パピーウォーキングいよいよ終盤へ
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第四話 ウェルシー, パピーウォーカーの気持ちとか
わが家でお預かりするパピーたちは、いまのところもれなくパパが好き。
朝のお見送り。
パパが出かけてしまっても、しばらく玄関で立っています。
尻尾がしょんぼりと下がり、寂しそうに見えます。
放っておくと、そのうち自分のマットに行きますが、ちょっと寂しそう。
物思いにふける(?)ウェルシー。
それでも、お散歩も終わりお腹も満たされているので眠気が勝ちます。
朝、パパがいなくなるのは仕方ないなあ~。
という感じで寝てしまいます。
もちろん、パパが帰宅すると大喜びです。
パパの車が駐車場に入ってくると、寝ていても飛び起きて玄関にダッシュ。
尻尾をブンブン振って、毎日のことなのに何十年ぶりの再会のようです。
これがまた、パパにとっては可愛い。
仕事の疲れも吹き飛ぶ瞬間ですよね。
そして
甘える
ウェルシーは
ねえ、パパ!!
と甘噛みか、ペロンチョしようとしています。
パパは
ダメ~!
と顔を背けていますが、笑っていますもん。
(甘噛みが治らない理由w)
この座り方!!
君は犬なんかい?
このくらいの月齢になってくると(10か月です)犬だけど犬じゃない。
中身は人間の子どもか?
という感じですよね。
犬はしぐさもそうですし、感受性というか、心の在り方も人間との共通性がとても高いと思います。
建前と本音を使い分けなければならない場面もある人の社会生活の中で、純粋な気持ちをそのまま伝えてくる犬に安らぎを感じますね。
GoodとNOだけじゃない心の触れ合いとか、何かいいことがあるから人の言うことを聞くというような損得じゃない繋がりとか、それを感じられるように成長してくると
おとなになってきたな。
と感じるようになりますね。
知り合いの引退犬ボランティアさんが
犬は年を重ねるほど人間に近くなってくるんだよ。
と言っていました。
あ!
今、頷いている人、たくさんいますよね。
ウェルシーという名前には「豊かな」という意味がありますが、心豊かな仔に育ってきていると感じられるようになってきました。
ウェルシーがわが家で過ごす時間は短いものです。
まだ、安心して送り出せる境地にはなっていませんが、父犬、母犬のボランティアさんから受け取った大切なたすき。
なるべくいい状態にして、訓練士さんへと繋いでいきたいです。
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Comment
この頃からはもう完全に人間の事をいろいろと理解出来るようになってますよね。
そこを踏まえて人間と接するようになってくるから余計に可愛く感じるんだと思います。
もういつお嫁に出してもいいんでしょうけど、やはりまだまだ側にいて欲しいですよね…
今回は桜の季節までは一緒にいられそうな感じですね。
春に送り出す…まさに旅立ちですね…
サナ父ちゃんさん
月齢が小さい頃は、子犬特有の見た目の可愛さがあり、文句なく可愛いですね。
大きくなると、子犬らしい可愛らしさは無くなっていきますが、中身が可愛くなりますね。
心が通うようになっていきますよね。
今回は桜はパピーと一緒に見られるんじゃないかな~。
と期待しています。