子犬の心の成長を見守っていこう
ある日、シオンとお散歩に出かけました。
途中で出会った70代くらいの男性に
可愛い犬だねぇ。
まだ若いの?
と聞かれたので
7か月です。
と答えました。
男性はそばに来てシオンに
おいで
と言いました。
シオンは男性の側に行って
わ~~い!
と飛びついてしまったので
シオン
Sit
と言いました。
シオンは座ってくれました。
Goodです!
そうしたら何を思ったのか、その男性はわざわざシオンの後ろから背中や頭を撫でました。
それがシオンにとっては嫌だったようで、すぐに立ち上がって再び男性に飛びついてしまいました。
私は再び
シオン
Sit
と言いましたが
嫌だったよ~!
という気持ちがあったのか、なかなか座ってくれませんでした。
もう一度
シオン
Sit
と言ったらその男性までシオンに向かって
Sit
と言いました。
次の瞬間、シオンはブチ切れました。
今度は私に飛びついたかと思うと腕に歯を当てました。
シオン!
名前を呼んでももう聞こえません。
今度はリードを噛んで引っ張ります。
そうしたら車が来たので
シオン、むこうに行こう。
車が来たよ。
と言ったら、シオンはリードを離して私と一緒にトットコ歩き出しました。
聞こえてるじゃん!
もう飛びつかないし、リードも噛まないし、何事も無かったかのようにトコトコ歩いています。
2回目の男性への飛びつきは
嫌だよ~!
と抗議だったのでしょうね。
それなのに、私がさらに座らせようとした上に、嫌だと思っている人からもSitと言われたものだから
ママ、嫌だよ~!
と私に飛びついて歯を当てたのでしょう。
シオンは、嫌だったのにもかかわらず、男性には歯を当てませんでした。
我慢したんだな~。
と思いました。
他人に歯を当ててしまったら、場合によっては大変なことになりますしね。
そして、ママが
むこうに行こう。
と言ってくれて、男性から離れられたので、もう大丈夫だと思ったのでしょう。
嫌なことがあっても、落ち着くのも早くなったものです。
シオンも頑張っているんだな。
と感じたできごとでした。
もっと早く離れてあげれば良かったな。
こんな風に、人から見るとなんでもないようなことで、過敏な反応を示すことがあるんですよね。
シオンも頑張っているので、私もシオンの気持ちに配慮してあげないとですね。
少しずつ、ちょっとくらい嫌なことがあっても、我慢したりスルーしたりということができるようになるでしょう。
シオンの心の成長を見守っていきたいと思います。
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Comment
シオンくん、ママさん、お疲れさまでした〜
その人は、前からだと飛びつかれるかもしれないから、後ろからならいいだろうとでも思ったのかな。
信用している人、好きな人なら、ワンコも背中を見せても平気ですけど、心を許していない段階で後ろから触られたら、びっくりしちゃいますよね。
やっぱり犬に馴れていない方もいますから。。。
パピーとのお散歩は気が抜けないですよね〜 ^^;
ケインママさん
そっか。
男性は飛びつかれると思ったのかもしれないですね。
いろいろな人がいて、人への対応が一番難しいです。
シオンはまだまだ心の幅が狭いので、ゆっくりいろいろなことに慣れていってもらわないとですね。