【繁殖犬飼育ボランティア】子犬を産む母犬との暮らし 喜びや楽しさをこれから
公開日:
:
繁殖犬~引退後のウェルシー, 繁殖犬飼育ボランティアの気持ちとか
暮れの大掃除も、お正月の準備も、何も進んでいないウェルシーママです。
もう、寒くて何もしたくない。
そんな中、わんこは元気ですね。
繁殖犬飼育ボランティアになりました
2018年は、4頭目パピーのウェルシーの入所、そして進路決定。
まさかの「繁殖犬認定」という事態になり、次のパピーを迎える気満々だったわが家は予定を変更し、パピーウォーカーから繁殖犬飼育ボランティアへと転身しました。
ウェルシーが繁殖犬になることは全く考えていなかったので、寝耳に水という感覚は大きかったのですが
育てたパピーが繁殖犬になった場合は、繁殖犬飼育ボランティアとして活動する。
という約束が、夫との間にあったので迷いはありませんでした。
パピーウォーカーに、心残りはありますけどね(笑)
そんなわけで2018年は、わが家にとっては思い出深い1年となりました。
繁殖犬ママ犬は、お仕事が入ると
シーズン→交配→妊娠出産→子育て→身体の回復待ち
ここまでで、約半年。
一息つくと、すぐ次のシーズン。
なので、今のうちにウェルシーとお出かけしたり、思い出を作った方がいいよ。
という、先輩繁殖犬ウォーカーさんのアドバイスもあり、今年は思い出作りに励みました。
子犬を産む母犬との暮らし
ウェルシーはまだ、2回目のシーズンも来ていませんし、交配などの予定については何も知らされていません。
しかし、2019年は交配があるという心積りでいます。
協会から要請があったら、心身ともに健康な状態のウェルシーと共に出動するのが当面の目標です。
なので、今のところは、ややおとなになったパピーが家にいるのとあまり変わらない生活を送っています。
- 人の食べ物は与えない
- ソファー、ベッド、車の座席などに乗せない
- 人と一緒の布団に寝ない
- 夜間や留守番時はケージに入れる
などの約束もパピーの頃と同じです。
パピーウォーカーだった頃は、犬との暮らしは1年弱なので、うちにいる間に
- 良いところを伸ばしてあげたい。
- 苦手を小さくしてあげたい。
- 指示で排泄ができるように。
- 人の指示を聞く姿勢(確実に聞けなくても)ができるように。
- 褒められることを「嬉しい」と感じてもらう。
- お散歩は楽しいものだと感じてもらう。
などの自分なりの目標があって、パピーの性格を見ながら
この仔だったらここまで伸びるかな?
などと考えながら、約1年の日々を走ってきました。
今は、引退まで、あるいは生涯一緒に暮らすことになるので、犬も人もストレスなく暮らすことに重きを置いています。
犬のダメなところも、人のダメなところも
お互い様だよね~。
それも個性だよね~。
みたいな感じで、他人に迷惑がかかったり、自分たちが困ったり、ウェルシーが辛くなければ、おおらかに考えようという感じです。
こちらの記事→犬をいいこに育てるには
にも書きましたが、パピーウォーカーだったとき以上に、毎日をご機嫌な犬で暮らしてほしい気持ちが大きいです。
喜びや楽しみをこれから
自分の人生で、犬と一緒に暮らすということを考えたことも無かった私が、子犬を4頭育ててしまいました。
そして犬との暮らしが、犬の妊娠出産を経験することが前提になるとは、思いもしないことでした。
家庭犬の飼い主さんであっても、なかなか経験することは少ないと思うので、貴重な経験になりそうですよね。
ご縁とは本当に不思議なものですね。
パピーウォーカーには、パピーウォーカーの喜びと楽しみがあります。
家庭犬と一生涯暮らすことは、家庭犬ならではの喜びと楽しみがあります。
でも、なかなか父犬や母犬のことって考えませんよね?
うちのこにも、お父さんやお母さんがいて、お父さん犬やお母さん犬を大切に育て一緒に暮らしている人もいる。
ブログには、そんな繁殖犬と暮らすことの喜びと楽しみなどを綴っていけたらいいなと思っています。
今後の抱負とともに2018年を締めたいと思います。
みなさま、良いお年をお迎えくださいね。
関連記事
-
犬にコマンドに従うことを教えるが自ら考える力も伸ばしたい
最近、ウェルシーと暮らしている中でいわゆる「コマンド」を使うことが減ってきました。 日本盲導犬協会
-
盲導犬繁殖犬ウェルシー2回目の妊娠
2021年11月の終わりに、2回目の出産を控えたウェルシーを富士ハーネスに送っていきました。 日本
-
犬の抜け毛が多い「換毛期」の時期はいつからいつまで?
ウェルシーだよ♪ あたしをブラッシングしていたママが言った。 ねえ、ウェルシー 最近、抜け毛に
-
犬が毛を逆立てる理由 威嚇だけじゃない恐怖でも毛を逆立てる
ウェルシーだよ♪ よいこのみんなは毛を逆立てるっていうことはある? この前、あたしはママのお膝で
-
フレンドリー過ぎる犬の気質を長所だと思うことにした
一般にラブラドールやゴールデンなどは、人懐こい仔が多いと思います。 ただでさえ人懐こい犬種なのに、
-
先輩繁殖犬飼育ボランティアさんのお宅にお邪魔しました
ウェルシーだよ♪ 先輩繁殖犬のクウちゃんのおうちに遊びに行ったよ。 クウちゃんは、今年(
-
ラブラドールは番犬に向かないと言うがやるときはやる?うちのこ優秀な番犬のセンスがあるかも?
ウェルシーは音に敏感で、音の大きさにかかわらず突発的な音にびっくりしたり、一声吠えることがあります
-
わがまま犬は愛情深い犬!どうせなら可愛いわがまま犬に育てよう
ウェルシーは、自己主張したり焼きもち焼いたり、そうかと思うと人の機嫌をとるように甘えてみたりします。
-
犬用温泉「スパ・ドッグズラン秩父」日帰り温泉「梵の湯」とオートキャンプも楽しめるよ
ウェルシーだよ♪ 埼玉県秩父市に、わんこがドッグランと温泉を楽しめる施設「スパ・ドッグズラン秩父」
-
下痢しちゃうし犬を太らせるのも難しい
ウェルシーの入所時の体重は22.4㎏でした。 繁殖犬になったウェルシーは、将来の出産に備えるため体
Comment
今年はウェルシーさんとお別れをし幸せになるんよ!と送り出したら、まさかの(良い意味で)繁殖犬という進路!
来年、多分あるであろうウェルシーさんの出産。出産に向けセンターへ行ったり、もしもご懐妊となれば普通のワンコ以上に体調管理、出産後のケアなど、大変だとは思いますが、無理をなさらずに!!!一般人はほとんど経験出来ないこと。少し羨ましかったりして(^^)
ウェルシーさん、パパさんママさんにとって、来る年も良い年でありますように🎵
ツムギ母さん
幸せになるんだよ♪
とツムギを送り出したのが、この前のことのようなのに、大切にしていただいて、ツムギの幸せな様子をたくさんお知らせしてくださって、その後のわが家のパピーたちも応援していただいて、本当にありがとうございます。
いつも心強く感じています。
繁殖犬という立場、先輩に伺うと大変なこともいろいろあるようですが、それ以上の楽しみもたくさんあるらしいので、これからを楽しみにしたいと思います。
皆様にとって来年も良いお年になりますように。
ウェルシーちゃんがお家の中心になった一年でしたね~♪
見送った…と思ったら帰って来た!(笑)と忙しい一年だったのでは、と思います。
「ウチのコ」には最後、帰って来て欲しい派(笑)の私としてはめっちゃ羨ましいです♪
ウェルシーちゃんももしかしたら始めてママになるかもしれませんし、大変かと思いますが、新しい年がウェルシーちゃん、そしてパパさんママさんにとって最高のものになったらなぁ…と思います。
頑張ってください♪
サナ父ちゃんさん
ある意味、忙しい1年になりましたね。
訓練士さんに丸投げ~♪
を後悔しています。
パピーウォーカーとは違う大変さもありますが、楽しんで頑張っていきます。
2019年もサナちゃんが、元気に楽しく歩けますように♪