパートナーとしてうまくやっていくのには、ある程度の時間もかかることでしょう。

写真がブレてしまいました。

井出さんは2頭目のロンド君との生活も慣れて、信頼関係もできて、ロンド君のパピーウォーカーさんにお会いしました。

そして

ロンドはこんな風に可愛がられて大切に育てられたんだな。

と思うと、俺も負けてられない。

絶対にこいつを幸せにしてやらなくちゃ。

と改めて決意した。

とおっしゃっていました。

こちら→感動!現役盲導犬パピーウォーカー宅へ半日の里帰り

井出さんは

愛情のバトンを渡したらそこで終わりではなく、それぞれのボランティアさんと交流が持てるといいよね。

とおっしゃいました。

私たちも同じで、パピーウォーカーの回数を重ねていくうちに、協会のイベントや募金活動などでいろいろな立場の方のお話を伺う中で、少しずつ理解も深まり、パピーウォーカーとしての自分の立ち位置も心に落とし込めてきたように思います。

人は自分が経験していないことは、なかなかわからないものです。

いろいろな立場の人のお話を聞くということは、経験にはかないませんが、それでも学びになると思います。

お別れは寂しい?

やっぱり聞かれてしまいますが、そりゃあね、寂しくないお別れなんてありませんからね。

ウェルシーは4頭目のパピーですが、今回のお別れが一番辛く感じています。

それは、ウェルシーがあまりにも子どもっぽいからです。

もう少し心の成長を見てから送り出したいと思うのに、時間が足りないというのが決定的になってきてしまいました。

入所後は

その仔の心の成長を考慮しながら、その仔に合った訓練をして、その仔に合った進路を選んでいく。

わかってはいるのですが、自分の中ではウェルシーが納得できる仕上がりになっていないんですよね。

相手は生き物なので成長も個体差がありますし、期限は決まっていますし、自己満足に過ぎないことも分かっているのですが

納得してお返ししたい!

と思う辺りが

自分、職人だよなあ。

と思います。

母犬似?

成長したウェルシーは、お顔も体型もますますココアちゃんに似てきました。

嬉しくなると口が出るところも、足裏の感覚が敏感なところも、家の中に不審者が入ってくる?と感じると一声吠えてしまうところも、ココアちゃんでした。

吠えについては、ココアママさんに相談しましたが

いつも吠えるわけではないし、いつ吠えるのか予想もつかないし、一声なのでそのまま気にしないことにしている。

というお話でした。

生活には困らないということでしたので、今後ウェルシーもどこかのおうちに行くことになりますが

も~お

ビビリなんだからあ。

と笑って済ませてもらえるでしょう。

ちょっと安心。

水が好きなところは、父犬ユオン君に似たのかな?

盲導犬引退犬

おとうさんとおかあさんの間にいるウィッシュ君。

犬としていろいろな経験を重ねてきたであろうそのお顔は、穏やかで

今を楽しんで生きている、幸せわんこのお顔です。

盲導犬は、生涯の中で何度か家族が変わるので、確かにそれがストレスになるのは避けられないと思います。

しかし、それを感じさせないくらい幸せそうな今のお顔は、生活するそれぞれの場所でたくさん可愛がってもらえたのだと感じられて、私にとって励みになります。

ウェルシーも、これからも幸せになるはず。

ユーザーさんと、それぞれのボランティアのみなさんの犬への愛情を感じ、改めてそう思いました。

私たちとウェルシーのために素敵な送別会を開いてくださり、ありがとうございました。

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Comment

  1. サナ父ちゃん より:

    盲導犬になる事が全てではないとはいえ、盲導犬育成も目的としている団体の訓練犬候補生をお預かりしている訳ですから、仰るとおり訓練犬として少しでもいいコにしてお返ししたい…
    それにきちんと向き合って頑張ってらっしゃるご家族の皆様、大変素晴らしいと思います。

    サナはウェルシーちゃんよりもっと幼くて子供っぽかったです。
    それはもうしょうがないよね…
    まぁいっか、それがサナだし。
    そうして送り出したら、時間帯はめっちゃかかりましたが盲導犬になっちゃいました…

    ムリなくありのままのウェルシーちゃんを是非お返ししてあげれればきっと充分です…

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      文章って難しいですね。
      伝わりにくかったかもしれませんが、私が感じているのは
      「訓練犬として少しでもいいコにしてお返ししたい」
      ということではなく
      1歳の誕生日を迎えるにしては子どもっぽいと感じるウェルシーが、もう少し時間をもらえれば、子どもっぽい表現が年齢相応の表現ができるようになるだろうに、それを見られないうちに送り出す日が来てしまうだろうなあ・・・。
      それがちょっと寂しいなあ・・・。
      みたいなイメージですかね~。
      ウェルシーは少しずつ成長するタイプみたいなので、仕方ないかなと思っていますけどね~。

      パピーウォーカーとして向き合っているのは
      盲導犬になるならないにかかわらず、家庭に入るわけですから、家庭犬として、人と暮らしやすい犬に育てることですね。
      迎えてくださる方に喜んでもらいたい(ここが職人気質 笑)と思ってしまいます。

      でも、相手は生き物ですし、その仔の成長ペースがあるので無理なく、楽しい時間をたくさん持たせて送り出したいと思います。

      いつも温かい応援、ありがとうございます。

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