子犬生後3か月反抗期がはじまったかも?わが家の要求吠え対策

公開日: : 第二話 ツムギ, 吠え

ある日のお昼頃、ツムギを抱っこ散歩に連れて行き、帰ってきたときのことです。

わが家の要求吠え対策

家に入って、スリングを片付けたりして

ツムギ、ごはん食べよう。

と言ったら

わんわん!!

と2回吠えたので、吠え声と同時に

あ!

と言いました。

つい出てしまった要求吠え。

久し振りでした。

わが家では要求吠えに対しては

  • 要求吠えには応えず犬の気分を変える
  • 家族で同じ対応を心掛ける

という対策をとっています。

要求吠えには応えず犬の気分を変える

あ!

と言われたツムギは私を見つめ、きゅ~んきゅ~ん。

可愛いふりをしていますが、これも要求です。

ママ~早くごはんにしてよ~。

私はツムギを無視して、ケージと反対側の壁際に座り

ツムギ、Come

要求吠えをしたときは、犬の要求に従わず無視。

気分を変えます。

今回は「Come」のコマンドに従ってもらいます。

ツムギはじ~っと私を見つめ、動きません。

しばらく見つめ合う二人。

やがて、ツムギが1歩こちらに足を出しました。

その瞬間に「Good!」

その声に呼ばれるように、ツムギはトットットッとこちらに来たので「Goodだね~」と褒めて、一緒にケージの前に行き「House」と言いました。

ぴょん!と飛び込むツムギ。

フードを用意する間、吠えずにいいこに待てました。

「Good Good」です。

腹いせ?ストレスかかったかな?

しか~し!!

フードを食べ終わってケージから出てきたツムギが、そわそわっとしながらトイレサークルの前に行きました。

さっきしたばっかりだけどな~。

と思いながらサークルを開けてあげました。

な!

なんと!!

ツムギったらサークルの中へ入らず、ゆったりとしゃがんで入り口の床の上にワンをしたではありませんか!

おまえ~!!わざとだろ!!

しかし、そこはオトナの私。

何事も無かったかのように黙々とおもらしを片付けました。

片付けている間にツムギはすっ飛んでどこかへ行きました。

ツムギ~?

いた。

洗面台の前にツムギが立っていました。

そして、その後ろ足のあたりには…。

なんとツーが!!

あ~!!

しまった!!

リアクションをしてしまった!

と思いましたがもう遅いです。

だからあ!

粗相を片付けるときは、犬をケージの中に入れろっちゅーの!

初歩的なミス。

これぞ2頭目の油断ですよね~。

それにしてもツムギさん、やってくれますね。

ごはんの要求がすんなり通らなかった腹いせ?

自分の思うようにならなくてストレスに感じたかな?

知らん顔で、私の膝の上で寝息を立てるツムギさんでした。

膝の上で眠る子犬

もうすぐ生後3か月になるツムギ。

人間でいうと3~4歳くらいでしょうかね?

赤ちゃんだと思っていましたが、だんだんクレヨンしんちゃんみたいになってきたな~。

それがまた可愛いんですけどね。

家族は同じ対応を心掛ける

犬が要求して吠えるのは人にとっては好ましくないので、やめていただくよう犬にお願いします。

今のところわが家では

  • 吠えている時は無視、要求に応えず気分を変える。
  • 吠えるのをやめたら要求を叶えてあげる。

ということにしています。

しかし以前は夫と私の間に考え方の違いがありました。

夫は優しいので一声吠えたくらいなら、鼻を鳴らしたくらいならいいじゃんという感じでした。

私は鬼パピなので確実に無視。

イズモのときは途中までそんな風に、お互いの自分ルールで接してしまっていました。

「いつも同じ」「だれでも同じ」という対応にしないと、犬は自分がどうすべきなのかがなかなか理解できず、心が不安定になってしまうんですね。

一声なら吠えても要求を聞いてあげていいの?

じゃあ3回吠えたら?

鼻鳴らしは?

どこまでいいの?

そんな風に人の方も曖昧になり、その日の気分に左右されたりして好ましくありませんでした。

なので、吠えるのが一声だろうがきゅんきゅんだろうが要求は要求。

二人の間でルールを決めて、同じ対応を心がけるように努力しています。

イズモの時は、パピーウォーキングの後半(生後7~8か月頃)からこの対応を心掛けていってうまくいきましたが、ツムギにはどうでしょうか?

今回は鮮やかに反撃されてしまいましたね~(笑)

関連記事→犬に信頼されるには|分かりやすく一貫した態度で接しよう

まとめのようなもの

まだまだ小さい子と同じなので、その犬によって吠える、噛む、飛びつくなど…人にとってはあまり嬉しくない方法で自分の気持ちを表現するのは仕方ないことですよね。

ツムギの反応を見ながら、訓練士さんに相談したりツムギに合う方法を考えたりして、吠えなくてもいいんだよ、吠えない方が願いは叶うんだよということを教えていきたいです。

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Comment

  1. くるみ より:

    反抗期ですか?
    確かにその頃のしつけは大事ですよね

    いまになりわかりますが…

    しかし、ツムギちゃんやってくれますね

    私も今日はやられました(T_T)さてこれからどうしたものかな?

    • gd.vol より:

      くるみさん
      幼稚園児のやだやだみたいな感じで
      まだ可愛いものです。

      この年頃から人の指示に従うといいことがあるとか
      人の指示に従うことが楽しいことである
      と教えていきたいです。
      吠えて興奮したり疲れるより
      おとなしく待っていればごはんが食べられる方が
      結果的に犬も楽しいですよね~☆

  2. インディーPW より:

    つむちゃん、もぉー反抗期ですか?早いですよー。

    ワン・ツーの始末の時パピーをケージにいれるのは鉄則でしたね。
    私も3頭目になり油断してしまう事があります。反省。

    リーベの反抗、今すごいですよ(ToT)
    「No」と言うと噛み付いてきますからね。
    私の腕、青あざだらけです。
    冷静に対処しなければいけないのに、ついむきになっちゃいます。
    ダメですね。
    お利口さんの時もあるんですけど…落差が激しいです。

    • gd.vol より:

      インディーPwさん
      そうなんですよ。
      幼稚園児のやだやだみたいなのが始まった気がします。
      ワンツーの片付け、油断しました。
      部屋の中で誤飲や怪我に繋がらなくて良かったです。
      気を引き締めていきます。

      リーベちゃん、思春期に入りますからね。
      いわゆる反抗期の症状が強く出る仔もいますよね。
      イズモがそんな感じでした。
      穏やかな時は本当にいい仔で
      こんなにイイコの時もあるのに、どっちが本当のイズモなの?
      と当時悩んでいました。
      懇親会の時のイズモの漢字一文字は「落差」でしたもの(笑)

      「NO」というと反発してくるので、この仔に「叱る」は合わない
      と思い、叱らずどうしてほしいかを示すようにしていきました。
      なるべく穏やかに接するように心掛けて
      それが良かったのか、時期が来たのか
      10か月頃には落ち着いて、11か月で少しぶり返しましたが
      誕生日を迎える頃には、穏やかになりました。
      本当に根競べだったな~と懐かしいです。

      りーべちゃんもきっと大丈夫。
      忍耐が必要な時期かもしれませんが頑張ってくださいね!

  3. ロとラママ より:

    イズモちゃんの時の教訓が、生きていますね。
    家族みんなが同じ対応が出来るように・・・
    難しいことですが、とても大事なことですね。

    つむたんは生後3か月で反抗期ですか!
    ランボーロッキーは生後3か月で我が家にやってきましたが、
    どうだったかな~と思いだそうとしましたが、
    あまり思い出せません。笑
    まっさらな状態だったので、一から覚えていく時で、
    反抗的?みたいな態度はなかったかな。

    ロッキーランボーは手術後、パピーに逆戻りしたみたいな感じで
    戸惑います。大きい図体して…と思うこともしばしばです。
    繋がっている!と感じていたものが、少し薄れたように思えて
    もう一度、道をたどっていこう、と思う今日この頃です。

    • gd.vol より:

      ロとラのママさん
      人も性格がそれぞれなので、全く同じ対応をするのは
      本当に難しいですね。
      なるべく同じにした方が犬には優しいと思いました。

      ツムギは今、要求がどのくらい通るのか量っているような感じです。
      親が「〇〇しなさい」と言ったときに
      とりあえず「やだ!」と言ってみる3~4歳児みたいです。

      手術も犬にとっては大きな変化なので
      わんこ自身も戸惑いがあるのかもしれませんね。
      一から丁寧にたどっていくのは良いことだと思います。
      二人に安心感を与えてあげてくださいね。

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