愛犬のかかりつけ動物病院の選び方|見るべきポイントは?
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健康管理
獣医さんは、犬の健康面でのアドバイス、診療、治療などを行ってくれる頼れる存在です。
愛犬が健康で幸せに暮らしていくためにも、良い動物病院と巡り合いたいですね。
緊張するつむたん。
尻尾が下がってるよ。
かかりつけの動物病院を決めよう
犬も人と同じように「かかりつけの病院」を決めておくといいですね。
同じ病院を利用していればこれまでのカルテが蓄積され、罹った病気や、健康状態の経過などを獣医さんが把握できるので、適切な診療が受けられることにつながりますね。
かかりつけ病院選びのポイント
1.近い・通いやすい
緊急時のことも考えると、家から近いこと、通いやすいことも重要なポイントになります。
まずは、家の近くの動物病院の中から選んで行きます。
いきなり病気になってから行くのではなく
- 周りの人の評判を聞いてみる。
- ノミダニ、フィラリアのお薬を1回分ずつ別の病院で処方してもらう。
- 予防注射などを別々の病院で受けてみる。
などして、病院の様子を観察してみるのも、選び方の一つです。
実際に獣医さんの技量を知るのは難しいことですが、それでも見ておいた方が良いポイントはあります。
チェックすべきポイントを見ていきましょう。
2.院内が清潔
受付に行ったときに、院内が清潔かどうかチェックします。
待合室、診察室が整理整頓され、衛生的に保たれていることは「医療従事者」としての意識が高いのではないかと推測できます。
また、時間に追われすぎて「診療以外のことに手が回らない」状態ではないと推測できますね。
3.診察が丁寧
素人には判断の難しいところではありますが
- 飼い主さんの話を丁寧に聞いてくれるかどうか。
- 犬の体に触れてしっかり検査してくれるか。
などを見ていきます。
犬の病状に対してどんな処置をするかを判断するためには、飼い主さんから犬の様子を聞く必要があります(犬は話せませんからね)。
犬にとってはストレスにはなりますが、しっかり体の検査をしないと状況は判断できません。
そういったところが雑に感じる病院は避けたいかな、と私は思います。
4.説明が分かりやすい
難しい医療用語などを多用されても、さっぱりわかりません。
獣医さんの説明が分かりやすく丁寧で、こちらの質問にも丁寧に答えてくれることもポイントです。
5.獣医さんやスタッフが優しい
優しいというのも重要なポイントで、獣医さんやスタッフさんが横柄な感じだと、聞きたいことがあっても聞きにくくなってしまいます。
やはり、親しみのある態度で応対してくれる方が嬉しいです。
当然ですが、人だけではなく犬にも優しく接して欲しいです。
いきなり犬の体に触らず、犬にも必ず声をかけてから触り、終わったら褒めてくれる獣医さんやスタッフさんだと犬の緊張も和らぐと思います。
6.料金が分かりやすい
動物病院は自由診療です。
なので、同じ治療をしても病院によって料金が違います。
しかし、料金が高いところはボッタクリなのか(そういうところもあるようですが)というわけではなく、整った設備を備えていればその分料金に反映されるということはあります。
飼い主としては安い方が嬉しいですが、その他のチェックポイントも見て総合的に判断したいです。
明細書を見たときに、診察料、検査料、薬代などが分かるようになっていると透明性があり良心的です。
飼い主にしてみれば、この仔の治療にどのくらい費用がかかるんだろう?
というのがある程度把握できた方が嬉しいのですが、動物病院がホームページなどに料金を掲載することは獣医師法で禁止されているのだそうです。
7.緊急診療に対応できる
夜間や休診日に具合が悪くなることもあります。
そんなときの対応体制も確認しておくといいですね。
わが家がお世話になっている動物病院は、時間外料金が上乗せされますが対応をしてくれます。
緊急時に応急処置だけでもしてもらえると思うと、やはり心強いものです。
まとめのようなもの
動物病院を選ぶときに、料金、実績、専門性など気になることは多いものです。
それを調べ、判断するのは難しいところもあります。
そこで、直感的に動物病院を選ぶポイントを調べてみました。
- 家から行きやすい。
- 清潔である。
- 診察が丁寧で、飼い主の話をよく聞いてくれ、説明も分かりやすく、緊急時も対応してくれる。
- 犬の扱いが優しく丁寧。
- 獣医さんやスタッフさんの対応が親切。
- 明細書に料金が分かりやすく記載されている。
- 時間外でも対応してくれる。
そういったところが、動物病院を選ぶ際のポイントになると思います。
診察後も改善しなかったり、不安がある場合は、他の病院を訪れる決断も必要です。
いわゆるセカンドオピニオンですが、犬は言葉で病状を伝えられないため、獣医さんによって異なる診断が出る場合もあります。
納得できるかかりつけ病院を選び、またほかの病院とも上手に付き合って犬の健康を守ってあげたいです。
(写真は1枚目ツムギ、2~3枚目ウェルシーです)
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