ロングリードのおすすめの使い方と遊び方|楽しく遊ぶ!しつけもできる!

公開日: : 第二話 ツムギ, 散歩

愛犬との生活の中に、ロングリードを取り入れてみたいと思う人もいるかもしれませんね。

いろいろな使い方ができて、愛犬が喜ぶこと間違いなしです♪

ロングリードの種類と使い方

一般的なリード(120㎝とか150㎝)のものより長い形状なので、犬がある程度自由に動き回れるのが特徴です。

ロングリードの種類や、犬が飼い主さんと楽しみながらトレーニングにもなる使い方を見ていきます。

ロングリードの種類

ロングリードには主に

  • 伸縮リード
  • トレーニングリード
  • ファンクションリード

と3つの種類があり、それぞれに特徴があります。

1.伸縮リード

フレキシブルリードとも言い、手元で操作が簡単にできます。

普段のお散歩に使っている人も多いかと思いますが、個人的には街中のお散歩には向かないと思っています。

使ってはダメとまでは思いませんが、デメリットの部分も理解して安全に気を付けて使っていただけたらと思います。

関連記事→フレキシブルリードは便利だが危険も理解して

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

日本盲導犬協会ではNGなので、スタンダードなリードでお散歩です♪

2.トレーニングリード

一般的なリードを長くしただけのシンプルなものです。

長さは5~10mくらいのものが多いですが、20mくらいのものもあります。

形状は、テープ状のものと丸ロープ状のものがあり、どちらもメリットとデメリットがあります。

  • テープタイプ

軽く、濡れても乾きやすく、摩耗耐久性があります。

ねじれやすいので、動きが細かい小型犬には向かないかもしれません。

  • 丸ロープタイプ

絡みにくくまとまりやすく、登山用のカラビナを使っているので衝撃がかかっても破損しにくいのが特徴です。

大型犬だと体重も重く力も強いので、突然走った時などに飼い主さんの手が縛られたりすると食い込んで怪我をすることがあります。

3.ファンクションリード

いろいろと金具がついていて、金具を外すとトレーニングリードに、金具をつけるとスタンダードリードのサイズになります。

また、肩掛けリードに変形させて使うこともできます。

金具が多く重いので、小型犬には向かないかもしれません。

ロングリードの使い方

わが家では10mのテープタイプのトレーニングリードを使用しています。

広い場所で、お散歩以外に犬と楽しむことが目的で、主にこんな使い方をしています。

1.広い場所で走ったり、リードの範囲で自由に遊ぶ。

人と一緒に走る犬

川や湖など水辺でも大活躍です。

水遊びをする犬

リードが水中で見えませんね。

2.トレーニング

ロングリードを使って「Wait」や「Come」を練習します。

おいで~のトレーニング

ボールの持って来いも、広い場所で伸び伸びできますね。

ボールの持ってこいをする犬

遊びながら、楽しくトレーニングができます。

3.自由散歩

広々した安全な場所で、自由に歩いてもらいます。

ルールは1つだけ。

  • 犬の自由度を高め、おばあちゃんのようにゆっくり歩く。

です。

つむたん、好きなように歩いていいよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

くんくんも思い切りしていいよ。

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真剣に草むしり中(笑)

DSCF9891

ちぎってはペッ!

ちぎってはペッ!

楽しいのかなあ?

DSCF9892

つむたん

なあに?

一緒に歩いてみよっか。

DSCF9888

普段のお散歩は、どうしても自動車や人などに気をつけなくてはいけないので、人も犬も知らず知らずに緊張した状態になってのお散歩になっていると思います。

ロングリードにして自由度を上げたときにダッシュで走り出す仔は、普段のお散歩の緊張度または興奮度が高いと思います。

そんなときはリードを固定して止めて、またゆっくり歩いていきます。

興奮が上がる仔はなかなかゆっくり歩けないかもしれませんが、犬のペースに付き合ってあげながら、少しずつでいいのでゆっくり歩けるように持っていきます。

リラックスして歩く時間を作ると人の心が穏やかになるので、犬にも良い影響を及ぼすのではないかなと思っています。

犬の気持ちにも余裕ができてくると、次第にいつものお散歩が上手になるはずです(期待中)。

ポイントは、ロングリードなので犬の自由度は高いのですが、完全に自由ではないところですね。

目的は、落ち着いた気持ちでゆったり歩くことで、それによって自ら人を意識できるようになっていくことを目指しています。

実は自由散歩という名の「お散歩トレーニング」です(笑)

まとめのようなもの

ロングリードの種類と、わが家での使い方をご紹介しました。

ロングリードはいつものお散歩ではなく広い公園などで使いますが、公共の場所なので安全には気を付けて使っていきます。

長いゆえに犬に絡まったりする危険もあります。

犬と自分との距離を測りながら、伸ばしたり手繰ったり、リードさばきに技術が必要です。

頑張ります。

長いがゆえに地面を引きずり汚れるので、ビニール袋などに入れて持ち運ぶといいですね。

(写真のイエローラブはイズモです)

<追記>

ロングリードを使って歩いたり、遊びでコミュニケーションを取ることでいつものお散歩も上手に歩けるようになってきました。

こちら→ロングリードを使ってトレーニング|犬が散歩上手になりました

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Comment

  1. サナ父ちゃん より:

    確かに、散歩中に自由時間があると、ワンコも、

    「お散歩楽しい♪」「お散歩、
    行きた~い!」

    って気持ちになってくれると思いますし、仰るようにワンコにとってプラスなことはあると私も思います。

    自宅のすぐ近くに海岸、砂浜があってそこがワンコ達の社交の場であり、ドッグランの場でもあった為、サナにとっては良かったのかな、と思います。

    でも逆に、サナは少しワガママっちになっちゃったかな、とも思います。

    入所する前、私がお散歩連れて行った時は、結構、

    「サナはこっちに行くんだもん!」

    って、言うこと聞かないことが多々、ありました…(汗)

    バランス上手くとってコミュニケーション取れるとベストですよね…

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      うちの場合、近くに安全で広い場所がありません。
      住宅地の公園は「犬を入れないでください」の立札が・・・。

      近くに海岸があり、自由にできるところがあって羨ましいです。
      サナちゃん、ちょっとだけワガママになったのですね。
      お父さんに甘えていたのでしょうね。

      うちはイズモが「まだ帰りたくないもん」と家の前でストライキ。
      動かなくなることが多々ありました。
      イズモの気持ちを尊重して、もう少しだけ歩いて家に帰ると
      すんなり入ってくれたりしました。
      多分甘えで、サナちゃんも自分の主張を通してみたいお年頃
      だったのではないでしょうかね?

  2. ロとラママ より:

    ひんやりベストがぴったりになってきましたね~

    もうすっかりお散歩も好きになって、のんびり歩いているところがツムたんらしい(*^_^*)

    広いところでロングリード。ゆったりしていてとてもいいなあ。
    たくさん鼻を使って…大事なことですよね。

    こっちが犬に集中しすぎず、の~んびりリラックスして、ゆっくり歩く。
    それだけで、犬の散歩も変わりますね。
    リードもゆるゆる…→ホント大切ですね。

    うちの方は、この季節、安全な(ダニーがいない)広い場所がなくて、
    自由遊びはもっぱら裏の川で泳ぐ!です。
    ここのところは、犬も人間も「あぢ~~」ですから、
    日に何度となく川に入りました。
    雨がたくさん降った後で、水量も多くてきれいでありがたい。

    でも、広~い野原で走り回って遊びたいです。

    圏央道でいろんなところも近くなったし、早朝に出て海で遊んで
    さあ~っと帰ってくる、というのもありかな、とも思いました(*^_^*)

    • gd.vol より:

      ロとラのママさん
      ひんやりベストがつんつるになってきました。

      ツムギも楽しそうにお散歩に行ってくれるようになって
      本当に良かったです^^

      広い場所でボール遊びや走り回るのも楽しいですが
      これはこれで、リラックスできる良さがあって好きです。

      川にすぐに行けて、泳げていいですね。
      ロッキー&ランボー君は泳ぎは得意なんですね。
      ツムギをまだ川に連れて行っていないので
      水遊びをしたり、河原探検などをさせてあげたいです。

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