愛犬との距離感はどのくらいがいいの?近すぎず遠すぎずを見つけよう
公開日:
:
犬育て
私はパピーウォーカーになるまで犬の飼育経験がありませんでした。
なのでパピーウォーカーになったとき、子犬ということを差し引いても、犬とはこんなに人に甘える生き物なのかとびっくりしました。
パパに甘えてゴロンゴロ~ン♪
愛犬と人との理想的な距離感は?
ウェルシーは甘えん坊ですが、お留守番もできるし、要求を通そうとして我を張ることもなく聞き分けてくれるので
まあ、いい距離感で暮らせているかな。
と思っていますが、犬と人との距離感はどのくらいが理想的なのでしょうか?
犬がストレスを感じる距離感とは?
犬は元々群れで生活する社会性のある生き物なので、家族を群れの仲間と考えている言われています。
犬がストレスを感じる家族との距離感とは
例えば
- ほぼ1日中抱っこしている。
- 常に愛犬を見たり、かまったりしている。
- ケージや狭いスペースに、ほとんど1日中入れている。
- 最低限のお世話以外は相手をしない。
などが思いつきますね。
私たちも、家族との距離が近すぎても窮屈ですし、干渉されすぎるのも鬱陶しいですね。
かと言って、家族と行動を共にできなかったり、最低限のコミュニケーションしかない、というのも寂しいです。
家族との心地良い距離感は、犬も人も感覚的に近いのかもしれませんね。
付かず離れずの距離感
わが家は自営業で、私は家で仕事をしているので、日中はほぼウェルシーとふたりで過ごしています。
コロナ禍でリモートワークになり、愛犬と過ごす時間が増えたという人もいるかもしれませんね。
ウェルシーは家の中で自由に過ごしていますが、甘えん坊なのでほぼいつも私がいる部屋にいます。
私の姿が見える距離で、居心地のいい場所(秋真っ盛りの今だと、窓辺で日向ぼっこなど)でくつろいでいます。
近い距離にいますが、お互いに自分の世界で過ごしている感じです。
私はウェルシーに干渉しませんし、ウェルシーも後追いしたりベタベタくっついてきたりはしません。
遊んで、抱っこして、など要望があるときは近くに来て
じっと見つめる。
手を乗せる。
などして、気持ちを伝えてきます。
そんなときは、ウェルシーを優先しますが
ちょっと待っててね。
と言って、待ってもらうこともあります。
生活の中で身に着けたのだと思いますが、こちらが忙しいときは察してくれるみたいで要望を言ってきませんしね。
甘えん坊ですが、気配りもできるウェルシーさんです。
(犬ってすごいな~。)
パピーの頃はいたずらしないように気を配ったり、排泄を失敗させないように動いたり
吠えても「お願い」は叶わないんだからね。
と教えたり、やっぱり大変だったと思います。
成犬になってからは家の中で、付かず離れずの距離感で過ごしています。
この「付かず離れずの距離感」は犬の性格もありますし、飼い主さんの生活スタイルや性格もあるので、犬と人の心地良い距離感を見つけていくといいですね。
一つ屋根の下でも、お互いのプライベートな時間も大切です。
コミュニケーションを大切に
犬は社会性のある動物なので、飼い主さんとコミュニケーションを取りたいと思っています。
毎日のお散歩は運動のためだけではなく、飼い主さんとコミュニケーションを取る大切な時間でもあります。
愛犬はいっぱい話しかけてくれるはずで、散歩中にスマホを見ていては気付けません。
見上げてくる愛犬と目が合って、ニコッとしてあげるだけで愛犬の顔がパッと輝いたりします。
飼い主さんも自分と一緒に楽しい時間を共有している!
ということが、愛犬にとって喜びになります。
犬からのサインを無視ばかりしてしまうと、犬は自分の世界に入って歩くようになり、コミュニケーションの機会は失われます。
犬の「飼い主さんとコミュニケーションを取りたい」という気持ちを満たしてあげることで、犬の心は満たされ穏やかに生活していくことができます。
仕事をしていると家で愛犬の相手をするのは大変かもしれませんが、お散歩以外にも、一緒に遊んであげたり、甘えさせてあげましょう。
まとめのようなもの
愛犬との距離感について考えてみました。
かまいすぎ、過干渉も良くないですし
お世話だけしていればいいよね。
みたいな、コミュニケーション不足も良くないですよね。
近くにいる愛犬がつい気になり、ちょこちょこ見たり、声を掛けたり、かまったりしたくなる人も、自分のことが優先でつい愛犬を後回しにしてしまう人もいるかもしれませんね。
「うちのこ」と家族のちょうどいい距離感をみつけて、愛犬と良い関係を築いていきたいです。
- PREV
- 叱ると逆切れする犬のしつけ方
- NEXT
- 犬に散歩は必要?無理に散歩をしなくて良い犬もいると思う
関連記事
-
愛犬との別れを考えてみた!元パピーウォーカーの私が家庭犬の飼い主さんに思うこと
私たちは2013年にパピーウォーカーになりました。 そして4頭のパピーを育て、4頭目パピーのウェル
-
子犬生後7か月 自我に目覚める季節 反抗期とも言う
この時期の特徴ともいえる「反抗期」ですが、ツムギの「反抗期」は今のところ想定の範囲内で、それほど大変
-
隙間は好き間?犬が狭い場所を好むのはなぜ?
犬が狭い場所に入っていることはありませんか? ツムギはちょっとした隙間に入るのが好きです。 広い
-
犬にも思春期がある?思春期の特徴と子犬への接し方
犬の思春期は、生後6か月から9か月頃なのだそうです。 初めて犬を育ててみて 犬も人間も成長過程は
-
犬がトイレを失敗する原因と対策
子犬を迎えたときから始まるトイレトレーニングですが、なかなかうまくいかないことも、できていたのに最近
-
子犬が不安を感じているときの表現それぞれ
皆さんの愛犬は不安を感じていたり、怖いなと感じているときどんな行動を取りますか? 犬が不安を感じて
-
飼い主が出かけるときに見送りをしない犬は薄情なの?
夫が仕事に出かけるとき、私は玄関で見送ります。 気を付けて行ってらっしゃい。 わが家でお預かりし
-
室内犬はケージ飼いと放し飼いどちらがいいの?
犬を室内で飼育するにあたって ケージに入れたほうがいいのか? 室内でフリーで生活させた方がいいの
-
犬に触ると嫌がる?犬に優しい触り方を子供に教えてあげよう
ウェルシーは人が大好きです。 子供も大好きなのですが、人に対しては嬉しさが先行して興奮してしまい、
Comment