怖がりで刺激に敏感な犬には納得して受け入れるのを待つ
公開日:
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繁殖犬~引退後のウェルシー, 犬育て
ウェルシーだよ♪
朝起きたら、2階のベランダから見える遠くの山に雪がかかっていたよ。
近郊では雪が降ったみたいだけど、あたしのおうちの周りは雨だったよ。
そして、今日はすごくいいお天気。
雲1つない青空だよ。
放射冷却で気温が下がってとっても寒い。
そして、北風が強くてとっても冷たいよ。
刺激に敏感で怖がりな犬
朝、パパと一緒にお散歩に行ったよ。
道路の水たまりが凍っていて、あたしが乗ったら
ピシッ!
と言って割れた。
きゃあ~!!
パパ、どうしよう!!
道が割れちゃったよ。
怖いよ~!!
あたしはびっくりしてその場で走っちゃった。
パパに
ウェルシー
って声をかけられて
我に返ったよ。
Sit
って言われて座ったら、パパが
びっくりしたね、大丈夫だよ。
ってちょっと撫でてくれたので、落ち着いたよ。
まさか、地面が割れるなんて思わないじゃない!
氷って冬になると道路にできるの?
しばらく雨も降らなかったから、そんな、1年も前の経験は忘れていたわ。
納得して受け入れていくのを待つ
そんな刺激に敏感なあたしに、パパとママは
自分で確認して納得する。
ことを重要視しているよ。
下の写真は、風が強くてときどき
ヒュ~。
っていう風の音がしたり、何かがガタガタ音を立てているので、あたしが立ち止まっているところだよ。
ちょっと分かりにくいけど、少し腰が引けているよ。
尻尾も下がっているし、あたしは
何の音だろう?
怖いなあ。
と思っているよ。
そして、パパやママはあたしが
聞き慣れない音だけど何事も起こらないね。
と納得して歩き出すまで待っていてくれる。
こっちは、風で道に落ちたらしいヘルメットを
何だこれ?
怪しいのか?
って確認しているところだよ。
不審だと思っても吠えないのは、ウェルシーのいいところだね。
とママは言ってくれるよ。
あたしのチェックが終わったら、隣のバイクのカゴにママがヘルメットを入れていたよ。
パピーの頃からこうやって少しずつ「大丈夫」を増やしてきたけれど、今も気になるものは確認させてもらっているの。
「敏感」が「鈍感」にはならないけど
「怖がり」が「怖い物知らず」にもならないけど
ん?
と思っても、落ち着いて自分で対処できることも増えてきたよ。
小さい頃は、アスファルトの道から、芝生やじゃりなどに足場が変わるとびっくりしていたけど、今は大丈夫だよ。
駅の構内も音が響いたり、足場がツルツルするけど大丈夫。
落ち着いて歩いているときは
きりっとして盲導犬みたい♪
尻尾フリフリで楽しそうに歩くのもいいね♪
って親バカなママは言うよ。
今日の氷が割れたのは、びっくりしたけどね。
みなさんは「道路の氷が割れる」っていうことを知っているから
ビビリだなあ。
って思うだろうけど、みなさんに置き換えたら、足を踏み出したら足元の地面が
ビシッ!
って突然割れたような感じだよ。
うわあ!
って思うでしょ?
刺激に敏感なので、表現が大袈裟なだけなのかも?
社会化期は過ぎているけれど
あと2か月ちょっとで2歳になるあたしは、いわゆる「社会化期」はとっくに過ぎているけど
毎日出会ういろんな刺激を、自分で考えて納得して受け入れていく。
というお勉強はずっと続いているよ。
人間の子どももそうだけど、犬も1段ずつ順調に階段を昇って行くように成長するわけじゃないよね?
ポン!
と上がるときもあるけれど、できたことができなくなって、後退したようになることもあるよね。
みんなそうやって成長していくわけだけど
上がったり下がったりはあっても、確実に少しずつ成長しているのがウェルシーのいいところだね。
と、パピー担当だった訓練士さんが言ってくれたよ。
パパちゃん、ママちゃん
あたしの心の成長を、焦らずゆっくり見守っていてね♪
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Comment
こんにちは!シオンママです。
お手紙、ありがとうございました。 きちんと育てていらっしゃる お二人のご様子に、感心するばかりです!
シオンは、時々不思議な行動をとります。
知らないうちに、真っ暗な 誰もいない客間のソファに寝ていた時は びっくりしました。シオンも独りになりたい時があるんだね。と、夫と話してます。
夫が、一人で食事をしていると、その場から離れようとします。
訓練の名残だねと、納得しています。
いまだに、夫の後追いをしていますが、不安なのかな?
とにかく、ずーとくっついています。
ご飯と、排泄の時だけ、私の所に来ますが~!
シオンは、3歳になりました!!我が家に舞い降りた宝物です。
これからも、のんびりゆっくり過ごしていきます。
ありがとうございます。
シオンママさん
シオンのお誕生日おめでとうございます。
わが家に来たばかりのシオン、3.5㎏でした。
お腹も壊さず、すくすく育ってくれましたよ。
その仔が元気に3歳を迎え「宝物」と言っていただけて、本当に嬉しいです。
ママさんから見て「不安」と思い当たる理由が無いのであれば、お留守番もできるし、一人でいる時間もあるので、単純におとうさん大好きで後をついているのではないかと思います。
甘えん坊さんですからね♪
また1年、可愛いシオンと楽しい時間をお過ごしくださいね。
ワンコ達、賢いですから結構考えてますし、意外に慎重でよ~く観察してますよね…♪
急がば回れじゃないですけど、時間を上手く使ってゆっくりやったら、サナももっといろいろ覚えてデキるワンコになっただろうなぁ…と、今更ながら思います。
ワンコにしたら、無理矢理に近い感じで教えられるより、自分で考えて覚えていった方が楽しいですし、能動的に理解した事はたぶん、得意げに正確かつ素早くやってくれそうですもんね…
いつになるかはさておき、いつかパピーウォーカー復帰した時には試してみたいと思います♪
サナ父ちゃんさん
例えば、コマンド
Sit=座る
Down=伏せる
などは、言葉と動作を覚えさせることで、覚えの早い遅いはあっても、できるようになりますが、経験でしか学べないものは、自分で学んでいかないと学べないのでしょうね。
CCボランティアさん達からは、育てたパピーのその後の心の成長を知らせていただいていますが、今回ウェルシーが帰ってきてくれたことで
犬もおとなになっても進歩していく。
ことを実感として感じています。
少しずつでも、成長していく心を大切にしますね。
こんばんは。ララのママです。
こちらでは初めまして、ですがいつも拝見しています。
いつも読み逃げですみません。
ララと似ているところが多いなぁ~と思いながら読ませていただいてます。
ララも外では聞き慣れない音にはビックリして走り出します。
他犬も大好きで誰とでも挨拶したいタイプですが、嬉しすぎて飼主さんに飛びつく、袖口や手袋を甘噛みする、、と、ウェルシーちゃんの数倍上をいくと思われる興奮犬で、今の最大の悩みのタネです。落ち着いている時は甘えん坊の可愛いワンコなのですが^^;
こちらのブログで色々なヒントを頂いてます。
これからもよろしくお願いします。
ララのママさん
コメントありがとうございます。
いつも、ブログを読んでいただきありがとうございます。
ララちゃんとウェルシーは誕生日も近いですし、性格も似ているところがたくさんある様子で、私もララちゃんには親近感を感じています。
刺激に敏感な仔は、鈍感にはならないと思いますし、敏感ゆえの良さもあるのでそこはつぶしたくありませんし、伸ばしてあげたいと思っています。
例えばウェルシーだったら、名前やコマンドへの反応が良い、人と一緒に何かをするのが好きで理解力も高い、褒められることへの感度も高いので褒めて伸ばせる、などですが、ララちゃんにも敏感ゆえの良さがあると思います。
「刺激に敏感」というものは、落ち着くことはあっても「鈍感」にはならないと思っているので
良いところを伸ばす。
人にとって都合の悪いところ(飛びつくなど)は経験させないようにする。
そして、心の成長を待つ。
という感じでいこうと思います。
私たちはパピーばかりでおとなの犬と暮らしていくのは初めての経験になります。
なので、試行錯誤なのですが、良くない経験を積ませないようにして、心が成長してくれば
興奮して飛びついても
NO(それは違うよね)Sit(座って落ち着きなさい)
などの指示が聞こえるようになると思うんです。
今は興奮が上がりすぎて、叱っても聞こえていないか、こちらが叱ることで余計に興奮するかのどちらかになってしまいます。
興奮しないことを目指すのは、ハードルが高いので、興奮しても人の介入で冷静になれるところを目指していこうと思っています。
ララちゃんに試して良かったと思うことがあったら、おしえてくださいね。
これからもよろしくお願いします♪