利己的だっていい!私がボランティアを続ける理由
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盲導犬ボランティア
私たちは盲導犬育成にかかわるボランティアに参加していますが、人はなぜボランティアに参加するのでしょう?
- 誰かのために役に立ちたい。
- 「ありがとう」と言われることは嬉しい。
などの気持ちは人にとって自然な心理だと思いますが、ボランティアをしようとする動機は、人助けをしたいという気持ちだけではない、深層心理が働いているのだといいます。
人はなぜボランティア活動に参加するのだろう?
私たちがパピーウォーカーになろうと思った理由は
本当に自分たちが犬を飼うことができるのだろうか?
と、犬を飼うことについての「1年間のお試し期間」として使えると思ったからで、パピーウォーカーをやることが自分たちのために役に立つという極めて不純で利己的な理由です。
「偽善」という気持ちすらありませんでした。
自分の時間を削ったうえにお金も持ち出し
友人で
家具を齧られたり、家を汚されたり、いろいろ苦労して愛情を注いで育てても犬は自分のものにはならないのだから、子犬を1頭育てたらいくら、というように報酬をもらえるのならパピーウォーカーをやってもいい。
と言った人がいます。
確かに~。
盲導犬ボランティアに限らず、ボランティアは無償の上に多少の補助がある場合はあっても、かかる費用のほとんどは持ち出しになります。
それなのになぜ、ボランティアなんてしようと思うのでしょうか?
私自身も、ボランティアは時間とお金に余裕がある人が参加するものだと思っていた時期があります。
自分自身の成長につながる
特殊な能力など何もない私でも、他の人のお役に立てたり
ありがとう。
と言ってもらえるのは嬉しいものです。
これは人が持つ自然な気持ちだと思います。
何かをして、それが人の役に立つという経験は、達成感や自己肯定感につながります。
あまりにも「自分大好き人間」でも問題かもしれませんが、自分を肯定できることで人は成長できると思います。
世界が広がる
私たちは今まで、目が不自由な方との交流はありませんでした。
盲導犬育成ボランティアに参加したことによって、盲導犬ユーザーさんとも交流ができて新たな刺激や価値観に触れ、自分の世界が広がったと思います。
また、地域、仕事、趣味などだけではない、いろいろな人との交流があるのも自己啓発につながっています。
今日の写真は、タスキ君のパピーウォーカーさんから頂いたものです。
タスキ君のパピーウォーカーさんは、パピーウォーカーをやってみたいと思い富士ハーネスに見学に来られましたが、それがたまたまW-15胎のレクチャーでした。
そのときにお声掛けをいただいて、パピーウォーカーについて経験したことなどをお話しして
ぜひぜひパピーウォーカーをやってみてくださいね~。
なんて言ったりしました。
その後、パピーウォーカーになって委託されたタスキ君は、父犬がウェルシーと同じというご縁になりました。
W-15胎の委託修了式にもいらしてくださって、写真をいただきました。
ボランティアは、始めたきっかけにかかわらず自分の行動が誰かの役に立てることなので、優しい気持ちになることが多く、温かい人との交流をいただける場面が多いのも嬉しいことです。
結局自己満足
自分の世界が広がるとか、自分が成長できるとか、優しい気持ちになれるとか、自分のことばかり言っていますよね(笑)
私にとっての盲導犬育成ボランティアは
自分は目の不自由な人を助けてあげているいい人なんだよ~!!
と思っているわけではなく、自分自身の努力や成長を認めさらに世界を広げたり、成長していきたいぞ~!!
と自分のモチベーションにつながっているものです。
結局自己満足に過ぎず、全然いい人なんかじゃありません。
まとめのようなもの
ボランティアに参加する人の理由は
- 自分の得意なことを誰かのために役立てたい。
- 災害で困ったときに助けられたので恩返しをしたい。
という人もいるでしょうし、私のように動機が不純な人もいるかもしれません。
ボランティアに参加する理由はそれぞれでも、多くの人は
誰かの役に立ち、自分自身が得られるものも大きいと感じていると思います。
人のためでもあり、自分のためでもある。
ぜ~んぶ綺麗な気持ちではないし、かといって全部汚い気持ちでもないでしょう。
たまには
自分はボランティアをしているすごい人だ~。
とアピールする人もいるかもしれませんが、ただのかまってちゃんだと思って適当にあしらいましょう。
タスキ君のパピーウォーカーさん
「外から見る委託終了式」の写真、とても貴重で嬉しかったです。
ありがとうございました。
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