犬との関係づくりを考える|上下関係?信頼関係?人と犬の幸せな関係は?

公開日: : 繁殖犬ウェルシー, 犬育て

犬との暮らし方は十人十色なので、それぞれの家庭によって「正解」は違いますよね。

上下関係をしっかりつけたい人もいれば、つける必要は無いと考える人もいることと思います。

上下関係

上下関係をつけたい人はおそらく

人が上。

犬は人の下。

「人の指示に従うこと」を犬に求めていると思います。

この場合も

  • 屈服させる。
  • 犬自身が自ら飼い主の言うことを聞く。

という違いがあると思います。

言うことを聞かないと、叱られて怖いから(嫌だから)言うことを聞こう。

と思うのか?

飼い主さんの言うことを聞いた方が楽しい(嬉しい、安心、心地いい)から言うことを聞こう。

と思うのか?

行動は同じでも、犬の気持ちは大きく違っていますよね。

私は後者の方がいいと思っていますし、日本盲導犬協会でもパピーウォーカーに対して、犬が「人の言うことを聞くことは楽しい」と感じられるような犬育てを指導しています。

上下関係をつけたいと考える場合であっても、上下関係の前に「信頼関係」を築かなくては犬も人も幸せに暮らせないのではないかと思います。

信頼関係

では「信頼関係」ってどんな関係でしょう?

個人的には

お互いに相手のことを安全・安心と思えること。

と考えています。

そこを目指して毎日犬と過ごしていますが、だからって例えば

絶対大丈夫だ(信頼している)からノーリードでお散歩でいいよね~♪

ということではありません。

では、信頼関係を築くためにはどんなことを心掛けたらいいのでしょう?

愛されている犬は聞き分けが良くなる

ウェルシーは2月14日で、1歳10か月になります。

小さい頃は自己主張が強く、人の指示や提案も聞いてくれない場面もありました。

特に

あれ?反抗期?

と思う頃は、コマンドを無視したり、抗議したりということが多かったです。

関連記事→生後5か月 反抗期に入ってきたかな?

担当の訓練士さんには

  • 自分に正直。
  • 良くも悪くも「自分」をしっかり持っている。
  • 扱いを間違えるとやさぐれる。

などなどの評価をいただいていました。

一方で

  • 明るく前向きで頑張り屋さん。
  • 素直ないいこ。

という評価もありました。

そんなウェルシーに私たちが心がけたのは、月並みですが

大好きだよ!

を伝えることです。

犬の気持ちを理解する努力

ウェルシーの場合は、自分に正直なので自己主張をしてくるのですが、小さいときから頑固さは少ない仔でした。

ただ「扱いを間違えるとやさぐれる」仔なので、交渉には工夫が必要でした。

頭ごなしに人の言い分を押し付けようとすると、いつか、吠えたり噛んだり、いわゆる「問題行動」が起きても不思議はない仔だったと思います。

犬が人と一緒に人の社会の中で暮らしていく以上、「しつけ」という形で人との暮らしを理解してもらうことになります。

同時に、人の方も犬の考えていることや、気持ちを理解していく必要がありますよね。

犬には犬の気持ちがあり、人に求めるものもあります。

家族の一員として一緒に暮らしていくためには、犬の考気持ちを尊重したり、満たしてあげることもとても大切です。

どの仔も大切にされたいし

君が大好きだよ。

と伝えて欲しいんです。

そういったところは、人間の子どもと変わらないくらい心の豊かさを感じますよね。

今のウェルシーは、ケージに入りたくないと思っても「House」の指示で入ってくれるなど、ちょっと嫌だなと思うときも聞きわけて従ってくれます。

ウェルシーは、そういう場面で「嫌」を主張しなくても、家族は自分の存在に関心を向けてくれるし、大切にしてくれることを理解しているのだと思います。

ケージに入りたくないと言って、歯を当てて抗議していたパピーの頃が懐かしいです。

愛情が一番

ウェルシーは今も

あたしあたし~♪

って言ってきますし、いろいろな主張もしてきます。

抱っこや、お散歩、ごはん、遊んでなど、基本的には犬のお願いは人にとってみれば小さなもの。

可能な限り叶えてあげています。

でも

ちょっと待ってね。

とか

それはやめようね。

も理解してくれます。

喜怒哀楽の表現は、ストレートで分かりやすいタイプですが、吠えたり噛んだりしなくても自分の希望が叶うことを理解しています。

自分の希望が叶わなくても、別の提案を受け入れてくれて「諦める」こともできます。

愛されている♪

その自信が犬を成長させているのでしょうか?

やはり

愛は勝つ!

ですよね。

まとめのようなもの

犬との暮らし方は家庭によってそれぞれだと思いますが、周囲に迷惑をかけないことを守れば、それぞれ違っていていいと思います。

人と犬の間に「上下関係」を求める場合であっても、その前に「信頼関係」を築かないと幸せな関係にならないのではないかと思います。

犬に信頼してもらうためには「愛情」が大切で、それは相手(犬)を思いやることだと思います。

誰でも望んでいるのは、人と犬の幸せな暮らしですよね。

こんな記事も書いてみました。

こちら→犬に信頼されるには|分かりやすく一貫した態度で接しよう

こちら→犬に信頼されるには|母親のコミュニケーションをマネしよう

スポンサードリンク

スポンサードリンク

PREV
子犬がやってきた!来たばかりの子犬の特徴と気をつけたいこと
NEXT
犬は幸せだと胴が長くなるらしい

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

  1. サナ父ちゃん より:

    人の愛情があって初めて、ワンコ達も信頼して、安心して人間の指示を理解してくれるんですよね…

    それがあって、初めてワンコ達は気を許してかわいいわがまま、見せてくるんですよね…

    それがあって、人間もワンコ達が「かわいい~♪」って更なる愛情を注げるんですよね…

    やはり、「愛」が一番だと思います♪

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      やっぱり「愛」が一番ですよね♪
      ウェルシーは小悪魔的なところがあるので、甘やかさないようにというのは心に留めておかなければと思いますが、たくさん愛情を注いで毎日を過ごしていきますね。

関連記事

子犬特有の好奇心を安全に配慮しながら満たしてあげよう!お部屋探検 

これは委託2日目の様子です。 ねんね起っきしてワンもしたし そうだ! お部屋を探検しよう~!

記事を読む

飼主と並ぶ犬

ラブラドールレトリバーの4歳は良きパートナーに成長する頃だね

本日、2021年4月14日にウェルシーは4歳になりました。 ユオン君、ココアちゃん、ウェルシーを産

記事を読む

立ち止まる犬

犬の散歩の速度はどのくらい?まったり歩きで運動不足にならない?

犬と暮らすうえではお散歩は欠かせませんが、みなさんはどのくらいの速さで歩いていますか? うちは夫の

記事を読む

興奮しやすい犬の生活としつけの工夫

ウェルシーだよ♪ パパとママとお散歩に行ったよ。 この日のお散歩は、住宅地と周囲に点在する雑木林

記事を読む

芝生でゴロゴロする犬

なぜ犬は芝生に背中をゴロゴロ擦り付けるの?

家の近くに河川敷の公園があります。 河川に沿って芝生が植えられているので、ときどきウェルシーを連れ

記事を読む

コスモスと犬

人が大好き大興奮!他人様に甘噛みしちゃう犬も少し落ち着きが出てきました

ウェルシーは人が大好きで、人に可愛がってもらうと興奮が上がり、人に飛びついたり嬉しさから甘噛みをして

記事を読む

犬に「言い聞かせ」を続けてみます

以前、なかなかお留守番ができるようにならないウェルシーに「言い聞かせる」という方法をとってみようかな

記事を読む

散歩中に立ち止まる犬

犬をノーリードにすると思わぬ事故になるかも

ウェルシーだよ♪ お散歩に行ったよ。 暖かくなってきて、ちらほら梅が咲き始めていたよ。 ノー

記事を読む

マットに伏せる犬

犬が手足を舐めるのはストレス?寝る前だけや舐め続けなければ心配無し

犬のしぐさを見ていると手や足を舐めていることがありませんか? ウェルシーは前足をペロペロ舐めている

記事を読む

犬にとって家は休む場所

3月2日付の日本盲導犬協会の協会ブログに、仙台訓練センターでの預かり訓練の様子の第二弾の記事がUPさ

記事を読む

散歩する犬
盲導犬は信号が分からない!交差点を渡るのは大変なのです

ウェルシーは、交差点では自分の前を横方向に通過する車があると、交差点

コスモスと犬
犬が吠えるのは迷惑?飼い主の考え方を変えれば犬も人も楽になる

犬の祖先は狼と考えられています。 人が狼を家畜化(馴化)し、生まれて

散歩する犬
愛犬との別れを考えてみた!元パピーウォーカーの私が家庭犬の飼い主さんに思うこと

私たちは2013年にパピーウォーカーになりました。 そして4頭のパピ

花手水11
犬連れ行田花手水Week|街中に映える美しすぎる花たち

ウェルシーだよ♪ 埼玉県の行田市(ぎょうだし)で、色とりどりの花手水

あじさいと犬
飼主に従わない!自己主張が強い子犬のしつけに悩んでいます

私の知り合いで愛犬の自己主張が強くて困っているという人がいます。

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑