盲導犬ユーザーの講演と子犬が1歳になるまでにしつけておきたい10のこと

知り合いの盲導犬ユーザーの井出さんにお誘いいただいて、アニマルプラザ「犬のようちえん」駒沢公園教室で行われた、井出さんの講演に参加しました。

トレーナーさんは、盲導犬引退犬ボランティアをしています。

引退犬ウィッシュ君

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優しいお顔で笑顔が可愛い11歳の男の子です。

家庭犬も盲導犬も人と一緒に楽しく暮らす犬

井出さんの講演は、今回も盲導犬=スーパードッグのイメージを覆します。

CIMG7008

参加者を笑わせ、実演やクイズで参加者の心を掴んでいきます。

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公園の内容は1月に白金教室で行われたものとほぼ同じでしたが

関連記事→日本ドッグトレーナー協会のイベントに参加しました

パピーウォーカーの私の視点で心に残ったことを記します。

盲導犬の訓練は厳しいの?

井出さんは

盲導犬の訓練は、遊びを入れたり犬がゲームをするように進めて、犬が正解できると褒める。

褒められると犬は嬉しいので、またやりたくなる。

という方法を使って、犬が楽しみながら盲導犬のお仕事を学んでいくように進めていきます。

訓練には犬が辛いと感じる方法は用いません。

と話しました。

でも、盲導犬になるのは難しいんでしょ?

参加者から

盲導犬の落第犬を飼育している人を知っていますが、犬はとってもいいこ。

それでも盲導犬になれないのだから、訓練は厳しくなくても選別は厳しいのでは?

という質問が出ました。

作業面は問題がなくても、様々な理由で盲導犬のお仕事がその犬にとってストレスになると判断されれば、犬の幸せを考えて無理に盲導犬にすることはありません。

選別が厳しいと言うより、盲導犬のお仕事がその犬にとって楽しいものなのか、ストレスになるものなのかを考えて判断します。

という説明が井出さんからありまた。

盲導犬になる犬は盲導犬に向く資質を持っているだけで、人に置き換えてみれば、音楽が得意な人がミュージシャンになったり、スポーツが得意な人がスポーツ選手になったりするのと変わりはありません。

音楽やスポーツが苦手な人が、人として劣っているわけではありませんよね。

盲導犬にならない犬もそれだけのことで、劣った犬ということではないんです。

育て方が悪いわけでもありません。

スポーツが苦手だった人は、学生時代の体育の授業や運動会は苦痛だったはずです。

それを定年まで毎日やれって言われたら?

ねぇ・・・。

今回の井出さんの講演に参加した人たちには伝わったと思いますが、もっと多くの人に知ってもらいたいことだなあと思います。

日本盲導犬協会では「落第」ということではなく、候補犬という立場からキャリアを変える(転職みたいなもん?)ということで「キャリアチェンジ犬」と言っています。

犬と飼い主の幸せは犬の育て方で決まる

盲導犬になるかならないかは、資質によるものが大きく育て方は大きく影響しません。

しかし

家庭犬として良い犬になるかならないかは、育て方による影響が大きいのです。

アニマルプラザ「犬のようちえん」のホームページに

  1. トイレ&クレートトレーニング
  2. 体のどこでも喜んで触らせる
  3. 噛まない
  4. 社会性を身に着ける(社会化)
  5. 噛んで良い適切なおもちゃを与える
  6. 留守番の練習:分離不安を予防する
  7. 食べ物やおもちゃへの執着を取り除く
  8. 良質な食べ物を与える
  9. リードまたはハーネスで引っ張らずに歩く
  10. オービディエンストレーニング

以上

子犬が1歳になるまでにしておきたい10のこと

が掲載されています。

これは、しつけの方法に多少の違いはありますが、盲導犬パピーの育て方と考え方や基本の部分は全く同じです。

子犬のうちに身に着けると、その後の犬との暮らしがとても楽しいものになるはずです。

飼い主さんたちの意識が高まり、働く犬たちへの理解も広がるといいなと思います。

おまけ

今回は、ロンド号のパピーウォーカーさん、ウェルシーの母犬ココアちゃんの繁殖犬ウォーカーさんにも会うことができて、嬉しいサプライズでした。

犬たちとボールで遊ぶウェルシーパパ。

CIMG7023

ドッグトレーナーみたい!

CIMG7026

あ!!

家庭犬トレーナーの資格

持ってたんだった!

<追記>

ウィッシュ君ママさんから、当日の犬たちの写真をいただきました。

image2

笑顔が可愛いココアちゃん。

おチビのくせに偉そうなウェルシー。

どーよ!

このふてぶてしい顔と前足の開き具合!

末は女番長だな・・・。

ひときわ貫禄のあるロンド号

おすまし顔が凛々しいです。

穏やかな笑顔のウィッシュ君

引退後の幸せがにじみ出ています。

協会っ仔たちは何度かのお別れを経験することになりますが、その生涯のどのステージでも幸せな時間をすごしていきます。

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Comment

  1. ケインママ より:

    CC犬の例えがとても分かりやすくていいですね。
    盲導犬にならなかった犬は、ただ盲導犬には向いていなかっただけで、どの子もいいところはいっぱい持っていますよね。
    そして、家庭犬としてのしつけは、どの犬にも共通して大切だということ。それが犬の将来の幸せをも左右すると思います。
    そう考えると、幼児期の成長に関わるパピーウォーカーさんの役割はとっても大きいですね。

    • gd.vol より:

      ケインママさん
      自分がお預かりした犬たちが家庭犬の道を選んでいるので、キャリアチェンジがどういうことなのか、多くの人に知ってもらいたい気持ちがつい文章になりました。

      パピーウォーカーの役割は、盲導犬になるならないにかかわらず大切ですね。
      訓練士さんのご指導を仰ぎながら、楽しくパピーを育てていきますね。

  2. ツムギ母 より:

    盲導犬育成事業が正しい意味で世の中に広まって欲しいですよね。
    警察犬やガンの匂いを嗅ぎ別けられるようなワンコちゃん達には『我慢させられてかわいそう』などの声が上がらないのと同様に…。

    パパさん、さすが資格者!全員キリッとした顔でパパさんの指示を楽しみに待ってますね〜(^^) 我が家にも出張して下さい(^^)

    • gd.vol より:

      ツムギ母さん
      どんなことでも正しく知ることが大切ですね。
      このボランティアをしていて一番辛いのは
      「可哀想」と言われることかもしれません。

      ウェルシー以外は訓練がちゃんと終わっている仔たちなので、誰がやっても同じようにキリッと指示を待ちます。
      おチビのウェルシーまで先輩たちに交じってキリッとしているのが笑えますね。

      つむたんの1歳までのしつけは完璧に終わっています(笑)
      なので、そのあとはよろしく~です★

  3. サナ父ちゃん より:

    さすが女番長(笑)。
    こりゃ末は女総長ッスね~(笑)。

    富士宮暴走連合「羅武羅怒屡」総長ウェルシー!(笑)。

    すいません(笑)。

    成犬と並ぶとまだまだちっちゃいですが、パパさんの指示をsitして待っているところはもう一人前な感じですよね~♪
    これからの成長、楽しみですよね~♪

    あと、ロンド君のパピーウォーカーさんもいらしてたんですね~♪
    ロンド君と会えて良かったです♪
    サナと一緒に入所したロンド君、頑張って欲しいです。

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      ちっちゃくても、いっちょまえの面構えで笑えますよね。

      ロンド君のパピーウォーカーさん、初めてお話させていただきました。
      愛おしそうにロンド君をなでなでする姿に心打たれました。
      幸せ一杯に育ったロンド君が、今も幸せ一杯に生活している姿を見て、心から安心されたのではないでしょうか。

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