勝手にパピーウォーカー

公開日: : パピーウォーカーの気持ちとか

パピーウォーカーは、盲導犬の候補犬として生まれてきた子犬を、生後2か月頃から1歳ころまで一般家庭で育てるボランティアです。

パピーウォーカーってどんなものなのでしょう?

私達がパピーウォーカーをやろうと思った理由は、夫には犬を飼いたいという希望があり、私の方は死別を受け入れる自信がどうしても持てず、犬を家族に迎える勇気が無かったからです。

その他にも細かい理由はあるのですが、一度パピーウォーカーを経験して二人で出した結論(と言うか私の一方的な押切)は自分たちの犬を持つことではなくやっぱりパピーウォーカー。

夫には申し訳ないのですが、まだまだ私には死別を受け入れる心の準備がありません。

お別れはどんな形であってもいつかはやって来るもので、感じ方や受け入れ方は人それぞれだと思いますが、パピーとのお別れは寂しさはあっても前向きなもので、私にとって受け入れるのは「できる」と思えました。

そして暮らしの中に犬を迎えるのであれば、社会貢献できるこういった暮らし方も素敵だなと感じています。

可愛い子犬を何度も育てられるしね←おっと、うっかり本音が・・・。

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では、パピーウォーカーとはどんなものなのでしょうか?

一度体験してみて感じた感想を書いてみます。

題して「勝手にパピーウォーカー」

(あくまでも個人的な感想なので、違うよという人も笑って受け流してくださいね)

パピーウォーカーの役割

パピーを家族の一員として迎え、ありったけの愛情を注いで育てること。

自分の犬でもないのに、よくそんなに可愛がれるねえ・・・。

と思うのですが、パピーウォーカーをやったら最後、みんな全力で愛情をそそいでしまいます。

もしかしたら自分の犬より全力で愛情投入してしまうのでは?

パピーウォーカーのコツ

パピーと一緒に過ごす限られた時間を思い切り楽しむこと。

誰に言われなくてもパピーウォーカーはみんな終りを意識していますからね。

一日だって一秒だって無駄にしたくありません。

パピーウォーカーの最大のお仕事

犬は1歳前後でお別れです。

可愛い盛りの犬とのお別れを受け入れること。

受け入れ方は人それぞれですが、受け入れなくてはならないのが定めです。

パピーウォーカーとは

自分の犬ではなく、誰かを笑顔にするわんこを育てていることに誇りを持つ人。

そして

お別れが辛くてそんなに泣くのなら、もうやらなきゃいいじゃん!

と思いつつも、なぜかリピートしてしまうちょっとヘンな人達。

関連記事→わが家がパピーウォーカーになった理由とパピーウォーカーの幸せ 

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日本盲導犬協会ではパピーウォーカーを募集しています。

パピーウォーカーについて正しい定義は日本盲導犬協会のHPをご覧くださいね。

こちら→パピーウォーカー

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Comment

  1. グラン♪のPWです より:

    『勝手にパピーウォーカー』 くすっと 笑えましたよ(*^.^*)
    パピーウォーカー あるある♪ のようで … 頷きながら …特に最後の一文☆

    まさに リピーター となっている我が家ですが…

    我が家を巣立ったパピー達 みんな CCの道を選ぶので★ 仔育ての仕方が ちょっと間違っているかしら~( 〃▽〃) と 考えてしまうこの頃です…

    いまに*協会より 何か指導が入るかも~(#^.^#)
    ですね☆

    今の我が家には パピー無しの暮らしは 考えられない位*大切なものとなっています U^ェ^U

    • gd.vol より:

      グラン♪のPWさん
      あ~!なるほど!!
      タイトルを「パピーウォーカーのあるある」にすれば良かったです!!

      ご縁のあったパピーの進む道は、その仔と訓練士さんにお任せして
      パピーと一緒に過ごす時間を、思い切り楽しく過ごしたいですね。

  2. ああ、繰り返してしまう変な人です。

    なんででしょうね~(笑)

    私も死別はやっぱり・・・と思う反面
    いつかはCC犬を受け入れたいとも思っています。
    パピーとの別れは辛いですが
    明日があるっていいなーって思います。

    • gd.vol より:

      イザベルマミーさん
      マミーちゃんは死別も離別も両方経験していますから
      どちらの辛さもわかりますね。

      いつか自分の犬を家族に迎えるときは
      子犬から育てて・・・ではなくてCC犬が希望なんですね。
      協会っ仔は、大人になっていても新しい環境にすぐ馴染むので
      昔から知っているような気になりますね。

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