犬との絆が深まってきた!パピーウォーキングいよいよ終盤へ
公開日:
:
第四話 ウェルシー, パピーウォーカーの気持ちとか
パピーウォーカーは、生後8週くらいの子犬を迎えます。
しかし、可愛いのは見た目だけ(笑)
ラブラドールレトリバーの子犬はやんちゃな仔も多く、家に来たばかりの子犬は人とのコミュニケーションの取り方も分からないので
可愛いけど、怪獣だ~!
と思ったりしますね。
子犬は成長と共になんだか人間っぽくなっていくのが不思議です。
人との絆が深まってきた
子犬が
ここで安心して暮らせる。
この人たちと一緒に暮らすのは楽しい。
と感じられるようなると、絆の深まりを感じるようになりますね。
家族の誰かがいなくなっても執着しない
わが家でお預かりするパピーたちは、今のところもれなくパパが好き。
朝のお見送り。
パパが出かけてしまっても、しばらく玄関で立っています。
尻尾がしょんぼりと下がり、寂しそうに見えます。
放っておくと、そのうち自分のマットに行きますが、ちょっと寂しそう。
物思いにふける(?)ウェルシー。
それでも、お散歩も終わりお腹も満たされているので眠気が勝ちます。
朝、パパがいなくなるのは仕方ないなあ~。
という感じで寝てしまいます。
また帰ってくると思うのか、出かけるときに強い執着を見せることはありません。
思い切り甘える
そして、パパが帰宅すると大喜びです。
パパの車が駐車場に入ってくると、寝ていても飛び起きて玄関にダッシュ。
尻尾をブンブン振って、毎日のことなのに何十年ぶりの再会のようです。
これがまた、パパにとっては可愛い。
仕事の疲れも吹き飛ぶ瞬間ですよね。
そして
甘える。
ウェルシーは
ねえ、パパ!!
と甘噛みか、ペロンチョしようとしています。
パパは
ダメ~!
と顔を背けていますが、笑っていますもん。
(甘噛みが治らない理由w)
この座り方!!
君は犬なんかい?
このくらいの月齢になってくると(10か月です)犬だけど犬じゃない。
中身は人間の子どもか?
という感じですよね。
犬はしぐさもそうですし、感受性というか、心の在り方も人間との共通性がとても高いと思います。
建前と本音を使い分けなければならない場面もある人の社会生活の中で、純粋な気持ちをそのまま伝えてくる犬に安らぎを感じますね。
パパに体を預けてお眠モード。
こんな無防備な姿もたまらなく可愛いです。
GoodとNOだけじゃない心の触れ合いとか、何かいいことがあるから人の言うことを聞くというような損得だけじゃない繋がりとか、それを感じられるように成長してくると
おとなになってきたな。
と感じるようになりますね。
自己主張が強めだったウェルシーも、主張を引っ込めたり、別の提案を受け入れてくれたり、相談しながら日常生活が送れるようになってきました。
まとめのようなもの
知り合いの引退犬ボランティアさんが
犬は年を重ねるほど人間に近くなってくるんだよ。
と言っていました。
あ!
今、頷いている人、たくさんいますよね。
ウェルシーという名前には「豊かな」という意味がありますが、心豊かな仔に育ってきていると感じられるようになってきました。
ウェルシーがわが家で過ごす時間は短いものです。
まだ、安心して送り出せる境地にはなっていませんが、父犬、母犬のボランティアさんから受け取った大切なたすき。
なるべくいい状態にして、訓練士さんへと繋いでいきたいです。
- PREV
- お姫様ベッド?で日向ぼっこする犬
- NEXT
- 犬連れ越生梅林
関連記事
-
-
犬が損得で動いている!と露骨に感じるとき アイコンタクト編
シオンをパピーウォーキングしているときに、自分にとって得だと思うといそいそと行動するのに、自分にとっ
-
-
犬も人も癒される!抱っこの数だけ絆が強くなるらしい?
わんこも寒くなってくると人の温もりが欲しくなるのでしょうか? 犬には癒し効果があると言われますが、
-
-
ワンツーベルトなんて嫌い!頑固さを見せる犬
ウェルシーは1月21日から27日まで、訓練センターで預かり訓練に行っていました。 ウェルシーは排泄
-
-
パピーウォーカーは寂しい?犬は去りカラーは残される
日本盲導犬協会では、パピーのリードやカラーはパピーウォーカーの負担です。 パピーは1年弱で巣立ってい
-
-
盲導犬パピートイレトレーニング WAIT ONE TWO
ウェルシーは、今月の14日で生後4か月になります。 委託から生後2か月齢の間に サークル=トイレ
-
-
散歩で歩かないわがままな犬だと思うときもあるけれど
朝から冷たい雨が降り、ウェルシーは朝の散歩に行けませんでした。 そんな日はまったり過ごすことが多く
-
-
日向ぼっこ 顔が暖かいのが好きなの?
今週はお天気がいまいちの予報が出ているウェルシー地方ですが、今日はお日様が出てくれました。 し
-
-
委託5日目の抱っこでお散歩
日本盲導犬協会では、1回目のワクチンを接種してからパピーウォーカーに委託になります。 2回目の
-
-
子犬生後4か月|散歩好きな犬に育ちそう?自然の中で冒険してみた
今年のウェルシー地方の夏は、梅雨の間は晴れて梅雨が明けたら雨の多い日が続きました。 まるで、梅雨と
-
-
遊んでの興奮甘噛み|黄色い声を上げて子犬を触りたがる人をどう撃退する?
まだぎりぎり8月なのですが、早朝など涼しい時間帯があります。 出勤前のパパに甘えるウェルシー。
Comment
この頃からはもう完全に人間の事をいろいろと理解出来るようになってますよね。
そこを踏まえて人間と接するようになってくるから余計に可愛く感じるんだと思います。
もういつお嫁に出してもいいんでしょうけど、やはりまだまだ側にいて欲しいですよね…
今回は桜の季節までは一緒にいられそうな感じですね。
春に送り出す…まさに旅立ちですね…
サナ父ちゃんさん
月齢が小さい頃は、子犬特有の見た目の可愛さがあり、文句なく可愛いですね。
大きくなると、子犬らしい可愛らしさは無くなっていきますが、中身が可愛くなりますね。
心が通うようになっていきますよね。
今回は桜はパピーと一緒に見られるんじゃないかな~。
と期待しています。