犬の毛艶が悪いのはなぜ?愛犬の毛艶を良くするためには?
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健康管理
ウェルシーは、周りの人に
綺麗な犬だね。
毛がツヤツヤしているね。
と言われることが多いです。
この記事を書いている2020年3月23日は、ウェルシーは2歳11ケ月です。
なので
まだ若いからね~。
と言っていますが、周囲を見るとシニアになっても毛艶が良くて若く見える犬や、まだ5歳くらいなのに毛がパサパサした感じの犬もいます。
ウェルシーも年齢を重ねても奇麗なわんこでいてほしいなあ。
と思い、犬の毛艶を良くする方法を調べてみました。
犬の毛並み・毛艶が悪くなる原因
- 病気
- 加齢
- 栄養状態の偏り
- お手入れ不足
などがあります。
病気には医療的な対処が必要ですし、加齢によって衰えるのは仕方ない部分もありますが、年齢の割に美しい被毛を保つことはできます。
犬の毛並み・毛艶を改善するには
健康な被毛は健康な皮膚から、健康な皮膚は健康な体から作られます。
犬が健康に生活していることが大切なのですね。
食餌
犬の食べ物はドッグフードでも手作りでもかまわないと思いますが、犬にとって必要な栄養素が十分含まれていることが大切です。
筋肉や内臓、皮膚、被毛などは、たんぱく質と脂質から作られています。
毎日のごはんは
十分な量の良質なたんぱく質と脂質が摂取できているか。
ということが大切です。
犬にとっては動物性のたんぱく質や脂質が必要なので、ドックフードの内容や、毎日のごはんに穀物が多いようであれば、動物性たんぱく質や必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6)を多く与えることが大切です。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では
1.たんぱく質の量
子犬
22.5%以上
成犬
18%以上
2.オメガ3とオメガ6の量
子犬
オメガ3 0.13%以上
オメガ6 1.3%以上
成犬
オメガ3 未設定
オメガ6 1.1%以上
と設定されているので、ドッグフードを選ぶときの参考にするといいかもしれませんね。
ドッグフードの選び方は
- 総合栄養食であること。
- アレルギーのある仔は、食材に注意する。
- 愛犬が喜んで食べるものを選ぶ。
などを基本に、無添加、オーガニックなどにこだわりがあれば、そういったものを選ぶと良いと思います。
関連記事→ドッグフードの選び方|正しい知識を身に着けてドッグフードを選ぼう
シャンプー
日本盲導犬協会では、シャンプーは月に1回程度で、シャンプーから次のシャンプーまでの期間は、2週間はあけてください。
という指導になっています。
清潔は大切ですが、犬の皮膚は人よりも薄くデリケートなので、洗いすぎも皮膚にダメージを与えてしまいます。
人の皮膚は弱酸性ですが、犬は中性~弱アルカリ性なので、必ず「犬用」のシャンプーを使ってくださいね。
ブラッシング
ブラッシングは血行を良くし、毛並みを整え、死毛を取り除きます。
死毛が残ったままだと蒸れたり雑菌が繁殖して、皮膚にダメージを与えてしまいます。
私は、全体にザッザッザという感じで「ザックリ」ですが、だいたい毎日ブラッシングをしています。
サプリメント
ウェルシーは出産後(生理現象ですが)抜け毛が増え、被毛もパサパサになりました。
なので協会獣医さんから、皮膚の健康に効果のあるサプリメントを処方されました。
サプリメントは、自己判断で与えると栄養バランスが崩れることもあるので、獣医さんに相談するのが望ましいと思います。
そしてサプリメントは、あくまでも補助的なものであって、日々の食事やお手入れなどを十分に行うことが大切です。
協会の獣医さんから処方されたサプリメント「メイベット」はネットでも購入できます。
参考までに…。
ストレス?
ストレスの感じ方は犬によってそれぞれですが、人にとっては何でもないようなことをストレスに感じる犬もいます。
食事やお手入れに気を付けていても毛艶が改善されないのであれば、愛犬がストレスを感じていることが無いか、生活を見直してみましょう。
まとめのようなもの
毛並みや毛艶は健康状態を表しています。
加齢により、どうしても艶が悪くなっていきますが、健康状態を保つことによって最低限に抑えることはできそうです。
- 毎日の食事は、必要な栄養がとれるように気を配ること。
- お手入れで皮膚病を予防したり、ノミダニの薬でノミやダニを予防したり、皮膚の異変に早く気づき対処してあげること。
- ストレスの少ない暮らしを心掛けること。
などに気を付けていこうと思います。
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