パピーウォーカーの一番長い日 委託修了式
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第三話 シオン, パピーウォーカーの気持ちとか
3月12日、シオンたちS‐14胎がパピーウォーカーのおうちを卒業して、訓練センターに入学する日です。
この日の朝のお散歩は私と行きました。
お散歩に行っている間に、パパがケージやクレートを車に積み込みます。
朝焼けがシオンの門出を祝ってくれているみたいだね。
さあ!
神奈川訓練センターに着きましたよ。
パピーウォーカーの心とは裏腹に、事情が呑み込めていない犬たちは久し振りの兄弟姉妹の再会に大喜びです。
訓練士さんの立会いのもとで、しばらく屋外のドッグランで兄弟姉妹水入らずで遊ばせてもらえました。
今回の修了式はS‐14胎単独で、サンディ家が都合により前日に入所をすませているので、5頭と5家族での修了式になりました。
父犬のラルゴ君ご一家も出席してくださいました。
お式が始まります。
センター長のご挨拶。
パピーウォーキング修了証授与。
パピーの今後について。
各パピーウォーカーから一言。
流れるように過ぎていきます。
今日はいつもみたいに楽しいレクチャーかと思っていたのに、人の話ばっかりでぼくつまんない!
ねーねーお兄さん。
このダレ犬のぼくを撮るの?
もちろんカットだよね?
こーゆーシーンがいいんじゃない?
家族になでなでしてもらっているショア、可愛いじゃん。
ショアのお姉ちゃんが泣いてるよ。
今日ってなんかいつもと違う・・・?
訓練士さんから、今後どんな風に訓練をしていくのか、実際にパピーを使って説明がありました。
まず、障害物を避ける訓練です。
ソレイユが挑戦します。
訓練士さんは向こう側に行ってしまったぞ。
ここ、くぐっていいのかな?
くぐろうとするソレイユに、訓練士さんはバーをポンポンと叩いて
違うよ
と教えます。
くぐっちゃいけないのならどうする?
そうだ!
回ればいいじゃん!
ソレイユGood~♪
ちゃんと自分で考えて正解を見つけましたね~♪
次は段差を教える訓練です。
シオンが挑戦しました。
訓練士さんが止まるとしっかり止まっていましたが、きっとまだ理解はしていないよね?
でも、楽しそう。
ハーネスもつけてみました。
段差で止まりGood~♪
と褒められていますが、シオンは
なんのこっちゃ?
と思っていそうです。
このように犬の様子を見ながら、その仔が楽しく訓練を進めていけるように進めていくというお話でした。
パピーたちは訓練士さんにハーネスを着けてもらって、全体写真と家族ごとに写真を撮りました。
桜色の可愛いリボンを結ぶサクラ。
可愛く撮ってもらおうね。
家族写真の順番待ちの間、緩やかに流れていく和やかな時間。
写真撮影が終わると、いよいよお別れです。
カラーとリードが協会のものに付け替えられます。
S‐14胎は全頭、神奈川訓練センターで訓練をすることになりました。
いざ!
出発!!
扉の向こう
新しい生活。
シオン
いっぱい楽しんでね。
訓練士さんに撫でられ、尻尾をブンブン振って行っちゃいます。
後姿が小さくなる。
どんどん小さくなる。
シオン
1年間楽しかったね。
ありがとう。
ずっと応援しているよ。
ちなみにこの仔たち、見事に誰一人として後ろを振り向かず、前だけを見て新訓練犬としてのスタートを切りました。
やっぱり協会っ子・・・。
ツムギの入所の日と同じように、サナPWさんから花束をいただきました。
そんなのもらっちゃったらまた泣いちゃうからやめて!!
でも、嬉しかったです。
ステイ仔をお預かリ中のオプトPWさんも、シオンの旅立ちを見送ってくださいました。
シオンが去ったロビーで、しばらくみんなで楽しく談笑しました。
みんな今までわが家に来てくれたパピーが繋いでくれた温かな人のご縁です。
シオンがいなくなった帰りの車内は、ガランとしてやっぱり寂しいけれど心はポカポカになりました。
シオン
離れていてもずっと大好きだよ。
同じ空を見て毎日を楽しく過ごしていこうね。
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Comment
ママさん、パパさん。
一年間、お疲れ様でした。お疲れ様とも違うのかな・・・なんともいえない修了式後の気持ち。
楽しく訓練が始まって、可愛がってもらえる事を私達は知ったから、頑張っておいで~って送り出す事ができますよね。
ヴィヴィアンも11カ月。
今できる事を沢山のばしてあげようと思ってます。
シオンくんや皆が、今日も楽しくスタートしてますように♪
ウィンダムPWさん
本当に「お疲れ様」ですよね~。
サイテーでサイコーのパピー、シオン様でした。
オレ様で、夜鳴き大王、カミカミ大王だったのに、穏やかで聞きわけいい仔になりましたからね~。
訓練士さんのご指導のお蔭ですよね。
パピーにとって幸せな未来が待っていることを知っているので、パピーの背中を気持ちよく押して送り出せますね。
お別れの寂しさは何頭目でも変わらないんですけどね・・・。
良い仔に成長中のヴィヴィちゃん。
家族のみんなと毎日を楽しく過ごしてね♪
兄弟姉妹、みんな仲良しで可愛いですね。
前をむいて歩んでいったシオン君。
シオン君の選ぶ幸せの道は、どちらの方向へ、そして誰と繋がっていくかな?
パピパピのシオン君も本当に可愛いけれど、大人びた表情になった頼もしいシオン君もたまらなく可愛いですね。
シオン君、パパとのチュチュの温かさを忘れないでね。
ママとの最後のお散歩、どんなお話しをしたのかずっと覚えていてね。
シオン君にとって、そしてシオン君に繋がる人みんなにとって、これからが更に幸せなものとなりますように。
すずさん
この仔たち、みんな仲良しですね。
みんな元気で人懐こくて可愛いです。
短くてキラキラの一度きりの子犬時代。
どの仔もみんな、思い出をたくさん持って卒業です。
そしてまた温かい家庭に、幸せを届けに行くんですよ。
みんなみんな、幸せでありますように。
S14胎でお世話になっていたサンディpwです。たまたまこちらのブログを見つけてシオンくんママだー!と分かった時から読ませていただいてます。
昨日の修了式の様子、よく分かりました。読みながらまた涙してしまいました。スミレちゃんママに送ってもらった皆さんの集合写真を見ては皆さんの笑顔が素敵で、パピー達が凛々しくてまた涙…。
パピーウォーキングを通して色々な出会いと繋がりを感じた一年でした。
我が家はまだ次の活動を考えられる状態ではありませんが、これからもこちらのブログを拝見して、コメントに参加させていただきたいと思います(o^^o)
サンディPWさん
1年間お世話になり、ありがとうございました。
涙涙の修了式かと思いきや、寂しさの中にもみなさんの「やり遂げた感」を感じられた良い旅立ちの日でした。
ゆっくり心を休めて、パピーウォーカー復活もいいですし、CCや繁殖犬ボラもいいですし、「うちのこ」というのも有りですよね。
サンディの優しい思い出にいっぱい心を浸してくださいね♪
ブログはしばらく開店休業状態になりそうですが、また遊びにいらしてくださいね。
シオン君まま
こんにちは。
ショア母です。昨日はお疲れ様でした。
昨日はあまりの悲しさに皆さんにきちんとご挨拶もできなかった事申し訳ありません。うちの娘までなぐさめて頂きありがとうございました。写真もupして頂きありがとうございます。(そしてまだ立ち直れていません、、、)
どこかでs14胎の皆さんと繋がっていたいと思いコメントさせて頂きました。
犬にもpwの皆様にも恵まれたとてもいい1年でした。
こちらのブログも何度も読んで参考にさせて頂きましたありがとうございます。
ショアに執着するのは良くない事だと分かってはいるのですが、暫くはショアの事以外考えられそうにありません。
これからは皆さんの次のパピーの幸せに寄り添わせて頂きたいと思いますので、これからもずっとブログ拝見させて頂きますね(╹◡╹)
これからも一杯一杯協会っこ達の幸せオーラ発信して下さいね(╹◡╹)
すっかり犬の虜になったショア母より♪
ショア母さん
1年間ありがとうございました。
私もパピーウォーカーをやるまで犬は人の家の、それもおとなしい犬をなでなでするだけの存在でした。
まさか、犬と暮らすことになるなんて思ってもいなかったんですよ。
1頭目のパピーは、やはりよく噛む仔でした。
(シオンはそれに輪をかけていましたが・・・)
噛む、暴れる、吠えるで、最初の1週間くらいは毎日泣いていたんですよ。
おもちゃのアウトもなかなかできず、唸るし手にガブガブ来るので、犬が怖かったです。
でも、その仔が
犬と暮らすのは大変さもあるけれど、犬ってこんなに素敵な存在なんだよ。
と教えてくれたんです。
2頭目以降のパピーウォーキングは、その仔への恩返しと思っています。
パピーに執着するのは良くないことかもしれませんが?
パピーからのプレゼントを、また次のパピーへ繋いでいくことにします。
しばらくはショアちゃんの優しい思い出を抱きしめて、ショアちゃんを想って過ごすのもいいと思います。
どこかで訓練中のS-14胎を見かけたら、そっとストーカーしてご連絡願います(笑)
ショアちゃんのお姉ちゃんの姿がマリンの入学式の時の娘と一緒でまたまた涙してしまいました。
シオン君が訓練士さんと協会に向かう立派な後ろ姿をみて、きっとシオン君は大丈夫、楽しくみんなと生活出来ると、そう感じさせる姿にみえました。
シオン君のこれからの犬生も素敵なものになりますように…。
satoさん
こどもさんの素直な涙っていいですね。
おとなになると忘れてしまうような純粋な気持ちを思い出させてくれます。
パピーと共にお子さんも成長した1年だったのではないでしょうか?
み~んな尻尾フリフリで、タッタカタッタカ行ってしまいました。
それでいいんです。
マリンちゃんとシオンたちに幸せがたくさんありますように。
シオンくんたち前を見て振り返らずに新たな道に進んだのですね〜。
さすが協会っ子!ですね。
私個人はこうして後ろを振り返ることなく
訓練士さんと楽しそうに歩いて行ってくれる方がいいですね。
この先もきっと楽しむことができるだろうと送り出せますしね。
とか言いつつ、帰りの車の中で号泣してるんですけどね^^;
この一年間、とっても愛情たっぷりに育ったシオンくんは
この先もきっとキラキラ輝いてることでしょうね〜♪
シオンくんを通してママさんパパさんとのご縁を繋いでいただけたこと本当に感謝してます^^
mikoさん
パピーウォーカーの最大のお仕事、無事終了~♪です。
私はイズモがばっちり身体ごと振り向いちゃいましたからね~。
今もその顔が浮かんでしまいます。
不安そうな顔ではありませんでしたけど、振り向かれるのは辛いです。
犬たちはまた環境が変わり、新しい生活に頑張って慣れていくのだから・・・と思うと、寂しさはあっても応援の気持ちでいっぱいになります。
私達もライリー家とご縁を結べて嬉しいです。
これからもよろしくお願いしますね~。
ライリー君とたくさん楽しい時間を過ごしてくださいね。
どの仔も立派でした。
ちゃんとWait出来て…
落ち着いた仔ばかりで…
S12胎とは大違いです(笑)。
みんな、あの時は最初から最後まで騒ぎまくってたなぁ…
仙台ナンバーのワンボックスにみんな詰め込まれて、何故か人間がみんな泣いているのを車の中から見て初めて異変に気付いた感じでしたね…
あの時のことを思い出しました。
S12胎のみんなも、今は幸せにしています。その甥っ子達、姪っ子達のS14胎のみんなもきっと大丈夫♪
健闘と幸せを祈ってます♪
パパさんママさん、お疲れさまでした♪
また運命のパピーに出逢えますように♪
サナ父ちゃんさん
通常神奈川では何胎か合同での委託修了式なので、犬密度も人密度も高いです。
当然犬も人も落ち着きにくくなりますね。
わんこも隣の犬との距離が近いので、どうしても遊びたくなりますよね。
今回は5頭だけの委託修了式だったので、犬も落ち着きやすかったのだと思います。
富士宮は(多分他の訓練センターも)通常1胎での入所になるので、イズモ達I‐12胎の委託修了式もこんな感じでした。
犬たちは人の話ばかりなので、たいくつになりみんな寝ていました。
胎の違いというより、環境の違いなのではないかと思います。
S‐14胎もみんな元気な仔たちですからね~♪
シオンのパピーウォーキング中もいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
次のパピーは「いつでも可」ということで提出してあるので、また運命の仔に出会えるでしょう。
さ~てと
次はどんな仔が来るのかな?
また、協会イベントなどでお会いできるのを楽しみにしています♪
シオンくんとの1年間、本当にお疲れさまでした。
修了証の可愛い写真、小さかったパピーの頃が思い出されますね。
シオンくんと一緒に歩いた古墳散歩。
レストランでの楽しかった思い出。
ケインと仲良くしてくれてありがとう。
シオンくんのこれからが幸せに包まれますように♪
ケインママさん
初めて写真付きの修了証をいただきました。
心が温まりますね。
ケイン家にはたくさんお世話になり、本当にありがとうございました。
次回もケイン君にはパピーの教育を、私達には楽しい時間を、よろしくお願いします♪
俺様ちゃんとの1年間、お疲れ様でした。
忙しくて、1週間分をまとめ読み…になりがちでしたが、シオン君の成長をずっと読ませていただいてました。
パパさんとママさんの愛情に包まれて、1年でこんなにイイコに育ったシオン君は本当に幸せな子だと思います。
怖かったり、興奮しそうになっても、全部受け止めてもらえる人がいることで落ち着けるようになったなんて、よくよく考えてみれば素敵過ぎますよね。
うちのジグルフは、シオン君に比べると、まだまだダメダメです。
俺様性能だけはシオン君に引けを取らなかったのですが(笑)
ヤツには犬育ての難しさを教えられてばかりです。
委託終了式の回は毎回泣いてしまいます。
我が家の先代犬が亡くなるその日、獣医さんに連れられて、手術ための控え室に入っていくときも振り返らずに歩いていったことを思い出してしまいました。
晴れの門出と一緒にするものじゃないのですが、こみ上げる感情はままならないものです。
さて、シオン君、これからの訓練の中でどのような大物ぶりを発揮するのでしょうか。
シオン君のお話を楽しみに待っています。
イッパイアッテナさん
お忙しい中、コメントいただきありがとうございます。
オレ様シオン、大変でしたね~。
オレ様のくせに、気弱なのび太君とか、人によって態度を豹変させるスネ夫君の一面も持っていましたからね~。
どれもシオンが持って生まれたものなので、無くなることはないのですが、成長と共にバランスが良くなっていったように思います。
犬育ての難しさと共に、愛情は必ず伝わるということを教えてくれた仔でした。
パピーの入所のシーンが辛い記憶を思い出させてしまって申し訳ありません。
わんことのお別れは、どんな形であっても必ずやってくるものなので、ジグ君との生活を楽しんで、愛情いっぱいで接してあげてくださいね。
まだまだこれからが楽しみですものね!