聴導犬に向いているかも?
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第四話 ウェルシー
ある日、自分のマットでくつろいでいたウェルシーが突然立ち上がり、部屋の扉の前に立ちました。
閉まっている扉の前で立ち止まって、私を振り返ります。
部屋の外に行きたいのかと思って、扉を開けてあげました。
すると
トットットと走って行って、また戻ってきて私を見上げます。
なあに?
と言うと、また出て行ってリビングの方に行くので、ウェルシーについていくとパパの携帯が鳴っていました。
パパちゃん、電話だよ。
携帯の上にパパのバッグが乗っていたのと、部屋の扉が閉まっていたため(広い家でもないのに)着信音が聞こえませんでした。
さすがに、犬は耳がいいですね。
ウェルシー
ありがとう。
電話だよ~!
って教えてくれたの?
すごいね~。
聴導犬になれるかも~!!
しかし今朝、同じようなシーンがありましたが、ウェルシーはパパにお腹を出して甘えてハフハフしていて、電話の音に全く気付きませんでした。
だめだこりゃ(笑)
聴導犬は、ドアノックやピンポン、キッチンタイマーや笛吹きケトルの音などが聞こえると、ユーザーさんに前足をかけて知らせますよね。
そして、ユーザーさんが
なあに?
と犬を見ると、音源のところに行って状況を知らせてくれます。
音に敏感なウェルシーさん。
家に(ウェルシーの中で勝手に思う)怪しいものが来るかも~?
と思ったら
わん!
じゃなくて、鼻ツンで
ねえねえママ、怪しいものが来るかも…。
って言ってくれればいいのに。
なんてね。
それはまた別の話なんでしょうね?
わん!
と一声吠えるときは、その音に対して警戒する気持ちがありますからね。
聴導犬は犬の警戒心を利用しているわけではないですものね。
なので、ウェルシーの一声吠えを鼻ツンに置き換えるのは、さすがに無理かもですね。
聴導犬は火災報知機など危険を知らせる音に対しては、ユーザーさんに前足をかけた後に伏せます。
危険な音の時は伏せるという訓練を受けているのでしょうね。
その他にも、落としたものを拾ってくれたり、家族など他の人を呼びに行ってくれたりもします。
ウェルシーは
パパ呼んできて。
と言うとパパのところに行きますが、パパに甘えるだけで
呼んでくる。
という役には立ちません~(笑)
いいの。
甘えるのも、あたしのお仕事なの。
聴導犬・介助犬についてはこちら→日本聴導犬協会
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Comment
かわいいですね~♪
まだまだ時間はありますので、たくさんの幸せな思い出をウェルシーちゃんに…
サナ父ちゃんさん
ズコッ!っと思うことも多いのですが、なんか憎めないウェルシーです。
楽しい時間を過ごして、新しい生活に入って欲しいですね♪