委託修了式 富士ハーネス
公開日:
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パピーウォーカーの気持ちとか
ゴールデンウィークの最終日の5月7日。
富士ハーネスにてU‐14胎とV‐14胎の委託修了式がありました。
私達もパピーの旅立ちを見送りに行ってきました。
建物の中に入ると、PR犬のナッピー君がお出迎えしてくれました。
いいなあ~。
犬の温もり・・・。
最近犬欠乏症に陥っている私達は、たくさんなでなでさせてもらって癒されました。
委託修了式
13時から委託修了式が始まりました。
スライドを使って、入所後の生活や訓練についてなどの説明がありました。
センター長からパピーウォーキング修了証が手渡されます。
それぞれのパピーウォーカーさんから一言。
お話しするおかあさんの横で涙をぬぐっているのは、娘さんでしょうか?
この方は、今回が5頭目のパピーの修了式というベテランのパピーウォーカーさんですが、何度経験してもお別れは寂しいものです。
この仔は涙ながらにお話しするおかあさんに
ママ~ママ~!
と飛びついています。
5頭目の方がお話しているときは、涙をぬぐう娘さんやお母さんを見て吠えていました。
いつもと違う雰囲気を感じていたのかもしれませんね。
一旦外に出て、全体写真、胎ごとの写真、そして家族写真を撮ります。
さあさあ
みんな上手に並べるかな?
写真撮影が終わると再び建物の中に入りました。
そして、カラーとリードが協会のものに付け替えられます。
いよいよ旅立ちです
訓練士さんに連れられて、パピーウォーカーさんの元を後にします。
行ってらっしゃい!
みんな元気で、生活と訓練を楽しんでね。
こちらは「パピーウォーカーさんから一言」のときに、お話しするおかあさんに飛びついていた仔です。
ここで、向かって右へ曲がって犬舎に入るのですが、曲がる直前に座り込みました。
そしてパピーウォーカーさんが見送る方を見つめています。
やがて訓練士さんに促されて歩き出しましたが
なんとこの仔!
犬舎の手前で足を踏ん張り、犬舎に入るのを拒否しました。
(残念ながらその写真は撮れませんでした)
協会っ子は、入所の時にチラッとでも振り向く子はほとんどいません。
パピーウォーカーさんが名前を呼んでも、まず振り向くことはないんです。
訓練士さんに連れられ、嬉しそうに尻尾をブンブン振ってタッタカ行っちゃうので、パピーウォーカー仲間の間では「薄情な尻尾」などと言っていますが、本当にお別れはあっさりしたものです。
熱く濃く深く可愛い仔
2014年の夏、この富士ハーネスで私達の1頭目のパピーのイズモの委託修了式がありました。
やっぱり犬舎へ向かう途中で、ガバッと身体ごと振り向いちゃったんです。
そして私達が見送る方をじっと見詰めました。
訓練士さんに声をかけられると、またまっすぐ前を向いて歩いて行きました。
そう言えば入所の日のイズモは、家を出るのをそれこそ四肢を踏ん張って拒否しました。
外に行くのが大好きな仔だったので、まさかの展開でした。
あの日は、行きたくないと嫌がる犬を捨てに行くような気持ちになってしまって、本当に辛かったです。
今回のこの仔の様子を見ていて、イズモが入所するときと被ってしまい、他の人のパピーの入所だというのに涙がたくさん溢れてしまいました。
こういう仔って、きっと感受性が強いんですよね。
イズモも、すご~く感受性が強い仔でした。
感情の振れ幅が大きくて、大喜びしたかと思うと、こちらからしたら「なんで?」と思うようなことで、ピリピリしたり怒ったりするので、毎日が大変でした。
でも、全身で喜怒哀楽をぶつけてくるので、心を抱きしめてあげたくなるような、熱く濃く深く可愛い仔でした。
それにこの仔、イズモと耳が一緒だ!
写真ア~ップ!
そしてイズモ
偶然ですが、妙に親近感。
おまけ
幼犬運動場で子犬たちが遊んでいました。
黒がコノハ仔。
イエローがベッキー仔です。
もうすぐパピーウォーカーさんに委託され、そして約1年後に帰ってくるのですね。
この日、お産のために富士ハーネス入りしている繁殖犬トリルちゃんの出産が始まりました。
新しい命が誕生して、またすくすく育っていくのでしょう。
みんなみんな
それぞれの道を選んでいくことになるけど・・・。
みんなみんな
幸せになってね。
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Comment
ママさん、パパさん、昨日はありがとうございました!
踏ん張って拒否した、我が仔。
こんな顔したんですね。
辛すぎてわざと観ないようにしてました・・・なんともいえない顔をして。
感受性がつよいぶん、きっと何倍も大変かもしれないけど・・・きっときっと成長できるはず。
そう信じて、送り出したつもりです。
今日は、元気で過ごしてくれてたらいいな。
そんな事を考えながら、ママさんからのプレゼントを眺めてます。
協会っ仔みんなが今日も幸せでいてくれますように♪
かわいい我が仔の写真、載せてもらってありがとうございました。
ウィンダムPWさん
みなさんの愛情を感じる良い修了式でした。
「我が仔」
あれえ?
なんでおとうさんおかあさん一緒に来ないの?
みたいな戸惑うような表情をしているように見えます。
感受性の強い仔は、大変な部分もありますが、噛めば噛むほど味が出るじゃないですけど、一緒にいる時間を重ねるごとに味わいが出て来る気がします。
こういう仔ほど、2歳3歳・・・5歳10歳・・・と継続して心の成長を見ていけたら・・・と思ってしまいますね。
パピーウォーカーなので、叶わないことだけど・・・。
みんなが新しい生活に慣れて、楽しく過ごしていかれますように!
ママさん、お会いできて嬉しかったです。
お花までいただき、ありがとうございました。
笑顔と涙の修了式でしたね。
ウーノ、振り向きませんでした…
良かったです。
尻尾フリフリ♫楽しそうでした。
「薄情な尻尾」いい表現ですね。
今日放送の「ポチたま」涙なしでは観られません。(ToT)
運動場で遊んでいるパピパピちゃん達可愛かったですね。
連れて帰りたい・・・衝動に駆られそうでした。
I君母さん
こちらこそ、お会い出来て嬉しかったです。
寂しさの涙の中にも、皆さんの達成感を感じる良い修了式でした。
ウーノ君の背中も見送らせていただきました。
まっすぐ前を見て楽しそうに行きましたね。
私も運動場で遊んでいるパピーを連れて帰りたかったです・・・。
今日、ポチたまですね。
大泣きしても大丈夫なように、バスタオルを用意した方がいいかもですね(笑)
サナ送り出した時のことを思い出しました。
我が子同然に一緒に暮らして来て、そして約束の日に送り出す…
大袈裟ですけど、これがこの仔との今生の別れ…かも…
それに近い感情になって、悲しくなっちゃうんですよね…
こうして、皆さんがパピーを送り出すのを見届けるといつも、何か力になろう、自分に出来ることを頑張ろう、と励まされます。
まだパピーウォーカーに復帰するのがいつになるかわかりませんが、その時までは募金活動で引き続きサポートさせて頂ければと思っております♪
産まれたばかりのパピー達や、訓練犬達、PR犬達、引退犬達の為に…
サナ父ちゃんさん
パピーウォーカーさんたちの愛情をたくさんもらって、みんな立派に訓練犬になりました。
寂しさはあっても、精一杯の愛情でパピーを送り出すパピーウォーカーさんたちも、輝いて見えました。
ボランティアなので、負担にならないことでお手伝いできればいいですよね。
私達はもうしばらくの間はパピーウォーカーとして、盲導犬事業のお手伝いをしていきます。