ラブラドールレトリバー5歳|老化現象?代謝が落ちてきた?
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繁殖犬~引退後のウェルシー
愛犬の健康管理の一つとして、時々体重をチェックすることは大切ですね。
太ったか痩せたかを、見た目で判断するのは難しいです。
愛犬の適正体重を知って、数字で把握していると太り過ぎ、痩せ過ぎなど「過ぎ」になる前に気付き、修正することができます。
体重の変化で初期の病気も見つけやすいかもしれないですよね。
犬も夏太りする
近年は夏太りする犬も多いのだそうです。
理由や気を付けたいことなどは
こちら→犬も夏太りする
に書いています。
この記事を書いたときウェルシーは2歳4か月で、出産に備えて増量中でした。
フードは160g×2回で、ようやく体重が増えてきたところだったので、当時は夏太りなんて
ふ~ん、そうなんだ。
くらいに思っていました。
その頃はフードを増やせば下痢をしたりして、体重を増やすことに苦労していましたからね。
ウェルシーの適正体重は、繁殖スタッフさんによると27.0㎏~27.5㎏だそうで、それを保つようにご指導をいただいています。
【注記】
繁殖犬ママ犬は出産育児のあとは体重がガクッと減ります。
ウェルシーは2回とも2㎏程度の減少でしたが、5㎏減ってしまったというママ犬も知っています。
なので日頃の体重目標は、出産育児に備えて訓練犬より多めに設定されています。
体重が安定してきた頃から、フードは150g×2回にしていました。
時々27.0㎏を切ってしまうので、定期的に体重を測りフードを155gにすることもありました。
ほんとに夏太りするんだ!
と思ったのは3歳の夏からです。
増量命令が出ていた2歳までは感じませんでしたが、3歳の夏は体重が27.8㎏にまで増え
これが夏太りか~!
と思いました。
犬は一般的に夏の暑さが苦手ですが、ダブルコートの犬は特に暑さが苦手です。
ラブラドールレトリバーも例外ではありません。
早朝や日が落ちてから散歩に行っても、朝から暑く夜も熱帯夜という昨今、犬にとっては辛く、お散歩の距離が伸びません。
そこへきて食べる量は変わらないのですから
そりゃあ、太るわな。
です。
そのとき、初めてフードの量を1回あたり150g→145gに減らしました。
体重がすぐに減るわけではないのですが、散歩も楽しくなる10月頃には27.0㎏くらいになったので、またフードの量を150gに戻しました。
4歳の夏も同じ状況で「去年と同じ」対応で乗り切りました。
5歳の夏代謝が落ちてきた?
今年、5歳の夏も8月に入り体重が27.8㎏になったので、フードを145g×2回にしました。
そのフード量で27.8㎏より増えることはありませんでしたが、27.5㎏を切ることもありませんでした。
しかし、涼しくなってお散歩の距離が伸びてくれば、27.5㎏を切ったあたりで落ち着くだろうと思っていました。
ところがですよ!
10月が過ぎ、11月が過ぎても体重が減りません。
12月に入ってようやく27.3㎏くらいになってきました。
今日(12月28日)の体重は27.2㎏でした。
フードは145g×2回のまま、増やさなくていいかな~。
という感じです。
フードの量を戻せないということは、代謝が落ちてきたってことですよね。
やっぱり、もう若くないんだなあ。
6歳の夏は140gとか、135gになっちゃうかもですね。
まとめのようなもの
ウェルシーとの生活は穏やかで優しい時間が流れ、私たちはウェルシーに日々幸せな時間をもらっています。
しかし
ウェルシーも下り坂を降りているんだなあ。
と感じることがポツポツ出てきました。
今年はお休みでしたが、来年は3回目の出産があるのではないかと思って気を張っています。
動物愛護法によると
メス犬の交配年齢および出産回数については
- 生涯出産回数は6回まで、交配時年齢は6歳以下とする。
- ただし、7歳に達した時点で出産回数が6回未満であることを証明できる場合は7歳まで交配可能。
という項目が2022年6月からの適用になります。
となっているので、出産があったとしても6歳の来年が最後になるでしょう。
ただし…の項目がありますが、若い繁殖犬が控えているのできっと大丈夫。
犬時間は早いですね。
ついこの前、パピーだったのに!
と思うのですが
代謝が落ちてきているんだなあ。
と感じた5歳の夏から冬でした。
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