パピーウォーカーが巣立ったパピーの誕生日に思うこと
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パピーウォーカーの気持ちとか
2月1日は、わが家の3頭目パピーのシオンの誕生日です。
S-14胎のみんな、それぞれのおうちでお祝いをしてもらっていると思います。
4歳のお誕生日おめでとう。
みんな元気に過ごしているかな?
6頭兄弟姉妹の楽しかったパピーレクチャーを思い出しています。
盲導犬も家庭犬も幸せであってほしい
盲導犬の候補犬として生まれても、盲導犬にになるかならないかは、ほとんどがその仔が持って生まれた気質で決まります。
それは犬の優劣ではなく向き不向きなので、盲導犬になった仔も家庭犬になった仔も、他の道(PR犬など)に進んだ仔もみんな「そこにいるだけで」価値のある大切な犬たちです。
幸せの形はみんなそれぞれ違うけど、みんなの幸せを祈っています。
CCボランティアさんからのお便り
ちょうど誕生日の今日、シオンのご家族からお便りが来ました。
相変わらずおとうさんにべったりで、甘えん坊。
ひとりでのんびりするのも好きで、お散歩も好き。
シオンママさんは、盲導犬候補犬として賢く育てられた犬が、のんびりした犬になり、申し訳ないと綴っていましたが、それでいいのです。
素直な愛らしい犬に成長し、ご家族の皆さんに愛され、ご家族のみなさんが
シオンのおかげで幸せです。
と言ってくださるのが、私たちにとっては一番嬉しい言葉です。
シオンも最高の幸せを掴んだね♪
これからもずっと、ご家族の皆さんと楽しく過ごしてね。
まとめのようなもの
育てたパピーが(盲導犬になってもならなくても)ご縁のあった家庭に馴染んで、ご家族を幸せにしている様子を知ることができると本当に嬉しいです。
犬と暮らす経験の中で
自分も楽しい時間を過ごし、誰かの幸せのための犬を育てる。
というパピーウォーカーの経験はとても貴重なものだったと思います。
確かに、パピーウォーカーは1歳前後の可愛い盛りの犬と別れなければならず、実際、お別れは想像以上に寂しいものでしたが、お別れの向こう側には想像以上の喜びがありました。
CCボランティアさん、お便りをありがとうございました。
父犬ラルゴ君、母犬サンゴちゃん(2019年10月虹の橋を渡りました。ご冥福をお祈りします)
シオンを産んでくれてありがとう!
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Comment
シオン君、4歳のお誕生日、おめでとうございます。
ご家族に愛され可愛がられ、幸せな犬生♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
素敵な4歳の一年になりますように☆
ツムギ母さん
ありがとうございます。
ツムギもシオンも幸せそうで、パピーウォーカーの私たちも幸せです。