ニュートリエンス「サブゼロカナディアンパシフィック」をわが家なりに評価してみました

公開日: : 健康管理

*記事には広告が含まれていることがあります。

ウェルシーは、夏の間は散歩の距離が伸びませんでした。

近年の夏は、最高気温が35℃を超える日も多く、熱帯夜も続き夜になっても25℃を下回らない日が多く、人も犬も外に出るのが辛いです。

散歩量が少なかったせいと、年齢的なものもあり、夏の間に筋肉が落ちたかなあと思っていました。

こちら→シニア犬は夏に歳をとる?

涼しくなるとともにお散歩の距離も伸びてきたので、フードを変えてみることにしました。

散歩する犬

テーマは運動と食餌で筋肉の回復を目指すため、現在より高たんぱく質で同程度のカロリーのフードです。

繁殖犬を引退してからのウェルシーは、時々トッピング程度に手作り食も与えているのですが、魚が好きということが分かりました。

なので、今回は魚メインのフードの中から、ニュートリエンスの「サブゼロカナディアンパシフィック」をチョイスしてみました。

ニュートリエンスとは

カナダのブリティッシュコロンビア州に所在する自社工場で製造されたプレミアムなペットフードです。

創業は1955年とのことで、70年近い歴史がありますね。

カナダの農家、牧場、漁師から直送された新鮮な肉類と天然の魚介類を使い、衛生管理の認証を受けた自社施設で製造されています。

そして、全工程を第三者による厳格な監査も行われています。

製造に安心感が持てますね。

ニュートリエンスのドッグフードには、サブゼロ、グレインフリー、インフュージョンの3つのラインがあります。

サブゼロカナディアンパシフィック

今回購入したのは「サブゼロカナディアンパシフィック」です。

サブゼロカナディアンパシフィック

裏面には日本語のシールが貼ってあり、栄養値や原材料、目安の給餌量などが書いてあります。

カナディアンパシフィック裏面

袋はアルミ製のようで、マジックテープようなジッパーがついています。

カナディアンパシフィックフード

開けてみるとお魚の香りが広がります。

サブゼロシリーズには、ドライフードに加えフリーズドライフードが入っています。

色の濃い方がドライフード、薄い方がフリーズドライフードです。

大きさはこんな感じです。

フードの大きさ

フードを置く位置を失敗しましたね!

ドライフードの方が直径約15㎜、フリーズドライフードの方は約10㎜角程度です。

*ニュートリエンスには小粒も2種類あります。HPでご確認くださいね。

中身はどうなの?

サブゼロカナディアンパシフィックの中身を見ていきます。

【原材料】

サーモン、ニシン、ヘイク、舌平目、鱈、ヌマガレイ、メバル、鱈レバー、サーモンミール、ニシンミール、ヘイクミール、メバルミール、エンドウ豆、赤レンズ豆、キャノーラオイル(天然酸化防止剤ミックストコフェロールで保存)、サツマイモ、ひよこ豆、全卵、天然フィッシュフレーバー、天日干アルファルファ粉、フリーズドライサーモン、フリーズドライニシン、フリーズドライかぼちゃ、フリーズドライミドリイガイ、フリーズドライ鱈レバー、フリーズドライ昆布、サーモンオイル、ニシンオイル、ココナツオイル、かぼちゃ、バターナッツスクオッシュ、にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、りんご、ブルーベリー、クランベリー、ざくろ、ジュニパベリー抽出物、ジンジャー、フェンネル、カモミール、ペパーミント葉、カンゾウ根、ターメリック、ビタミン類(E、A、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、ビオチン、B12、D3、葉酸)、ミネラル類(硫酸亜鉛、亜鉛たんぱく質化合物、鉄たんぱく質化合物、硫酸鉄、銅たんぱく質化合物、硫酸銅、マンガンたんぱく質化合物、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、塩、塩化コリン、塩化カリウム、リジン、メチオニン、チコリー根抽出物、ユッカ・シジゲラ抽出物、イースト抽出物、タイム抽出物、グルコサミン塩酸塩、ローズマリー抽出物、タウリン、コンドロイチン硫酸、カルニチン、乾燥L.アシドフィルス菌発酵物、乾燥L.カゼイ菌発酵物、乾燥B.ビフィズス菌発酵物、乾燥E.フェシウム菌発酵物

となっています。

【成分】

粗たんぱく質38%以上、粗脂肪18%以上、粗繊維3.5%以下、水分10%以下、カルシウム1.1%以上、リン0.9%以上、ビタミンA20,000 IU/kg以上、オメガ6脂肪酸*4.5%以上、D31,300 IU/kg以上、オメガ3脂肪酸*2.5%以上、ビタミンE130 IU/kg以上、グルコサミン*800 mg/kg以上、コンドロイチン硫酸*400 mg/kg以上、乳酸菌*225,000,000 CFU/lb以上、375kcal/100g

となっています。

*マークはAAFCOのドッグフード栄養基準においては必須栄養素とされていません。

AAFCO制定の栄養基準において、全犬種全年齢に適合しているとのことでしたがパピー用もあります。HPをご確認くださいね。

ちなみに、現在食べているフードは「ユーカヌバラム&ライス」で

【成分】

タンパク質 22%以上、脂質 13%以上、粗繊維 2.6%以下、灰分 8.5%以下、水分 9%以下、386kcal/100g

です。

サブゼロカナディアンパシフィックは、現在食べているユーカヌバラム&ライスに比べてカロリーは少し控えめで、高たんぱく高脂質なフードになります。

食べさせてみました

写真撮りが間に合いませんでした。

あっという間に完食。

フードを食べる犬

食いつきはいいです。

さすが、魚好き!

というかラブラドールなので、何でも美味しそうに食べてくれますね。

食欲が無くなったら、よっぽど重症と思っています。

メーカーHP→ニュートリエンス

わが家での評価

まず、70年近い歴史があり多くの愛犬家に愛されているフードであること、衛生管理の認証を受けた自社施設で、新鮮な原材料を使い加工され、第三者による監査も行われているということは、安心材料の一つだと思いました。

1.原材料について

メインに使われているのがサーモンをはじめとする魚類で、その他に野菜や果物が使われています。

油脂も「油脂類」ではなく、サーモンオイル、ニシンオイル、ココナツオイル、となっていて犬には安全なものなので安心できます。

私の基準ですが、不安を感じる添加物はありませんでした。

色々な素材が使われているので、アレルギーが出た場合には原因材料を特定しにくいかもしれません。

2.成分について

*マークはAAFCOのドッグフード栄養基準においては必須栄養素とされていませんが、成分を記載しているところに好感が持てました。

ミネラルについては、カルシウム1.1%以上、リン0.9%以上、と割合が分かるのには好感が持てますが「灰分」としての表記が無いので、他社のフードとの比較がしにくいと感じました。

ウェルシーには△でした

フードを変えるときは、1週間から10日くらいかけて少しずつ変えていきますが、サブゼロカナディアンパシフィックの量が50%くらいになったらやや軟便になりました。

ティッシュに少し着く程度なので問題はありませんが、ウェルシーのいつものツーはコロンとしてティッシュに着かないので少し違和感があります。

また毎回ではないのですが、食後によだれを垂らすことがあります。

最初はよだれの理由が分からなかったのですが、ウェルシーを観察していると、どうも「気持ち悪い」という感じみたいなのです。

人が揚げ物などを食べ過ぎたときの胸やけというか、胃が重いというか、あんな感じに見えます。

確かに粗脂肪18%とお高めなので、シニアにはちょっと辛い油の量なのかもしれません。

サブゼロカナディアンパシフィックは、お魚好きなウェルシーは喜んで食べてくれて、内容的にも良さそうなフードですが、全体の50%を超えない方が良さそうなのでトッピングとして使っていこうと思いました。

おもちゃで遊ぶ犬

↑1か月程度与えましたが、運動量の増加とたんぱく質多めのフードのお陰で、心無しかシャープな体つきになった気がしません?

まとめのようなもの

サブゼロカナディアンパシフィックは、お魚を主たんぱく源としたドッグフードです。

量を調整することで、全犬種子犬からシニア犬まで与えられる、全年齢対応の主食用フードということです。

どんなフードでも、その仔によって合う合わないがあります。

ウェルシーは給餌量の50%を超えたあたりで、揚げ物をたくさん食べると胸やけする~というおばさんみたいな状態になりました。

笑っちゃいますよね。

フード選びは、体重の変化や便の状態、被毛や皮膚の状態、その他(よだれ?笑)などを見ながら愛犬に合うものを探していくことが大切だと感じました。

*****

私は購入してから知ったのですが、松本秀樹さんが推しているフードだったのですね!

こちら→【5つ星】松本秀樹がフードを選ぶ際に最も信頼している第三者機関。

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