後追いはしなくなってきたが甘えん坊には変わりない犬
公開日:
:
繁殖犬~引退後のウェルシー
ウェルシーは、後追いする仔でした。
人がちょっとでも動くと、寝ていたはずなのに
ママ、どこ行くの?
パパ、どこ行くの?
ちょこまかとついてきます。
その様子はまるでストーカー。
ウェルシーに限らず、子犬は後追いする仔が多いと思います。
子犬は一人では生きていけませんから、本能的に保護を求める行動なのでしょうね。
そんなウェルシーも1歳が近付く頃には、だいぶ後追いが減ってきました。
ごはんや散歩などの期待が無ければ、お好みの場所でくつろいでいて、ついてこなくなり
ゲンキンな奴だなあ。
と思ったものです。
寒さも厳しい最近は、日光浴にはまって?いるので、お日様が当たっている時間はずっと窓辺にいて、パパの見送りにも来ません。
さすがのパパもお日様の魅力には勝てないようですね。
多分、ケージに入れずに留守番させても、こうやって寝ているんだろうなあ・・・。
(ケージに入れるのがお約束なので、やっていませんが)
それ以外でも、いわゆる「後追い行動」というものはほとんど見られなくなり、人の動きにいちいち反応しなくなってきました。
たっぷり寝て、目が覚めると
ママおしっこ♪
と言いに来て、排泄させるとまたくつろいだり、散歩に行くこともあります。
遊ぶこともあります。
子犬の後追いは可愛いですし、人が好きだからついて歩くのでしょうし、微笑ましいものです。
ウェルシーがパピーだった頃
人を信頼しているから
いちいちついて歩かなくてもいいんだよね。
安心して待っていればいいんだよね。
という感じに心が成長してくれると嬉しいなあ。
と思っていましたが、だんだんそうなってきました。
しかし、腹時計がごはんの時間に近づくと
ママちゃん、あたしのごはんは?
と私の後をついて来たり、目からごはんビームを出しながらジーっと見つめてきます。
まあ、これは仕方ないですよね?
ごはん命
ですもん。
決して私が好きだからついて来るわけじゃないところが、ちょっとむかつく~。
子どもが学校から帰ってくるなり
おかあさん、今日のごはん何?
って言うのと同じかなあ・・・。
口を開けば「ごはん」かよっ!
って思いますよね?
そして、夜はパパのお膝にべったり。
これも仕方ないか。
パパ命
ですもん。
結局甘えん坊なのは変わらずということですね。
関連記事
-
-
なぜ犬は芝生に背中をゴロゴロ擦り付けるの?
家の近くに河川敷の公園があります。 河川に沿って芝生が植えられているので、ときどきウェルシーを連れ
-
-
盲導犬繁殖犬飼育ボランティアが繁殖犬と生まれてくる子犬のために心掛けていること
ウェルシーだよ♪ あたしたち盲導犬の繁殖犬は、普段は家庭犬と同じように大好きな家族と一緒に、楽しく
-
-
しつけをやり直さなければ…犬の頭は「快」と「楽」に上書きされる
私は犬にしつけは必要だと考えています。 犬が人の社会の中で楽しく生活ができるように、また犬と人の安
-
-
ラブラドールレトリバー5歳|老化現象?代謝が落ちてきた?
愛犬の健康管理の一つとして、時々体重をチェックすることは大切ですね。 太ったか痩せたかを、見た目で
-
-
出産から2か月|母犬の回復状況
ウェルシーは2021年12月6日に2回目の出産をしました。 子犬たちは生後54日目に、それぞれのパ
-
-
うちに来てくれてありがとう「うちの子記念日」
可愛いわんこと暮らすみなさんの中には、愛犬の誕生日が分かる人もいますが、保護犬や迷子になった仔を迎え
-
-
犬の心の成長を感じた日 シャンプーから乾かすまで
ウェルシーだよ♪ クリスマスだったね。 よいこのみんなにはサンタさんが来たのかしら?
-
-
お年玉は何歳から何歳まであげる?年齢別の金額相場は?あみだくじにしたよ
ウェルシーだよ♪ お正月はお客さんが来たよ。 お客さんが来ると大勢になるから、いつもテー
-
-
下痢しちゃうし犬を太らせるのも難しい
ウェルシーの入所時の体重は22.4㎏でした。 繁殖犬になったウェルシーは、将来の出産に備えるため体
-
-
ラブラドールレトリバー8歳|初老の風情を感じています
5月連休も明け初夏の日差しと風を感じます。 少し時間が経ってしまいましたが、2025年4月14日に
Comment
パピーとしてお預かりし、協会にお返ししてその後早くに繁殖犬として帰ってきたので、ワンコの成長をずっと見届ける事が出来ますね…
いくつになっても、ワンコは家族と仲良くしていきたいんだなぁ…
その一方で、ちゃっかり甘えてアピールして居場所を作るのも上手いんだなぁ…
と感じました。
まだまだウェルシーちゃんも変わっていくかと思うので楽しみです♪
あと、先日ですが元盲導犬繁殖犬と暮らしてらっしゃる方のお家にお邪魔した際に当時のお話しを伺ったのですが…
やはりめっちゃハード…
こちらの時間的な都合は我慢、「それじゃあ、朝7時に協会で…」
「それじゃあ、あしたもまた同じ時間で…」
これから大変な事もあるかと思いますが、ウェルシーちゃんとご家族の皆さん、応援してます♪頑張ってください…
サナ父ちゃんさん
ウェルシーは、4パピーの中で一番子どもっぽいまま入所になりました。
達成感の少ない仔だったわ(笑)
なので、心の成長を見せてくれるために帰ってきてくれたのかなあ、と勝手に思っています。
繁殖犬女の子
めちゃくちゃ大変です。
繁殖に関しては、生き物のことなので、人の都合には関係なく経過していきますものね。
なので、何度も協会に通うことになります。
協会によっては、交配がある時は預かってくれるところもありますけどね。
でも、日盲は出産育児を富士ハーネスの専門スタッフにお任せできるので、そこの負担は少ないですね。
大変なこともあるから喜びも大きいということで
頑張っていきます!
応援よろしくお願いします!!