ラブラドールレトリバー13歳!元気の秘密は?
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健康管理
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最近、盲導犬繁殖犬を引退した大先輩ヒラリちゃん13歳と、ちょい先輩クウちゃん8歳(どちらも元ママ犬)に会う機会がありました。
ちょい先輩クウちゃんは、ウェルシーより数か月年上なだけで、お互いのシニア度はほぼ同じ。
まだまだ元気だよね♪
とお互いの健康を喜びました。
13歳本当にシニアなの?
びっくりしたのは13歳のヒラリちゃんです。
(写真は左から、ヒラリ、クウ、ウェルシーです)
ラブラドールレトリバーの平均寿命は12~13歳と言われています。
13歳くらいのラブラドールって、元気に見えても歩き方がゆったりだったり、立ち上がるときなどの動きが緩慢だったりする仔が多いように思います。
しかしヒラリちゃん、お散歩に行けばタッタカ歩き、歩き方も安定しています。
写真では表現できませんが、皮膚の張りとか、目の輝きとか、毛艶の良さとか、さすがに2~3歳の仔と同じとは言いませんが、ウェルシーやクウちゃんと並べても遜色ありません。
人間で言ったら「美魔女」ですね(笑)
犬も人と同じように、若いうちは皆同じように若いのですが、年齢が増すごとに個体差が大きいように感じます。
元気の秘訣は?
若々しく元気な秘訣を聞いたところ、本当に基本的なことの積み重ねでした。
1.散歩
ヒラリちゃんのお家は、家の近くに山があるという環境です。
低山とは言え、それなりの坂道、いや、山道。
ヒラリちゃんは、石や木の根がデコボコしている山道を、毎日お散歩で歩いています。
一緒に散歩するご家族もすごいですよね。
アスファルトの道は犬の肉球にはあまり優しいとは言えませんし、平らなので無意識に足を出すだけで歩けますが、山道は石や木の根に気を付けつつ足の裏で地面をしっかり捉えないと歩けません。
知らず知らずのうちに体を上手に使って歩きますし、頭も使いますよね。
ダニなどの対策は必要ですが、長時間歩かなくても、かなり質の良いお散歩ができるように思います。
2.ごはん
ヒラリちゃんは繁殖犬を引退してから、手作りごはんプラスドッグフードを食べています。
繁殖犬ママ犬の引退は7歳くらいなので、5年くらいはこの食餌なのでしょう。
私も以前、ヒラリちゃんのご家族にこちらの本をご紹介していただきました。
参考記事→手作りごはんに挑戦してみたい!【7歳からの老犬のごはんの教科書】を読んでみました
ウェルシーのごはんもこの本を参考に手作りを取り入れていますが、私は全てを手作りにする自信はなく、未だに1~2割のトッピング程度にとどまっています。
それでも、引退して手作りごはんを取り入れて1年ちょっと経った今年の春の健康診断では、血液検査の全ての数値が良好でした。
繁殖犬を引退した当時の血液検査の結果では「リパーゼ」の値が、基準値内ではありましたがやや高かったです。
ごはんだけが理由では無いかもしれませんが、改善しているのは嬉しいことですよね。
この日はヒラリちゃんのママさんに、ヤギミルクと茹でた小松菜&鹿肉を、クウちゃんとウェルシーにいただきましたが、ウェルシーに与えているヤギミルクより濃いめでしたし、食材の量も多かったです。
ウェルシーも1~2割程度のトッピングを1年続けて健康診断の結果も良かったことですし、今後は手作り食をフードの3割くらいプラスしてもいいかなと感じました。
食べ物は犬によって合う合わないがあるので、常に愛犬の状態を観察して与えることが大事ですね。
3.健康診断
予防医療や、定期的な健康診断は当たり前かもしれませんが、やはり大切です。
4.惜しみない愛情
ヒラリちゃんやクウちゃんのご家族とお話しして、愛犬への深い愛情を感じました。
犬に限りませんが、動物にも心があるので愛情を注いであげることは何よりも大切なことですね。
こちらの本も紹介していただいたのでバナーを貼っておきますね。
元気で歩けることと寿命の長さは、必ずしも比例するとは限りません。
がんなどの大きな病気にかかってしまうと若くても命を落とすこともありますし、予防が難しい場合もあります。
それでも
人のサイドで気を付けられることは気を付けて、お互いに元気で過ごしていきましょうね。
と、クウちゃんのご家族と話して帰路につきました。
まとめのようなもの
ウェルシーもシニア犬と言われる年齢になり、できるだけ元気で長生きして欲しいと願っています。
ヒラリちゃんの13歳とは思えない身のこなしや、歩き方、お顔(涙焼けすら出ていません)や、被毛の綺麗さに驚きを感じました。
ご家族はよく学んでいましたし、散歩、ごはん、健康診断、など基本的なことをしっかりされ、深い愛情をもってヒラリちゃんを大切にしていました。
ウェルシーもクウちゃんも「13歳」という年齢を元気に迎えることができたらいいな…。
日々の積み重ねが大切だと思うので、見習っていきます。
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