手作り犬ごはんに挑戦したい!【7歳からの老犬ごはんの教科書】を読んでみました
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健康管理
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ウェルシーは昨年(2023年)の夏に繁殖犬を引退しました。
現役中はフードが協会から指定されているのですが、引退すると指定フードのままでも良いし、変えてもいいですよという感じになります。
私は以前から手作り犬ごはんに興味があったので、健康を考えた手作りごはんを取り入れていきたいと考えています。
7歳からの老犬ごはんの教科書
犬を飼育したことが無い私にとって、愛犬(お預かり犬ではありますが)が成犬になり、下り坂を降りていくのを伴走するのは初めての体験になります。
もちろん、自分の下り坂も初体験ですけどね。
手作りごはんと言っても、何をどのくらい食べさせていいものなのか全く見当もつきません。
そんな時、繁殖ママ犬引退犬の先輩ボランティアさんから紹介していただいたのが、この本です。
本の内容
一言で言うと、シニア期の愛犬の体調や病気に合わせた食材の選び方、調理法、与え方の基本が分かりやすく書かれています。
ページを開くと、豊富な写真が目に飛び込み、出来上がりの犬ごはんのイメージがわきます。
最も犬は「視覚」で美味しそうと感じるわけではないので、人のごはんのように見た目の美しさにこだわる必要もなく、愛犬の咀嚼力や飲み込む力に合わせて食材を切っていけばいいので、人のごはんより簡単そうです。
また、使用している食材の豊富さに驚きました。
犬って食べていいものがこんなにあるんだ!
という感想でした。
そして
毎日の自分のごはんより、色々な食材を使っているぞ!
と思いました。
考えてみたら自分の食事だって、何をどのくらい食べたら「健康に」良いのか実のところ分かっていません。
忙しいとついついレトルトや加工品を利用してしまいますし、もしかして自分の食事は「犬にも劣る内容」なのかもしれません…。
加齢とともに劣化してくる、心臓、腎臓、関節などに良いとされる食材や調理法も書かれているので愛犬に合う食事内容が、本を読むことで分かってきます。
この本では、米、麦、とうもろこしなどの穀物は使用していません。
ドッグフードでも「グレインフリー」が流行っていますが、著者の考え方が「犬に穀物は不要」なのかなと思いました。
しかし、グレインフリーのドッグフードもそうですが「炭水化物は不要」と言っているわけではなく、この本でも、カボチャやイモ類などで炭水化物は摂っています。
ドッグフードは万能?
総合栄養食のドッグフードは、フードと水を与えればOKという前提で作られています。
当然偏った食餌による弊害の方が大きいので、総合栄養食のドッグフードは犬にとってベストに近い食べ物かもしれません。
また、ドッグフードは100gあたり〇〇キロカロリーと表記があるので、体重の管理がしやすいです。
ドッグフードは扱いやすく、ほぼ間違いが無いフードと言えますが、犬もそれぞれの身体の個性があり、そこに寄り添えるのは手作り食なのかなと思いました。
何よりも著者である俵森朋子さんの愛犬、ミニチュア・シュナウザーのジュナちゃんが(出版した時点で)17歳で、できないことも増えてくる中、年齢なりに健康に過ごしていることがこの本への「信頼」になりました。
トッピングから始めよう
ドッグフードを切り替えるときも、少しずつ切り替えていきますが、手作り食もいきなり切り替えるのではなく、少しずつトッピングから始めようと思っています。
本を購入する前から少しトッピングは始めているのですが、ウェルシーに合わない(お腹を壊す、アレルギー症状を示すなど)食材があるのか無いのか、少しずつ試していこうと思っています。
見た目はいまいちですが、この日は鶏手羽肉、すりおろしニンジン、アオサをトッピングしました。
最終的に
- ドッグフードを併用するのか?
- 併用するとしたらどのくらいの割合にするのか?
- 全部手作りにするのか?
- もしかして挫折?
といったところはまだ決めていません。
自分が負担に感じるのかどうかも(人の都合ですが)重要ですし、ウェルシーの健康診断の結果や毎日の様子を見ながら考えていく予定でいます。
まとめのようなもの
ウェルシーは来月(2024年4月)に7歳になります。
7歳は人で言うと40代後半から50代に入るくらいでしょうか?
もちろんまだまだ元気ですが、人もこの頃から体の不調を感じることが出てきますよね。
そして、年を重ねるほど健康面での個人差は大きくなっていきます。
そのスピードは人よりも早いですが、きっと犬も同じですよね。
今のところ、ウェルシーのごはんをどうしていくのか定まっていませんが、ウェルシーの身体と相談しながら、手作り食も視野に入れて考えていこうと思っています。
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