子犬生後7か月 自我に目覚める季節 反抗期とも言う

公開日: : 第二話 ツムギ, 犬育て

この時期の特徴ともいえる「反抗期」ですが、ツムギの「反抗期」は今のところ想定の範囲内で、それほど大変という感じはありません。

自己主張が出て来る月齢なので、人の言うことに「やだ!」ということもあります。

犬が言うことを聞かないときは?

犬にも心があるので、人の言うことを聞きたくないときもあり、言うことを聞かない理由もありますね。

対応はその仔の性格を見ながら考えていく必要がありますが、ツムギの場合は

いいから言うことを聞きなさい!

と強制してしまうと頑固になります。

なので、ツムギの言い分にも耳を傾けてあげるようにしています。

犬の言い分を聞き提案をしていく

例えば、排泄をさせてお散歩に行きたいとします。

つむたん、ワンツーしよう。

やだ!

(ツムギは伏せたり、仰向けになって「嫌です」を表現します)

そっか、今は出ないんだね。

じゃあ、お散歩ごっこしよっか。

ここで一旦ツムギの「嫌です」を受け入れてあげて、違う提案をします。

ツムギにリードをつけます。

ツムギはお散歩に行けるのかと思って立ちます。

リードをつけたまま家の中をぐるりとお散歩。

その勢いでトイレサークルに入れてワンツーワンツー。

ちゃんと排泄してくれます。

Good~♪

排泄ができたので、本当の「お散歩」に出かけます。

排泄をさせてから散歩。

というこちらの希望はバッチリですね。

結果、お散歩に行けるのでツムギも満足です。

WinWin☆

Goodで終われるように持って行くのがポイントでしょうか?

パターンは、いくつか考えないとすぐに意図を見破られますし、いつもうまくいくとも限りません。

犬は賢いので、根気と知恵比べですね~。

この時期の対応は、イズモの時に訓練士さんに相談したところ、訓練士さんは

イズモの言い分を聞いてあげながら、最終的に人がこうしたいと思っている方向に持って行ってください。

と言いました。

この方法はイズモには合っていましたが、ツムギにも使えそうです。

寝ている時は天使のように可愛いツムギ。

反抗期でも可愛いから許しちゃう!(笑)

抱っこされて眠る子犬

まとめのようなもの

子犬の生後6か月頃から9か月頃は、こどもからおとなに成長するときで、人に当てはまると思春期のような時期になります。

「反抗期」という言い方は人目線で、上から目線ですが、人にとって反抗的?と思える態度を取る仔もいます。

かなり強い表現の仔もいますし、反抗期なんてなかったなあ、という仔もいるようですね。

反抗期の表現は、その仔によっていろいろですね。

自分を表現するという気持ちを肯定的に受け止めて、うまく対応できなかったら訓練士さんに相談しながら、この時期を楽しんで過ごしていきたいです。

また、集中力が無くなったり、意欲が低くなるという仔もいるそうなので、ツムギの様子を見ながら対応を考えていきますね。

スポンサードリンク
PREV
ツムギ生後7か月齢の備忘録
NEXT
子犬用フードはいつまで?ドッグフードの切り替え時期と方法

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

  1. ロとラのママ より:

    久しぶりにツムたんの記録をため読みしました!(*^_^*)
    ツムたん、反抗期?
    なんだか、「あれ?これはもしかして反抗期?」という感じですね。
    うちの2頭は1歳3か月を過ぎましたが、反抗期、とはっきり感じることは
    なかったような。

    ツムたんの「ヤダ!」のママさんの対応が素晴らしいです!
    やっぱ、人も犬も子育ては似ているな、と思います。
    うちは、ママが有無を言わさぬオーラを発しているようで(^_^;)
    ツムたんママの爪の垢をいただきたいくらいです。

    少し見ない間に、グンと成長しましたね。顔もまた変わったみたい。
    相変わらず甘え上手でかわいいです!
    涼しくなって、犬と歩くにはとてもいいです。
    うちの夏は終わりました。
    今度は、秋冬の山々を駆け巡ることに思いをはせている今日この頃です。

    • gd.vol より:

      ロとラのママさん
      気付くと、あれ?わかっているけどやりたくない?
      という時があるよね~という感じですね~。
      まあ・・・可愛いものです☆

      対応は訓練士さんに教えてもらったので、私のオリジナルではありません。
      有無を言わさずパッと対応する方がうまく行く仔もいるので
      ロッキー&ランボー君にはそれが合っていて
      反抗期もすんなりと乗り越えたのだと思います。
      ママさんの言うことはしっかり聞けて、伸び伸びと育っていて
      お会いした時に、いいこに育てているな~と思いました。

      秋冬も思い切り楽しみましょうね。
      ツムギとは雪が降る前にさよならになるかもしれないので
      短い冬をおもいきり楽しく過ごしたいです。

  2. サナ父ちゃん より:

    つむたんの寝顔、ホントかわいい♪ですね。
    寝顔、見るたびに「この仔の為に、日々、頑張ろう!」と心に誓って頑張りました。

    ワンコがいるだけで、毎日が幸せだったなぁ…

    すいません、感傷に浸っている場合じゃないですよね(笑)。

    「ヤダ!」を受け入れて、最後「Good~!」で終わらせて、人が望んでいることを理解してもらう、そしてそれを前向きに楽しく、

    「いいよ~♪」

    ってしてくれるようになることが出来れば、協会に胸を張ってつむたん、お返しできますよね。

    でも、一番いい時に別れが来るのが私的には辛いところです…

    桜が咲き誇る中、つむたん見送ることが出来れば、いいですよね…
    門出に桜、添えてあげたいですね…

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      子供の寝顔は(犬でも)癒されますね。
      安心しきって眠っているのを見ると
      頼られていることを自覚し、頑張ろうと思いますよね~。

      お互いに家族になって、心が通じるようになってきて
      いいこになってきたな~。
      と思うと帰っちゃうんですよね。
      可愛い盛りのお別れを受け入れるのが
      PWの最大のお仕事ですね~。

      桜の開花と共に、ツムギはわが家にやってきたので
      桜の花の中を見送れたらいいなと思います。

関連記事

ツムギ生後9か月齢の備忘録

10月23日でツムギは生後9か月齢を迎えました。 体重は、18日のレクチャーの日に測ったところ

記事を読む

主従関係って何よ?犬育て初心者を悩ませるこの言葉

2013年9月 イズモがわが家にやってきて1か月が経ちました。 イズモは9月20日で、生後3か月

記事を読む

トイレサークルに座り込む子犬

ストライキ!夜だけはケージで寝るのを嫌がる犬

イズモはハウスが好きな仔で、昼間は部屋で寝ていても本格的に寝るときは自らケージに入って眠る仔でした。

記事を読む

子犬に目薬を入れる

ツムギは瞼に小さいブツブツが出来ていて、目やにが出るので訓練センターの獣医さんから目薬を処方されてい

記事を読む

大型犬の子犬は自分が大きいことをわかっていない

ツムギは犬が好きで、他犬への興味が強いです。 子犬らしい好奇心とフレンドリーな一面を見せますが、他

記事を読む

ケージで眠る犬

室内犬はケージ飼いと放し飼いどちらがいいの?

犬を室内で飼育するにあたって ケージに入れたほうがいいのか? 室内でフリーで生活させた方がいいの

記事を読む

他犬に突進してしまう子犬が他犬と穏やかにすれ違うトレーニング 

ツムギを連れて所沢航空記念公園(埼玉県)に行ってきました。 日本の航空発祥の地を記念して造られた公

記事を読む

一生懸命歩く子犬

子犬と散歩 におい嗅ぎばかりで歩かないよ

ゴールデンウィークにお散歩デビューしたツムギ。 慎重な性格からか、地面のにおいをクンクン嗅いでいま

記事を読む

子犬の社会化 他犬と一緒に穏やかに過ごす

ブログを通じて交流させていただいている、黒ラブ兄弟のロッキー君とランボー君のご家族にお会いしてきまし

記事を読む

T13胎3回目のパピーレクチャー

6月13日に3回目のパピーレクチャーが行われました。 今回から月齢が1か月遅いY-13胎のパピ

記事を読む

備中高松城案内板
犬連れ備中高松城址公園|日本の歴史の転換点の舞台裏の城

ウェルシーだよ♪ 岡山県にある「備中高松城址公園」に連れて行って

本丸
犬連れ備中松山城|天空の山城は雲海だけじゃない魅力がたくさんあるよ

ウェルシーだよ♪ 岡山県にある「備中松山城」に連れて行ったもらったよ

もみじ
犬連れ富士河口湖紅葉まつり|もみじ回廊から大池公園へ散策

ウェルシーだよ♪ 富士河口湖紅葉まつりに連れて行ってもらったよ。 河

月山富田城駐車場
犬連れ月山富田城跡|中国地方屈指の難攻不落の山城

ウェルシーだよ♪ 島根県安来市にある月山富田城(がっさんとだじょう)

銅像
魚と妖怪の街境港|犬連れ水木しげるロード散策

ウェルシーだよ♪ 鳥取県境港市にある「水木しげるロード」をお散歩して

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑