触られるのは嫌?体感受性が強い犬

公開日: : 第三話 シオン, 社会化

体感受性というのは体への刺激に対する感じ方のことです。

シオンは、体に受ける刺激に対して敏感な方だと思います。

体感受性が強い犬

一週間の訓練センターへのお泊りから帰ってきたシオンです。

訓練士さんからいただいた課題は二つありました。

  1. 人の側で歩く
  2. ワンツーベルトの練習

人の側で歩く

お散歩のときに人に注目できることが増えています。

はい。

頑張っています。

なので、もうワンステップ上を目指しましょう~♪

えぇ~!

これでも結構頑張っているんですけど・・・。

シオンは人の横で歩くことはだいぶできるようになっていますが、人から離れています。

もう少し人のすぐ横で歩けるように練習してください。

ということで

シオンが人から離れたら太ももを叩きComeと呼び、足のすぐ横に来たときだけ、ポンポンと顔や頭を軽く叩きGoodと褒める。

このポンポンをGoodの合図にして、これが正解なんだよと教えてください。

というご指導をいただきました。

(マウスドラムと言うそうです)

訓練士さんがお手本を見せてくれました。

CIMG4090

楽しそうに歩いていますね。

いつもこんな顔を見られるんなら頑張っちゃおうかな~☆

夫が中庭でみっちり練習させられました(笑)

私はレクチャー中に訓練士さんに習いました。

ワンツーベルトの練習

CIMG4112

お泊り期間中にワンツーベルトを導入しましたが、シオンは固まってしまいます。

おうちで袋は着けなくていいので、ベルトに慣れるように練習してみてください。

無理強いすると、絶対嫌だというようになってしまうかもしれないので、確実に排泄するであろう朝だけでいいです。

ということで、やってみました。

CIMG4108

ほんとだ!

固まってる(笑)

シオン~♪

ワンツーしておいで~♪

CIMG4110

ちょっと

ヤダな~。

とトイレサークルに入るのを躊躇しましたが、ワンをしてくれました。

朝一のワンとツーは、ちょっと嫌そうながらもできました。

少しずつ練習していけば抵抗が無くなるかな?

わが家は窓が開けられなくなる関係で、トイレサークルをMAXの大きさで設置できないんですよね。

大きくなったので、サークルを閉めてしまうと入りきれなくなってしまいました。

まとめのようなもの

訓練士さんのお話によると、シオンは身体への刺激に対する反応が強い仔だそうです。

人から離れて歩こうとするのも、ワンツーベルトへの抵抗もそこから来ているということでした。

最近は撫でられるのを嫌がったりしないので、お泊りの前に訓練士さんにお話しするのを忘れてしまいましたが、小さい頃は人が撫でようとしても自分が嫌なときは

さわんないでよ!!

ガブッ!

と噛んでくる仔でした。

水の中にジャブジャブ入って行くくせに、水しぶきが身体にかかるとパニックになっていました。

少し背の高い草のあるところを歩いて、草がお腹や足に触れるとパニックになっていました。

身体への刺激に対して敏感な仔だよなあ・・・。

と思ったものです。

最近は慣れてきて、そういう感じは見られなくなり、私達も忘れたようになっていましたが、体感受性が強いというのはシオンの稟性であり、やはり生涯変わらないものなのだなと感じました。

敏感が鈍感になることはありませんが、少しずつ練習していけば慣れていける心の幅も持っているように感じるので、できるだけ広げてあげたいです。

そして、人と一緒に暮らす喜びをたくさん感じてもらって次のステージへと送り出してあげたいです。

スポンサードリンク
PREV
S-14胎9回目のパピーレクチャー
NEXT
犬も笑うんだよ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

関連記事

座卓の下に伏せる子犬

犬と小さな子ども 仲良くできるかな?

来客がありました。 2歳7か月のお子さん連れのご夫婦。 仮にお子さんの名前を「W君」ということに

記事を読む

犬もムッとするんだね グレーチングを練習してみました

日本盲導犬協会では、パピーに社会化の一環としていろいろな足裏の感触を体験させるように、パピーウォーカ

記事を読む

人が大好き人に興奮!人に飛びつき吠える犬への対策

ツムギは、毎日を穏やかに過ごしていますが、人と、それから犬も大好きで、少しでも相手にしてもらえると思

記事を読む

ちょっと怖いな 激しい雨と風の音

シオぴ~地方に台風がやってきました。 何しろ、8月の平均雨量以上の雨の量が1日で降りましたから

記事を読む

ブラッシング中に眠る子犬

犬がブラッシングを嫌がるのなら気持ちいい時間だと思わせよう

わんこのお手入れでブラッシングは大切ですが、ブラッシングが好きな仔も苦手な仔もいますね。 苦手な仔

記事を読む

子犬の心の成長を見守っていこう

ある日、シオンとお散歩に出かけました。 途中で出会った70代くらいの男性に 可愛い犬だね

記事を読む

生後7か月のシオンへ

9月1日でシオンは生後7か月になりました。 体重は22㎏ 家に来た頃のシオンは、動きが活発でやん

記事を読む

散歩デビュー前の抱っこでお花見

4月2日にシオンを連れて、近くの公園にお花見に行きました。 10年くらい前は人出も少なく、穴場のお

記事を読む

大きな枝を拾う子犬

落ちているものを拾う子犬を叱る?お散歩を楽しんでいることを喜ぼう

生後8か月齢、最近のシオンは拾い食いはだいぶ減りました。 しかし、落ちているものを全く拾わなくなっ

記事を読む

子犬生後10か月ホームセンターのカートに慣れました

日本盲導犬協会では子犬の社会化のために、子犬をいろいろな場所に連れて行くようパピーウォーカーに指導し

記事を読む

月山富田城駐車場
犬連れ月山富田城跡|中国地方屈指の難攻不落の山城

ウェルシーだよ♪ 島根県安来市にある月山富田城(がっさんとだじょう)

銅像
魚と妖怪の街境港|犬連れ水木しげるロード散策

ウェルシーだよ♪ 鳥取県境港市にある「水木しげるロード」をお散歩して

美保関灯台からの景色
犬連れ美保関散策|美保神社・青石畳通り・美保関灯台

ウェルシーだよ♪ 島根県松江市にある美保関を散策したよ。 江戸時代か

抱っこされる子犬
明日へ命を繋ぐ!盲導犬繁殖引退犬ウェルシーに孫が生まれました

わが家のお預かり繁殖引退犬ウェルシー、この度孫が生まれ、晴れておばあ

覚えているかな?パピーウォーカー育てたパピーと約10年ぶりの再会

日本盲導犬協会では、育てたパピーが盲導犬にならなかった場合、原則とし

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑