実は快適だった!犬がご機嫌になる!犬を自由に歩かせる散歩
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散歩
ラブラドールレトリバーは大型犬なので、ウェルシーは平均すると毎日1時間くらいの散歩を1日2回しています。
犬との暮らしの中でお散歩は必須なので、どうせ行くのなら他人に迷惑をかけず、人も犬も楽しいお散歩にしたいですね。
散歩のしつけ
ウェルシーは盲導犬候補犬だったので、協会の指導に基づき
- 散歩コースや歩く速度は人が決める。
- 人に気持ちを向けて歩くことを心掛ける。
ということを基本に「お散歩のしつけ」に取り組んできました。
ウェルシーは引っ張る仔だったので、リーダーウォークも取り組んできました。
ある日、秋田犬ミックスの飼い主さんと会ったことがあり、犬の散歩はコースも時間も犬に任せると聞いて目から鱗でした。
当時8歳だった秋田犬ミックスちゃんが、尻尾をゆっくり揺らしながら穏やかな笑顔でお散歩をしているのが印象的でした。
犬も飼い主も楽しそうで
これ、いつかやってみたい!
と思いました。
犬任せの散歩は快適だった!
その後、散歩コースの一部分だけをウェルシーの自由に歩かせてみました。
よく言われるように「犬の自由にさせると犬がわがままになる」ということも無かったので、「繁殖犬引退」が見えてきた今は少しずつ自由度を上げています。
ウェルシーは公園でボール遊びをしたいときはトットコ公園に向かいますし、1時間以上歩く日もあれば、30分くらいで散歩を切り上げることもあります。
犬目線で見たときに、常に人の都合で
- もっと歩きたいのに帰宅させられる。
- 今日はあまり歩きたくないのに1時間の散歩をさせられる。
ということも無いので、満足度も高くニコニコなウェルシーです。
帰宅後はいつもぐっすり!
散歩とごはん以外は、ほとんど寝ているのでは?
自由とわがままは違う
今後、引退を機に本格的に「ウェルシーにお任せの散歩」に移行する予定でいますが、わが家の場合は人と犬が家族としてお互いに楽しく暮らすことを目標にしています。
なので、お散歩のコースと時間はウェルシーに任せますが、何をしてもいいわけではなく、おうちルールはあります。
- やたらに引っ張らないで歩く(多少の速足は付き合いますが)。
- 散歩の前に排泄を済ませて出かけ、お散歩中は勝手に排泄しない(お仕事柄マーキングがゼロになるかどうか分かりませんが)。
- 他犬や人には穏やかに(吠えたり、わ~い!遊ぼうと興奮しない)接する。
- 人の提案があるときは聞き入れ、必要な時はコマンドに従う。
など、子犬の頃にしつけたところがほとんどですが、今のところこんな感じです。
ウェルシーも右に行ったり左に行ったり、気になる方へ行ってにおいを嗅いだり、軽快にタッタカ歩いたり、のんびり歩いたり「やりたいこと」ができるのでご機嫌です。
人通りが多い道や狭い道では、人の横について歩くように伝えると、ウェルシーも心得たもので、人のそばでトコトコ歩いてくれます。
ウェルシーの場合は、要求を満たしてあげた方が人のお願いも気持ちよく聞いてくれるという感じです。
もう6歳なので、ここから先はしつけよりも
- 毎日を楽しく過ごせること。
- リラックスしてご機嫌で暮らせること。
を優先したいかなと思っています。
まとめのようなもの
犬生のピークをやや過ぎ、これから歳をとっていくウェルシーにとって、気分や体調に合わせて散歩コースを選んだり、散歩の時間を自分で決められるのは、犬の福祉という面からも理にかなっていると思います。
散歩コースをウェルシーに選ばせて(必要に応じて人の提案を聞いてもらい)その中で
- 人の横について歩く場所。
- 匂いを嗅いだり自由にできる場所。
- 遊ぶ場所。
を入れていくと、ウェルシーの希望を満たしながら、安全やマナーに配慮したお散歩ができそうです。
また、雨は嫌いなようで、小降りくらいなら行きますが、傘が欲しいくらいの降り方になると行きません。
犬が行きたくない日は散歩は休みでもいいよね。
と、そこもウェルシーの気持ちを尊重しています。
また試行錯誤するかもしれませんが、ウェルシーが楽しいお散歩の時間を過ごせるように心がけていきたいです。
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Comment
ウェルシーちゃん、楽しくお散歩できているみたいですね♪
ケインは引退シニア犬なので、もうコースも時間も本犬の行きたいようにさせています。家の周囲を歩くだけの短い散歩もあれば、気が乗れば30分以上歩いてみたり。
今になって思えば、現役時代はもっとケインが好きなだけ歩けばよかったかなぁとも思います。当時もそれなりに付き合ったと思うのですが、今は短い散歩が多いので尚更思いますね。
ケインママさん
パピーの頃とか、ある程度「人と一緒に歩く」ということが理解できるまでは、人主導の散歩が良いのでしょうね。
しかし、準(?)家庭犬のウェルシーは、犬主導ちょっと人の話も聞いてね、の散歩でいいのかなって思います。
シニアになればなおさら、何よりも「犬が快適なお散歩」が大切ですね。
現役時代、たくさんお出かけして、たくさん歩いたケイン君でもちょっぴり「悔い」があるのですね。
私も、なるべく悔いが少ないように楽しいお散歩にしてあげたいです♪
うん、うんと共感しながら読ませていただきました。
今、10か月のラブラドールが居ます。
60歳の私と行く散歩は楽しくないのかもと思ってしまう時あります。今日、道の途中で飛びかかってきました。公園から無理に連れて帰ろうとしたことが気に入らなかったのかもと思ったりしました。今、暑いし、飼い主歯早く帰りたいというのが本音です。
読ませていただき、ヒントになることありました。
ありがとうございます。
ケンちゃんママさん
コメントありがとうございます。
10か月の愛犬は
もっと公園で遊びたいよ~。
と飛びついて抗議したのかな?
と、愛犬の気持ちを推し量ろうとするママさんの姿勢が素敵ですね♪
近年、異常な暑さでわんことのお散歩も大変ですが、お互いに可愛い愛犬と楽しいお散歩の時間にしていきましょうね♪
(犬はいいよね、帰宅したらすぐ寝る 笑)