お散歩の課題 他犬との接し方
ツムギがお散歩デビューしてもうすぐ2か月が経ちます。
今のところの課題は
①におい嗅ぎばかりして進まない
②他犬との接し方
です。
①におい嗅ぎばかりして進まない。
これについては訓練士さんにリードの使い方を習い、アイコンタクトを取るように心掛け、だんだん改善されてきました。
懐かしい?お散歩デビューの頃の写真です。
くんくんばっかり!
②他犬との接し方
基本的にツムギは犬も人も大好きで、お散歩デビューした頃は出会う人全てに
「わ~~~い!ツムギだよ~!あそんであそんで!!」
と飛びつこうとしていました。
最近は、誰もが自分の相手をしてくれるわけではないことを学習し、自分を見てくれない人には知らん顔ですれ違うことが出来るようになりました。
目が合った人には相変わらず
「わ~~~い!!」
となってしまうのが課題ではありますが、人に対しては落ち着いてから触ってもらうということをお願いできるので、主な課題はやはり他の犬に対しての接し方です。
ツムギは大きい犬はちょっと怖がります。
例えばこの仔とか・・・。
体重40kg超えの大柄なラブおばさん。
すっごく温厚な仔ですが、ツムギは大きいだけで怖かったらしく、初めてお散歩中に出会った時は後ずさりして吠えました。
今は慣れて普通に接しています。
温厚なラブおばさんなので、中身は怖くないと学習したのでしょうね。
大きめの犬に対しては、レクチャーの日に父犬と触れ合ったり、先輩パピーウォーカーさんのおうちで、お姉さん犬と触れ合ったのもプラスになっていると思います。
そして中型犬や小型犬に対しては、みんな兄弟犬のように思っていて、みんな自分と遊んでくれるはず!と思っているんですよね。
人に対してと同じように、あそぼあそぼ♪になってしまいます。
そんなツムギのお勉強の場所はここです。
ここはお散歩中の犬と飼い主さんの休憩場所になっています。
お互いに申し合わせているわけではないので、不定期で人数もいろいろです。
イズモの時にもお世話になった場所なので、ほとんどの飼い主さんと顔見知りになっています。
おやつをあげないとか、犬同士で遊ばせないなど、盲導犬パピーとしてのお約束を理解してくださっているので、仲間に入れてもらっています。
他の犬の飼い主さんに構ってもらったり、他犬に無礼ににおいを嗅ぎに行って「う~!」と怒られたりしながら、ツムギも少しづつ他の犬に対するマナーを学んでいっています。
最初の頃は、人にも犬にも誰彼かまわずじゃれつこうとしていたのが、次第に穏やかに一緒にいられることが多くなってきました。
しかしお散歩中に出会う他犬に対しては、まだまだテンションが高いです。
尻尾フリフリで「わ~~~い!」と行きたがるツムギを抱えて止めて様子を見ます。
最近は自ら座ったり伏せたりして、相手の犬が近付くのを待っています。
犬を見つけたからって、いちいち座って待つな!と思います(苦笑)
座ったからと油断していると近くまで来ると、いきなり「わ~~~い!」と飛びつこうとしますから油断はできません。
相手の飼い主さんとお話しして、良ければリードを短く持って、少しずつ触れ合うようにさせてもらっています。
お散歩中に出会う他の犬にも穏やかにできるといいのですけどね。
まだハードルは高いです。
最終目標は、他犬に出会った時にさらっと穏やかにすれ違えることですが、どうなることやら・・・。
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Comment
みんな持ち味それぞれ、どの犬でもフレンドリーに行く仔もいれば、
慎重に慎重に少しづつの仔もいて、人間同様性格もそれぞれですよね。
お散歩途中で、他犬と出会える場所があるのはいいですね~
うちの犬たちは、超がつくほどのフレンドリーです。
子犬の社会化期に日々いろんなことを体験させたのがよかったのだと思います。
ツムたん、自らフセして相手の犬が来るのを待ってる?
プレイバウの一歩手前ですね~遊ぶ気満々なのかな。
散歩中に他の犬に出会った時に、しれ~っとすれ違える。
そうなればいいな、と思うけど、まだまだハードル高いです(^_^;)
ロとラのママさん
社会化期は本当に大切で
この大切な時期を担っているので
いろいろなことを経験させなくては!ですよね。
ツムギ、まさにプレイバウの一歩手前ですね。
伏せて待って、相手の犬が近付いてくると
伏せたまま尻尾がフリフリってなっていますからね~。
遊ぶ気満々です。
ツムギは盲導犬候補パピーなので
他犬と穏やかにさらっとすれ違えるのが目標ですが
もし犬が大好きすぎて、大きくなっても
他のわんこと遊びたい気持ちを抑えられない性格であるのならば
盲導犬の道を選ばなくてもいいよと思っています。
家庭犬ならば、犬も人も大好きっていう性格は歓迎されますよね~。
私達はツムギを伸び伸び育てるだけ。
その先はツムギが訓練士さんと相談して決めていきます。
ロッキー君、ランボー君
超が付くほどのフレンドリーで
きっと周りの人にも犬にも好かれるわんこなんだろうな~。
一緒にいて最高のわんこたちですね!!
我が家もこれ課題です~。
イザベルの時に悩んで、そしてウォルターをどうするか、
個体差もあるので、なかなか難しいですよねー。
ウォルターは吠えないんですが、好き過ぎて無視できない。。。
これもいつか克服できるのかな~。ま、いっかまだ4ヶ月だし~と思ったりしています。
そうそう!!ようやく、ケージあけたまま、ハウスでご飯が待てるようになりました~!
やっぱりつむたんと一ヶ月の差があるので、つむたんの後を一ヶ月遅れで追っかけています~。だからいろいろ物凄く参考になります。
わんことの距離感もお付き合いもまだまだ課題ですー。
あ、夏祭り申し込みしましたか??イオンちゃんくるそうですよー!!
イザベルマミーさん
ウォルター君もわんこ大好きっこなんですね。
日頃会うのは家庭犬だと思いますが
飼い主さんの考え方もいろいろなので難しいところもありますね。
この頃の月齢の差は大きいですね。
そのうち追いつかれて(笑)
月齢の差より、個体の性格の違いが前面に出てきますね。
どんな仔に成長するのか楽しみですね。
夏祭り、申し込みました。
パピーに「わ~~~い!!」って来られると、大型犬が好きな人なら「うひょひょ~、きゃぁわい~~~」になってしまって、普通なら収集がつかなくなりそうですね。
ちゃんと落ち着いてから、ってのがポイントですね。
それにしても40kg超えのラブって・・・
飼い主に愛されてるからそこまで大きくなるんでしょうけど、それでも、ちょっと可哀想な気もします。
ちなみに、うちのは相手がラブかゴルだと、ほぼ確実に「わ~~~い!!」が出ます。
イーリィの父さん
そうです。収集がつかなくなります。
ちょっと待ってもらって
落ち着かせてから触れ合ってもらっていますが
それでも「わ~~~い!」ってなります。
だって、パピーだもん。
はあ~。
40kg超えのラブちゃん、骨格も大きいです。
それでも減量が必要なのは確かみたいです。
飼い主さんがそう言っていました。
イーリィちゃんの「フガフガ」と「わ~~~い!!」
ぜひ見てみたいですね^^
ママさん仰るとおり、盲導犬になれなくても、どこかのご家庭を幸せにしてあげられるワンコに育ってくれればなぁ、と思います。
ワンコ達が、
生まれてきて良かった♪
って感じられるように一緒に過ごして行くことが私達の役割であり、ワンコ達への責任だと思います。
ワンコ達がヒトや他のワンコに、
わ~い♪
と、嬉しさ大爆発させても、そこはいきなり、
「NO!」
とやるよりは、ワンツー失敗した時にスルーするような気持ちで、敢えて体験させて、少しずつOKとWAIT(合ってますかね(笑))でコミュニケーション取りながら学習してもらう…
ってのができたらベストだな…
とか、今更ながら思っています。
つむたんとママさん、パパさんでしたらきっと乗り越えられますよ♪
まだまだ時間はそういう意味ではたっぷりあります。
楽しい時間をつむたんと過ごしてあげてくださいね♪
サナ父ちゃんさん
人の方は「盲導犬育成」のボランティアをしている意識があるので
育てたパピーが盲導犬になってくれれば嬉しいのは人情ですが
育てたパピーが幸せになってくれるのが一番大切ですね。
人に「わ~~~い!」はまだいいです。
相手の方に説明することができますから。
わんこに「わ~~~い!」も気持ちは受け止めてあげます。
でも、楽しく遊ぶ経験は積ませたくないかな・・・。
興奮が上がってじゃれつく前に「お終い!」にしたいです。
ワンツーも失敗経験を積ませてしまうと、なかなか覚えられないですよね。
なのでサナ父ちゃんさんのおっしゃるように
少しずつOKとWaitでコミュニケーションを取りながら
学習してもらえたらいいなと思います。
相手の犬、飼い主さん、ツムギ
といろいろ観察しなければならないので、ハードルが高いです。