子犬のしつけ伏せ「Down」いつからどう教える?

公開日: : 第一話 イズモ, コマンドに従う

犬のしつけの中で「コマンドに従う」ものがいくつかあります。

Sit(お座り)Down(伏せ)Wait(待て)Come(おいで)

などが基本的なものになるかと思います。

子犬に伏せをいつどう教える?

伏せるという姿勢は無防備な格好になるので、お座りよりも教えるのが難しいですね。

生後4か月のレクチャーのときには、イズモは家でもなかなか出来ませんでしたし、外でも滅多に出来ませんでした。

伏せの教え方

生活の中で自然に教える

Downも特別に教えていなかったんです。

要領はSitと同じで、日常の中でイズモが伏せた瞬間に「Down」と言って「Good」と褒めていました。

家の中でおとなしく伏せているということは、それだけで「良いこと」なので、座ったり伏せたりすると褒めていました。

そのうちに、伏せている姿勢と「Down」という音が結びついて、褒められるので「これ正解!」と覚えました。

しかし、生後4か月のレクチャーの頃は、指示で確実にできる状態にはなっていませんでした。

おもちゃを使って教える(カラーを持つ)

「Down」は「Sit」より若干難易度は高いですが、子犬を迎えて生活に慣れてきたら、おもちゃで遊びながら教えることができます。

委託資料にはおもちゃを使って「Down」を教える方法が書いてあります。

  • Sitで犬を座らせる。
  • 左手でカラーを持ち、右手でおもちゃを持ち床に向かって下げる。
  • 伏せようとしたら「Down」と声をかける。

これは挑戦してみましたが、イズモは歩いておもちゃを取ろうとします。

しかしカラーを持たれているので進めない。

どうしたらおもちゃを取れるのかな?

と考えて、伏せれば口が届くじゃんひらめき電球というのが狙いなのですが

なんで~!

その手を離してよ~!!

という感じで仰向けにひっくり返って、カラーを持つ手を噛んでくるんです。

教科書通りにいかないよ~!!(泣)

という訳で

2回目、生後4か月のレクチャーのときに訓練士さんに実演していただきました。

イズモは同じように仰向けになり、訓練士さんにカプカプしましたがなんと訓練士さん!仰向けイズモのお腹をなでて「Good Good」と褒めるんです。

そしてイズモもおもちゃが届き、おもちゃをゲット。

さらに「Good」

どんな格好でもいいです。床に寝た状態を褒めてあげてください♪

そっか。

最初から完璧を求めちゃいけないのね。

やる気になっていることを褒める!

これ大事だな~。

そして、この1回でイズモは「Down」を完璧に覚えました。

頭の中で「ガッテン」ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球だったのでしょうね。

大好きな訓練士さんに褒められたしね。

次の日から家でやっても、仰向けになったりせず「Down」で伏せておもちゃへGO!です。

Goodです。

次からはカラーを持たずに完璧なDown。

一発で覚えましたね。

さすが訓練士さんだな~!!

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おうちでも練習。

おもちゃを使って「Down」

ブレてしまいましたね。

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7か月頃の写真ですが、遊びの中でコマンドで「Down」

おもちゃをパパが持っているので、おもちゃをガン見しておもちゃを投げるのか、それとも「OK」で取らせてくれるのか、指示を待っています。

伏せてはいますが、指示が出たらすぐ動こうと思っているので後ろ足がこの状態。

飛びかかろうとしているわけではありませんよ。

おもちゃを使って教える(体育座り)

人がやや足を伸ばした体育座りをして、膝の下をおもちゃをくぐらせ、犬に取らせるようにします。

おもちゃを取ろうとして犬が伏せた瞬間に「Down」とコマンドを被せ「Good」と褒めておもちゃで遊んであげます。

生活の中で役立つ「Down」

指示で「Down」ができるようになると、犬に落ち着いていてほしいときに落ち着いてもらうことができます。

座るよりもリラックスできる姿勢なので、長時間動かないでいてほしいときなどに役に立ちますね。

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スーパーのベンチで、買い物が終わって戻ってくる私をパパと一緒に待っています。

伏せておとなしく待つことができるようになるとお出かけもラクになります。

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人が食事をしている間もテーブルの下でおとなしく待てるようになります。

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万一のため、リードは足で踏んでおきましょう。

まとめのようなもの

伏せ「Down」ができると、犬の動きを止めてその場でリラックスして待たせることができるようになります。

指示でできるようにするのは「Sit」より難易度は上がりますが、子犬を迎えて生活に慣れてきた頃から、遊びの中で教えることができます。

上手にできたら褒めますが、犬のテンションが上がって立ってしまうと

伏せたことを褒めたことにならない

ので、褒めるときは優しく「Good」と言ってひと撫でするくらいでちょうどいいかもしれません。

伏せるという動作は、犬にとって日常的な動作なので、自発的に伏せた瞬間に「Down」(伏せ~♪)と言って「Good」と褒めてあげるのもいいと思います。

家の中で、落ち着いて伏せていること自体も「いいこと」なので

Downしてるの、Goodだね♪

と褒めていました。

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