委託終了式|盲導犬パピー2回目の別れ

公開日: : D‐18胎ワトソン*ウェルシー仔

2021年1月17日に、富士ハーネスと仙台訓練センターにて、ウェルシーとワトソン君の子犬たち、D-18胎の委託終了式が行われました。

仙台のパピーウォーカーさんから頂いた写真ですが、E-18胎のエトワちゃんも一緒に入所だったようですね。

パピーウォーキング終了式

1歳のお誕生日前の入所は切ないです。

盲導犬パピー2回目のお別れ

D-18胎の委託は1年前(2020年)の2月8日でした。

11ケ月ちょっとの期間を、パピーウォーカーさんのご家庭で過ごしたことになります。

寒い時期の委託になり、2回目の冬をちょっとだけ一緒に過ごして、一度きりの季節を駆け抜けていきました。

お別れは寂しいけれど

犬がパピーウォーカーさんの家庭で過ごすのは、生涯の中でほんの短い期間です。

しかし、犬が体も心もどんどん成長する、一番可愛くて多感な時期です。

パピーたちは、日常の中で人との暮らし方を学び、家族と一緒にたくさんの経験をし、強さや優しさや心の豊かさを身に着けて行ったことと思います。

1歳前後の可愛い盛りの犬とお別れをしなければならないのは、パピーウォーカーの定めで、パピーを入所させるとき、ほとんどのパピーウォーカーさんは涙を流します。

それは、最初から分かっていたこと。

それでも流れる涙は、寂しさと同時に充実感や達成感、パピーの幸せを祈る気持ちetc…。

いろいろな気持ちが凝縮されますが、愛情にあふれた暖かい涙がたくさん流れます。

私自身は、人生の中でこういう涙を流すのも悪くないなって思っています。

まだまだ、寂しさを受け入れるのには心が溢れてしまいますし、今まで一番近くにいた仔の「現在の様子」がさっぱりわからないのがストレスになったりします。

時間の流れの中で、訓練センターから近況を知らせる連絡があったり、面会があったりするので、少しずつストレスが緩和されると思います。

そしてみなさんの「寂しさ」が「応援」に変わって行ったらいいなと思っています。

富士宮のパピーウォーカーさん。

ウェルシーの子どもたちを大切に育てていただき、ありがとうございました。

記念写真富士宮

真冬なのに、今年の富士山はほとんど雪がありませんね。

仙台のパピーウォーカーさん。

ウェルシーの子どもたちを大切に育てていただき、ありがとうございました。

記念写真仙台

コロナのお陰で1度もお伺いできなかったのが残念です。

みんな幸せになってほしい

ここから先は、訓練士さんにお任せすることになります。

盲導犬になる、ならないは、父犬と母犬のどんな気質を引き継いでいるかというもので、生まれる前に「これとこれ」と選べませんし、ましてやパピーウォーカーさんの育て方で決まるわけでもありません。

盲導犬の候補犬として生まれてきているので、全頭盲導犬になったたらいいなと思うのはやまやまですが、進路を選ぶのはパピーの持って生まれたものです。

どんな道を選んでも、その仔が大切にされ、その仔らしく幸せに暮らしていけることを願っています。

私たちもパピーウォーカーの皆さんと一緒に、陰ながらパピーたちの未来を応援していきます。

面会のときに、成長したパピーに会えるのが楽しみですね。

まとめのようなもの

ダイアモンドプリンセス号で新型コロナウィルスが、日本で初めて見つかったのが2019年の1月でした。

そのときは、まさか世界的なパンデミックになるとは誰も思っていませんでしたよね。

パピーレクチャーが開けなかったり、お子さんたちも休校になったり、緊急事態宣言が出て外出が難しくなったり、新型コロナウィルスに振り回されるパピーウォーキングになってしまいました。

そんな中、ウェルシーの子どもたちを大切に育ててくださりありがとうございました。

ウェルシーの子どもたちが、ご家族の皆さんにたくさんの笑顔と癒しを与えてくれていたら幸いに思います。

コロナのせいで入所式に参加できない私たちのために、写真をくださったパピーウォーカーさん、ありがとうございました。

ウェルシーとの思い出の箱がひとつ増えました。

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