動物病院を受診するコツ!獣医さんに聞きました
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健康管理
わが家でお預かり中の、盲導犬繁殖犬ウェルシーですが、この度「引退」となりました。
3回の出産で24頭の子犬を育てて、頑張ったね。
これから、のんびり楽しく暮らそうね♪
私たち家族は、今後「引退犬飼育ボランティア」として、ウェルシーのお世話を続けていくことになりました。
引退犬担当スタッフさんに
ここから先は、終末へと向かうステージという心構えを持って、ウェルシーが幸せに歳を重ねていけるようお願いします。
と言われました。
出産後のトラブル以外では、たまに下痢をしたり、一度膿皮症になったくらいで比較的元気なウェルシーですが、この先は獣医さんにお世話になることも増えてくると思います。
獣医さんに、動物病院を受診する際のコツを聞いてみました。
動物病院受診のコツ
1.症状を動画や写真に撮っておく
私は2頭目パピーのツムギがケンネルコフになったとき
吐きそう?
それとも咳?
よく分かりませんでした。
なので動画を撮って、かかりつけ獣医さんに見ていただきました。
その時の動画がこちらです。
この状態を言葉で表現するのは難しかったので、動画を撮って良かったです。
嘔吐、下痢便、血尿なども、写真に撮っておくと獣医さんには、その形や色などから病気を推測する判断材料になります。
動画や写真は、専用のアルバムを作ってスマホに保存しておくと、似たような症状が出たときに見比べることができます。
2.症状のメモを取る
例えば「下痢をして食べなくなった」場合
9月1日 お昼頃泥状の下痢、夕食はいつもの半分にするが残す。
9月2日 水様便、朝食は食べず、だるそう。
9月3日 体が熱く感じる。
というように、どんな症状があって、いつから症状が悪化したか、別の症状はいつから出てきたか、などをメモを見て説明できると、獣医さんの診断の助けになります。
3.受診のタイミングを考える
愛犬が病気かな?
と思ったときの病院を受診するタイミングです。
「すごく具合が悪い」場合は今すぐ!
すごく具合が悪い、と思えるときは命に関わることもあるので、様子を見ていると手遅れになることもあります。
できるだけ早くかかりつけの病院を受診します。
かかりつけ病院がお休みだったら、別の病院に、夜間だったら夜間病院に、とにかく今すぐ受診します。
- どんどん悪くなる
- ぐったりしている
- ハアハアが止まらない
- 血が出ている
などのときは「すごく具合が悪い」と判断してください。
「だんだん具合が悪くなる」場合は平日の午前中に!
だんだんと、数日かけて具合が悪くなっていく病気は、平日の午前中の受診が望ましいです。
だんだんと具合が悪くなる病気の多くは、いくつかの検査をして病名が判明することが多いです。
検査によっては時間がかかることもあるので、診療終了間際や土日の忙しいときには検査ができず、改めて受診することになる場合もあります。
だんだんと具合の悪くなる病気は、一度の検査でははっきりせず数回の検査が必要な場合もあります。
飼主さんも獣医さんも、時間と手間をかけることになるので、余裕を持って受診することが望ましいです。
- 少しづつ悪化している気がする
- 体重や食欲が落ちた
- 水を飲む量が増えた
- 寝ている時間が長くなった
などの症状が見られたら「だんだん具合が悪くなっている」と判断してください。
【受診のタイミングまとめ】
「すごく具合が悪い」場合は今すぐ!
「だんだん具合が悪くなる」場合は平日の午前中に!
4.指示通りに再受診をする
獣医さんにお薬をもらって、〇日後にまた来てくださいね。
と言われることがあります。
また行くの?
その期間で治らないの?
と思ってしまいますが、病気には一度の診療では「分かりにくい病気」もたくさんあります。
また、症状が軽度の場合は「分かりにくい」ということもあります。
獣医さんは症状から、治る可能性の高いお薬や治療をしていきますが、症状が改善されなかった場合には、別の可能性も考えています。
〇日後に薬の効果を聞くことで、分かりにくい病気が分かっていきます。
遠回りなようでも、病気の原因を突き止めるために必要なので、ぜひ指示通りに再受診してください。
5.愛犬の普段の様子を知っておく
人も日頃の体温が低い人もいますし、37℃でもそれが平熱という人もいますね。
犬も同じで体温が高めと思っても、それがその仔の平熱ということもあります。
検査の数値が高めでも低めでも、それがその仔の普段の数値ということもあります。
一回の検査では、その数値が異常値なのか、その仔の身体の個性なのか分かりませんが、健康な時に定期検診をしているとそれが分かってきます。
また、身体の個性と判断されても、それが悪い方向に変化していくのであれば、治療が必要ということになります。
定期検診をしていれば
病気かも!
と思ったときに、データーを見て的確な治療が始めやすいですね。
健康な時に定期検診をして、その子の普段の様子を知っておくことが大切です。
かかりつけ病院では、健康診断の結果を把握していますが、初めて行く病院では情報が無いので、健康診断の結果を写真に撮り、スマホの中に保存しておくといいですね。
関連記事→愛犬のかかりつけ動物病院の選び方|見るべきポイントは?
まとめのようなもの
今までは大した病気もしなかったウェルシーも、この先は動物病院のお世話になることが増えることでしょう。
獣医さんに、動物病院受診のちょっとしたコツを聞いてみました。
- 症状を動画や写真に撮る
- 症状のメモを取る
- 受診のタイミングを考える
- 指示通りに再受診をする
- 愛犬の普段の様子を知っておく
犬は、自分の身体の症状を言葉で話すことができません。
獣医さんの診療の助けになるように、家族が動くことが大切だと思いました。
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Comment
ウェルシーちゃん、この夏で繁殖犬のお仕事も引退したのですね!
今まで出産、子育て、よく頑張りましたね。
パパさん、ママさんもお仕事のサポートお疲れ様でした〜👏👏
まだまだ若いウェルシーちゃん、
これからは動物病院とも上手に付き合って、できるだけ長く元気でいられるように健康管理しながら、のんびり楽しみましょうね♪
ケインママさん
ありがとうございます。
無事にお役目を果たせてホッとしています。
第三ステージは、健康一番でのんびり楽しく過ごしていきますね。
ケイン君にも会いたいです♪