犬連れ箱根｜大涌谷の大地獄は霧に阻まれ

ウェルシーだよ♪

9月の下旬に、箱根に遊びに行ってきたよ。

箱根と言ったら温泉もあるし、関東屈指のリゾート地だね。

あたしが連れて行ってもらったところをご紹介するよ。

今日は「大涌谷」だよ。

晴れていれば絶景のはずなんだけどね。

大涌谷とは

大涌谷は、約3000年前に箱根火山の爆発や火砕流によってできたんだって。

夏でも草も生えないような荒涼とした大地に白煙が立ち込め、今も火山活動が観測されているんだよ。

昔は「大地獄」と呼ばれていたそうだよ。

明治時代に、現在の「大涌谷」に改称されたんだって。

その後、噴煙や硫黄を見物できるように整備されて、箱根屈指の人気観光スポットとなったよ。

2021年現在、火山活動の活性化によって立ち入りできる区域が限られているけど、少し離れた場所から大涌谷の様子を見ることができるよ。

見どころ

1．箱根ロープウェイ

小型犬で、ケージに入れればわんこと一緒にロープウェイに乗れるよ。

お天気が良ければロープウェイの上から見下ろす景色が絶景なので、小型犬の飼い主さんはぜひ、早雲山駅と桃源台駅を結ぶ「箱根ロープウェイ」を利用してみてね。

早雲山を出発すると、木々の緑が広がり、秋には紅葉も楽しめるよ。

しばらく行くと、荒涼とした山肌と白煙が上がる様子を空から一望できるんだよ。

上からの景色を楽しめるのがロープウェイの魅力だね。

上の写真は、ロープウェイの「大涌谷駅」の展望スペースから見下ろした景色だよ。

霧なのか、噴煙なのか分からない感じになっているね。

少し黄色く見えるのは、硫黄の成分が結晶化したもの。

周囲は硫黄のにおいを強く感じるよ。

2．大涌谷くろたまご館

館内の「くろたまSHOP」では、名物の黒たまごをはじめ、オリジナルのお菓子やご当地キャラクターグッズのお土産などを販売しているよ。

下の建物は「極楽茶屋」

大涌谷温泉で茹でた「名物黒たまご」は、１つ食べると7年寿命が延びると言われているんだって。

ほんのりと硫黄のにおいがして、科学的に通常のたまごよりも黄身の旨味成分が約20％高いと証明されているんだって。

大涌谷だけの限定販売で、現在はここ「大涌谷くろたまご館」と「極楽茶屋」だけで購入できるんだよ。

※2021年9月現在、ゆーらんどは休止中、玉子茶屋は自然研究路の閉鎖中は行けないので。

3．大涌谷延命地蔵尊

2021年9月現在は閉鎖されている「大涌谷自然研究路」の入口手前に「大涌谷延命地蔵尊」が佇んでいるよ。

今から約1100年前、弘法大師空海が旅の途中この地に立ち寄り、この大涌谷の荒涼とした地獄のような風景に心を痛め、一体の地蔵菩薩を作り祈願したのが始まりだという伝説が残っているんだって。

黒たまごの延命の由来は、この地蔵菩薩からきているんだよ。

お地蔵さんの社の隣には、温かい泉「神泉の湯」が湧いているよ。

手を清めたり、すぐ側の湯かけ地蔵をお浄めすることができるよ。

飲んじゃダメなの？

ってママに聞いたら

飲用ではありません！

って言われた～。

そんなあたしを、上の写真のご家族が可愛がってくれたよ。

嬉しくて手を掛けちゃったけど、ふわっと優しくできたよ。

あたしは子どもが大好き。

お鼻をくっつけたら

わんちゃんにchu~されちゃった～！！

と子どもが大はしゃぎ。

可愛かったな。

あたし的には、人との触れ合いがこの旅で一番楽しかったかも～。

だって、可愛がってくれる人が大好きなんだもん！

火山ガスについて

まとめのようなもの

大涌谷は、火山がつくり出した独特の景色を楽しんだり、散策をしたりできる箱根でも有数の観光スポットだよ。

大涌谷は標高が1,044 mあって、霧が出やすかったり風も強いことが多く、夏でも気温が低めなので、羽織物を持つなど服装に気をつけてお出かけしてね。

あたしたちが出かけたときは、お天気がいまいち。

今度行くときは綺麗な景色を見られるといいな。