委託されるのは繊細な子犬ばかり!繊細な仔育て専門のパピーウォーカー?
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第四話 ウェルシー, パピーウォーカーの気持ちとか
先日、訓練士さんとウェルシーのことをお話しする機会がありました。
ウェルシーは、遊ぶのが好きで
次は何やる?
何やる?
と目を輝かせてくれるので、本当に可愛いです。
それが、おもちゃ♪おもちゃ♪
ではなく、人と一緒に遊ぶことを楽しんでくれるので、訓練士さんは
ウェルシーが持っている喜求性を伸ばすのが上手ですね。
と褒めてくださいました。
わ~い!
褒められた~(犬並みに喜ぶ私 笑)
元気でお転婆だけど繊細な子犬
ウェルシーの第一印象は、元気で明るくお転婆で、好奇心も強くて、人に対しても積極的なので
この仔イケイケだわ。
という感じです。
多少叱ってもめげないメンタルの強さもあるのに、音や新しい環境、体に触られることなど、いろいろな刺激に敏感で怖がるので
この仔ビビリだわ~。
という一面もあります。
そんなウェルシーの最近の成長を振り返りながら、訓練士さんは
ウェルシーの苦手なことも人の係わりの中で「大丈夫だよね」と理解してもらえるように、取り組んでいただけたのが良かったのだと思います。
と言いました。
ウェルシーが自分自身で落ち着けたり、受け入れられたらいいなと思うのですが、性格的に難しいのでしょうか?
と訓練士さんに聞いてみると
自分でなんでも解決できてしまって、人がいてもいなくても関係ないという仔より、人が係わることで安心できるという仔の方が好ましいです。
と言いました。
そして
ウェルシーは最初の頃は
この仔どうなるのかな~?
と思っていましたが
(ちょっと待て!そんなに難しい仔だと思ってわが家を委託先にしたのかい!)
ここまで伸ばしていただいて助かります。
丁寧に育てていただいてありがとうございます。
と言いました。
あれ?
どっかでこんな場面があったような気がする!!
あ!
つむたん!!
2頭目パピーのツムギが入所する少し前、ツムギの担当の訓練士さんが
ここまでに育てていただいてありがとうございました。
と言いました。
なんのこと??
ポカン。
の私達に、訓練士さんは
最初の頃、この仔はどうなるのかと思っていて、訓練できるかどうか・・・と思っていました。
と言ったんですよ!!
ああぁぁぁ~!!
まじっすか!
で?
ウェルシーもタイプは違えどそーゆー奴ってこと?
おまけに、ウェルシーの担当訓練士さんは
今度もきっと繊細な仔が行くと思いますよ。
と私にとどめを刺しました。
ああぁぁぁ~!!
やめてくれ~~!!
私だって一度くらいは「おおらかな仔」を育ててみたいよ~!
訓練士さんは
あまりおおらかな仔で
叱っても
はあ?
褒めても
ふ~ん。
みたいな仔でも、それはそれで大変ですよ。
と笑いました。
それもそうですが
そんなに手がかからなかったわねえ。
くらいの感覚でパピーウォーキングが終われる仔って、わが家には来ないのでしょうか?
ウェルシーが来てしばらくした頃、最初に思った以上にウェルシーが繊細な仔だと感じて、私は育て方が悪いのかと悩みました。
わが家には繊細な仔が来るのではなく、自分が犬を繊細に育ててしまうのではないかと悩みました。
ウェルシーは頭にシワを寄せたり、手足を舐めることが多く、家での生活がストレスに感じているのではないかと心配になり、訓練士さんに相談しました。
そのときも訓練士さんは
そんなことないですよ。
ウェルシーはW‐15胎の中では一番繊細な仔ですし、環境に慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、今のウェルシーを見ているとストレスがかかっているようには見えません。
大丈夫です。
と言ってくださいました。
そんなことも一緒に振り返りながら、訓練士さんは
穏やかないい顔になりましたね~。
と言いました。
ウェルシーはイケイケの部分があっちの端にあり、繊細な部分がこっちの端にあるという感じなのでしょうね。
それがどちらも、もう少し中央に寄ってバランスが取れてくると
おとなになったなあ。
と思うのでしょう。
そこまで見られずに入所になると思いますけどね。
まとめのようなもの
繊細な仔も、ゆっくりゆっくり、本当に少しずつ心が通うようになって、やがて犬の顔がキラキラしてくるんですよね。
そのとき「やった!」と思うような醍醐味があります。
口をきゅっと結んでいたり、顔に力が入っていたのが、柔らかな笑顔が増えて本当に可愛くなりますし、繊細なだけにいろいろと空気を読むというか、人に寄添ってくれる度合いが高い気がしますしね。
でもなあ・・・。
やっぱり一度くらいはおおらかな仔も育ててみたいですよね~。
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Comment
たまには、おおらかな仔を育ててみたい…。
ママさんの気持ち、分かるような気がします。
ですが、繊細な仔を叱りつけるのではなく、気長に愛情たっぷりで、その仔に寄り添って育てて下さったパパママさんのお陰で、ツムギは繊細で神経質だけど、ツムギが戸惑った時に、すぐに親(人間)に伝えてくれます(^^)本当にご苦労されたと思います。最終タスキを受け取った者として、心からお礼を言いたいです。繊細で神経質なツムギを育てて下さり、ありがとうございます。
わたちのパパとママは最高よ! byツムギ
ツムギさん
あなた、いいところにお嫁に行って、ありのままの自分を出せて、可愛がってもらえて幸せ者だね。
ツムギは、子犬らしい好奇心が少なく、知らないものは怖いから近付かない。
という感じで、それをゆっくり経験させていくと、自分のペースで受け入れてくれる仔でした。
怖いから絶対に嫌だ!
ではなく、慎重なんだなあ。
と思いました。
おおらかな仔を基準にすれば、それでも神経質ということになるのかもしれませんが、そんなに神経質だと感じたことは無かったです。
いろいろなことに慣れていくのに時間はかかる仔でしたが、受け入れていく力は持っている仔ですし、慎重であまり無謀なことはしないので、暮らしやすい仔でした。
穏やかで優しい性格なので、あまり苦労と感じることは無く、ツムギがいる家の中は暖かく穏やかな空気に包まれていました。
そんな優しいツムギに、たっぷり甘えた10か月間でしたよ。
記事の最後の方にも書いてありますが、繊細な仔は繊細な仔ならではの良さがあり醍醐味があります。
ただね
せっかく子犬を何頭も育てられるパピーウォーカーというものをしているので、いろんなタイプの仔を育ててみたいという欲もあるんですよね~。
ツムギを育てたことは、パパとママの大きな力になっています。
わが家に来てくれてありがとう。
これからも、ご家族に甘えて幸せに過ごしてね。
ワンコの事をよく観察されて、その仔に合った育て方をしていく。
状況に応じて臨機応変に対応を変えていく。
協会の方々も信頼されてらっしゃるからこそ、繊細な仔が任せられるのでしょうね…
パビーウォーカー冥利に尽きる♪という事で…
でもたまにはおおらかな仔も楽しそうですよね(笑)
サナ父ちゃんさん
信頼しておおらかな仔を任せて~。
と、たまには言いたい(笑)
全く違うタイプの仔も育ててみたいですね~。
繊細な仔、確かに可愛いですけどね。
成長と共に味わい深くなってきますしね。