子犬のお留守番トレーニング 一進一退が続く

お留守番の練習ですが、一進一退の状況です。

先日、ウェルシーが起きていても、ケージに入れて「留守番」を試みたところ、寂しいよ~と吠えてしまったので、再びウェルシーが寝てから出るようにしています。

関連記事→子犬のお留守番トレーニング 失敗からの仕切り直し

お留守番の状況と課題

今のところ1時間程度のお留守番ですが、全く大丈夫な時もありますし、吠えてしまうこともあります。

今は、家の鍵を持つ音や玄関の開閉の音に敏感になっていて、ウェルシーが眠っていても、鍵を持っただけで

わん!

と一声吠えたり、玄関を開けると

わん!

と吠えることもあります。

吠えてもそのまま出てしまい、二声めを吠える前に部屋に戻る。

扉を開けるけど、出かけない。

などを取り入れて、鍵やドアの開閉の音が聞こえても、出かけるわけじゃないんだなあ~。

と刷り込もうとしています・・・。

その後は、ウェルシーをそのままケージの中に入れたままにしておき、しばらくして本当に出かけるときもありますし、ケージで寝ているけどお留守番は無しという日もあります。

理解していない

実際に出かけてしまって、全く平気だった。

という成功体験をしても、ウェルシーの頭の中で

ケージの中にいるときは

家に人がいてもいなくても、のんびり寝ていればいいんだな~。

というようには結びついていません。

お留守番ができているように見えるときは、ウェルシーの中で「家に人がいる」と思い込んでいるだけみたいなんですよね。

ある日

自転車で出かけようと思い、ウェルシーをケージに入れ、眠るのを待ちました。

自転車の鍵、そして家の鍵を持ちました。

鍵の音に、吠えない。

玄関の扉を開けました。

扉の開閉の音にも、吠えない。

駐車場で自転車を準備し、自転車の鍵を開けました。

それらの人の気配にも、吠えない。

10回くらい深呼吸をしてから、家の扉を開けて家に入りました。

ケージのあるリビングには行かず、隣の部屋にいました。

しばらくすると

きゅ~ん!

きゅ~ん!

うぉっ!(遠慮がちに吠えた 笑)

・・・・

ぴ~

ぴ~

・・・・

きゃん!(悲鳴か? 笑)

少しして私が動いたら気配を感じたみたいで

なんだ、ママいるんじゃん。

と思ったようでおとなしくなりました。

そのまま30分くらい経ってから、自転車で出かけました。

CIMG7172

CIMG7173

1時間弱で戻ってきましたが、吠えていませんでした。

お留守番ができるためには

最初に吠えたときは、私は出かけず部屋に戻ってきたのですが、ウェルシーは私が出かけたと思ったのでしょうね。

ウェルシーの頭の中で

置いて行かれた!

と思うと吠えるんですね。

自分は置いて行かれたけど、ケージでのんびり寝ていればそのうち帰ってくるでしょ。

寝てればいいや~。

とウェルシーに思ってもらわないと、この先へ進めませんね・・・。

置いて行かれた=不安・寂しい

置いて行かれた=別にぃ~

と思えるようにならなければ、お留守番はできませんよね?

根気よくやっていくしかないのかな?

今のところ、留守番のあるなしにかかわらず、ケージから出した後は(排泄をさせて)たくさん遊んであげています。

CIMG7180

CIMG7183

ケージでいいこにしていると、そのあと楽しいことがある♪

というように持っていっていますが、ウェルシーの頭の中では「それとこれは別物」らしく、こちらが意図するようには結びつかないみたいです。

しかし・・・

子犬はある日突然、できなかったことができるようになったりもしますから、嫌な体験をさせないように気をつけて、成功(したかに見えるでもとりあえずいいので)体験を積ませて褒める・・・。

そんな感じで、じっくり取り組んでいきますね。

これは時間がかかりそうだな~。

焦らずゆっくりやっていきます。

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Comment

  1. すず より:

    パパさんママさんの事が大好きだから、いつもそばに居てほしいのですね。たくさんの事を覚え、パパママの言葉をきちんと理解しているおりこうさんなウェルシーちゃん。でもまだまだ小さなパピーちゃんですから、心細いのは当然ですよね。

    我が家も結構時間をかけて練習しました。
    鍵やドアの音を立てつつも出掛けなかったり、しばらくひっそり息を潜めてその後普通に生活音を立てたりして、お出かけ(お留守番)パターンを読まれないようにと、無駄にドアや鍵をガチャガチャさせていました(笑)。今も時々やっています^m^

    何人かから聞いて、驚くと同時になるほどーと思ったのが、敢えて「お出かけするからね」と声をかけていくという方法です。
    お部屋からパパママが出てしまうと吠えてしまい、様々な方法を試したけれどなかなかうまくいかなかった子が、「出かけるから待っていてね。」と伝えたら、お留守番できるようになったと。

    黙って突然パパママがいなくなる事は理解できなかったけれど、「今からお出かけするよ」という事は理解でき、待つことができるようになったようです。

    盲導犬協会はわからないのですが、一般的な犬の躾だと、「お留守番とばれないように出かける」という事がよく言われていて私もその方法で練習させたのですが、確かに人間も、家族が黙っていなくなったらパニックになるけれど、「出かけてくるね」と言われれば穏やかな気持ちで待ちますものね。

    本当に躾には一頭一頭に合った様々な形があり、ワンちゃん達はしっかりと物事を考え、人の事を理解してくれようとしているのだなと感じます。

    3歳になるウチノコですが、今だに色々な事をお勉強&練習中です^^;
    苦手な事が、時間をかけてやっとできるようになったり、できていたことが「あれ?」になったり。「あれれ?」になったら、即、レベルをさげての再練習の日々です^^;;

    • gd.vol より:

      すずさん
      その仔によってできるようになるタイミングとか、合う方法とか、様々ですね。

      あえて「出かけるよ」と伝えてお留守番ができるようになる仔。
      私も聞いたことがあります。
      たいていの犬の躾けでは、声をかけずにあっさり出かける。
      といいますが、当てはまらない仔もいるんですよね。

      こちらの協会でも一般論として「あっさり出かける」です。
      しかし、うまくいかない場合は、その仔に合う方法をご指導してくださいます。
      ウェルシーも、合う方法を探しながらゆっくり練習しようと思います。
      いいご報告ができるといいな。

  2. サナ父ちゃん より:

    サナは以外に我慢強いところもあったので、お留守番に苦労することはなかったような…

    声を掛けて出かけていたような…

    「行ってくるよ~♪」
    「サナ、お留守番ね~♪」

    だったような…

    あまり参考にならなくてすみません…
    でも、ゆっくりと時間をかけて対応してあげたら大丈夫かと♪

    ウェルシーちゃんの成長、楽しみですね♪

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      その仔その子でいろいろ違いますね。

      私も今までの仔は、月齢は記憶していませんが小さいうちは眠っているうちにささっと出かけていて、それが全く大丈夫になってしまえば、〇〇ちゃん、ハウスに入って。
      ママは出かけて来るからね。
      なんて言って出かけていました。
      声をかけてもかけなくても、鍵を持ったりバッグを持ったりでわかっていたと思いますけどね。

      ウェルシーは今は「ひとりにされる」ということに過敏になっているので、のんびりやって行こうと思います。

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