2018 ボランティアミーティング(勉強会&懇親会)に参加しました

3月4日、神奈川訓練センターで開催されたボランティアミーティングに参加しました。

毎年このミーティングは勉強になる話題が多いのですが、今まで都合がつかず、わが家は初参加になりました。

ミーティングの内容は

  • フードについて
  • ネット上で問題になった盲導犬が蹴られたとされる動画について
  • 懇親会

でした

フードについて

日本盲導犬協会を支援してくださっているロイヤルカナンさんから講師をお招きして、フードについてのお話を聞きました。

ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーの違いや、犬に与えてはいけない食べ物、人にとって必要な栄養と犬にとって必要な栄養の違いなどの説明がありました。

必用な栄養が足りていないと便の状態が悪くなったり、被毛がパサパサになったりするそうです。

私の愛犬ですが・・・。

と講師ご自身の愛犬の必要な栄養が足りていない頃の状態と、ロイヤルカナンのフードを食べている現在の状態を比較した写真をスクリーンに映し出して、見た目の違いを視覚的に訴える手法で自社製品のPRも忘れません。

しかし、身体は食べ物からでしか作れないので、食べ物の大切さがよくわかるお話でした。

人にとっても食べ物の大切さは同じで、健康だけでなく肌や髪を良い状態に保つのも、高価なスキンケア用品やヘアケア用品より、毎日の食事が大切だと感じました。

ネット上で問題になった盲導犬が蹴られたとされる動画について

以前私鉄の駅で、他協会の盲導犬ユーザーが自分の盲導犬を蹴ったとされる動画がネット上に上げられました。

センター長から、日本盲導犬協会としての盲導犬育成事業についての姿勢や、ボランティアの皆さんにも知ってもらいたいことなどのお話がありました。

お話を聞きながら

現在では、ペットなどに対しての身体的な虐待への意識が高まっているので、以前だったら「しつけ」と思われることも「虐待」と言われる可能性があるように感じました。

例えば、ドアの出入りのときなどは

人が先に出入りし、犬は人の後から出入りすること。

というご指導をいただいています。

これは、犬が先に飛び出してしまって事故に遭うことなどを防ぐためのものですが、元気のいいパピーなどはドアが開くとダ~ッと飛び出そうとする仔もいます。

そんなとき、わざと目の前で扉を閉めると、出ようと思ったらいきなりドアが閉まるので、パピーは

あ~!びっくりした!!

となったり、場合によってはドアに鼻先をぶつけてびっくりして

キャン!

ということもあります。

元気のいい仔は、ドアの前で「Wait」というだけではなかなか身につかなかったりするので、こうして

人より先に飛び出そうとすると危険な目に遭うかもしれないんだ~。

と覚えてもらうのですが、こういった場面を動画に撮られて

あれは虐待だ~!!

と言われて拡散されたら怖いなと思ったりしました。

待機の練習

お話の時間は犬達は足元で待機です。

お尻をくっつけあって伏せるバジルちゃんとウェルシー。

あたしのお尻のにおいを嗅がないでよ~!

とバジルちゃんのお口に「カプ」して抗議するウェルシー。

パピーの二人、ときどきちょっかいをかけあっていましたが、そのたびにパピーウォーカーに

今はどうするべきなのか?

言い聞かされていました。

イベントに参加することは、ウェルシーにとっても学びの時間になります。

懇親会

飲み物とケーキでボランティアさんと職員さんとの懇親会の時間になりました。

テーブルに並ぶケーキを

くんくん

なんかいいにおい~。

という表情のジニーちゃん。

父犬ユオン君とウェルシー。

ケイン君にご挨拶するウェルシー。

可愛いお顔のラフ君。

6か月ですがウェルシーより大きかったです。

ゴールデンのヤヒロ君。

可愛いですね~。

ユオン君、おかあさんのディアンちゃんとご対面。

そうです!

ディアンちゃんはウェルシーのおばあちゃんです。

こんな写真しか撮れませんでしたが、親子三世代、こうして会えるということは素敵なことですね。

ボランティアさんと話も弾み、楽しい懇親の時間になりました。

職員のみなさん、ボランティア委員のみなさん、楽しい時間と学びの時間をありがとうございました。

私達とウェルシーに声をかけてくださったみなさん、ありがとうございました。

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Comment

  1. ケインママ より:

    ボラミーではお世話になり、ありがとうございました。
    ウェルシーちゃん、昨日は親子3世代が揃ったのですね〜!
    協会のイベントでバッタリ親戚犬と会えたりするのは嬉しいサプライズですよね。

    ケインのことも、ナデナデありがとうございます♪
    シャンプーしたてだったから、ふわふわの手触りだったかと思います(笑)

    • gd.vol より:

      ケインママさん
      こちらこそ、ありがとうございました。
      思いがけない出会いもあり、楽しみですね。

      ケイン君、ふわふわで気持ち良かったです。
      今度はお腹ナデナデさせてもらわなくちゃ♪

  2. Kirsche より:

    コメント失礼します。ネットの動画について、盲導犬関係者の方は虐待ではなくあくまで「躾」だと見做しているということでしょうか…?
    協会によりますが、未だにチョークカラーを使用していたり、一昔前までは犬にわざと車をぶつける様な訓練が平然と行われていた所を見ると、盲導犬協会は随分と虐待だと見做すハードルが低い様に思います。
    ドアの出入りですが、給餌の時と同じ様にリードを短く持って勝手に出ていけないようにするというやり方ではダメなのですか?(少なくとも我が家の歴代の犬達はそれで躾けられましたが…)
    他にやり方があるのに敢て痛みを与える方法を取るなら、それは立派な虐待だと思います。「協会や訓練士さんが躾と言うならそれは躾なんだ」という考え方はいつか犬達を不幸にしかねないのではないでしょうか?

    • gd.vol より:

      kirscheさん
      コメントありがとうございます。

      ネットの動画の件は、HPに盲導犬協会としての見解が出ているのでご覧になってください。
      こちら

      私がパピーウォーカーを始めたのは5年前からなので、あまり昔のことは知らないのですが、昔は「調教」だったという話は訓練士さんからも聞いています。
      しかし、現在では犬に痛みや恐怖を与える訓練はしていません。
      という説明を聞いています。
      以前、盲導犬が刺される事件がありましたが、痛みを我慢させる訓練もしていません。
      こちらも協会のHPをご覧になっていただけるといいかなと思います。
      こちら

      ドアの出入りの件ですが、もちろんWaitが出来る仔には「Wait」と待たせ「OK」で人の後について出入りします。
      そして、先走る仔にはリードを短く持って行かれない状態を作り、人の後から出入りするように誘導します。
      それで理解してくれる仔は、もちろんそれでしつけられます。
      しかし、中にはリードを短く持って行かれない状態になると、したいと思ったことができなかったことで、興奮がポンと上がってしまって、どうしたらいいか分からなくなってしまう仔というのもいるんですよね。
      そういったときに、吠える仔もいますし、パニックになってその場でクルクル回っちゃう仔もいますし、リードを持つ人に飛びついたり噛んだりする仔もいます。
      うちでお預かりした3頭目の仔が、その中の飛びつき噛みつきタイプでした。
      そういう仔の場合
      勝手に出入りしようとしたらドアを閉める→びっくりする
      という流れと
      人について行けばドアは閉まらない、そして褒められる
      という流れを作り、勝手に出入りしようとするとドアは閉まっちゃうんだな。
      人の後についていけば、安全に出入りできて褒めてもらえるんだな。
      と教えていくということで、ドアに突進させて
      痛いだろう?だからやめようね。
      ということでは、ありません。
      説明がが足りませんでした。
      申し訳ありませんでした。

      3頭目の仔が気難しい仔だったので、訓練士さんにこまごまと相談し、うまくいかないとまたその仔に合う方法を考えてもらいました。

      なので、私がボランティアをしている日本盲導犬協会の印象としては
      「協会や訓練士さんが躾と言うなら、それは躾なんだ」
      ということではなく、個々の犬の個性に応じて、その仔に合う方法を考えながらいろいろなことを犬に教えている。
      と感じています。

      お時間がありましたら、このブログのいろいろな記事を読んでいただけると嬉しいです。
      記事が多くなってきてしまっていますが、協会の犬に対する考え方などを垣間見れる記事もあるかと思います。
      私も協会を信頼できなければ、ボランティアを続けていこうとは思わないので・・・。

      盲導犬については、いろいろな意見がありますが、現状では盲導犬を必要としている人がいます。
      その人たちにとっては、盲導犬がいないと、行きたい時に行きたい場所へ出かけられない。
      ということになるので、温かい目で見ていただけたら嬉しく思います。

      こんなことやっちゃてるの?
      それ、おかしいんじゃないの?
      などと疑問がある場合などは、協会にお問い合わせいただくと丁寧に答えてくれますのでぜひお問い合わせください。
      協会も多くの方の理解を得て、事業を進めていくことが大切だと考えているはずですから。

  3. ツムギ母 より:

    スゴイ!
    三世代ショット!!!
    協会だから、あり得るんですよね〜♪何だかホッコリ(^^)
    おばあちゃんとお父さんと何て会話を交わしたのかなぁ〜♪
    犬語をマスターしたいツムギ母。

    • gd.vol より:

      ツムギ母さん
      そうですね~。
      なかなか自分のわんこの父犬や母犬がどこでどうしているかとか、ましてやおじいちゃん犬、おばあちゃん犬のことなんて知りようがないですものね~。

      犬語をマスターしたいですね~。
      今、どんな気持ちなんだろう?
      と考えるだけでも、犬をよく観察しようと思うようになるので、そこからですよね~。

  4. サナ父ちゃん より:

    人もワンコも楽しめるし、何よりいろいろ勉強になりますから、今後もこういうイベント続けて欲しいですね…

    ワンコなしで行くのは敷居が高いですから、いつか我が家にワンコいる時に行ければなぁ…
    と思います…

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      普段なかなかお話ができない職員さんや、繁殖犬や引退犬、キャリアチェンジ犬など違う立場のボランティアさんと交流できるので、いい学びになりますね。
      3月のミーティングの勉強会は、初めて参加しましたが知らなかったことなどを学べて良かったです。

      犬がいなくても、協会ボランティアであるのですから、都合が合えばお出かけくださいね。

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