リーダーウォークができない理由は子犬に負けているから?
シオン地方では、2月も終盤になってくると寒いながらも日差しが強くなってきます。
そして、春を感じるようなポカポカの日や、一転して冬に逆戻りの日もあります。
そんな三寒四温の陽気になりつつあるシオン地方です。
引っ張らず人と一緒に歩くのが目標
今朝は私がシオンと朝の散歩に行きました。
北風が強いせいなのか?
やたらとテンションが高かったシオンでした。
歩き出すとすぐに、ぴゅ~ん!
シオン~!
ちょっと待って、早いよ~!!
え?
ぼく、早すぎた?
リードでチョンチョンと合図を送って
シオン~!
待って~!
と言うと、こんな風に立ち止まってくれたりするんですけどね。
しばらく私の横で歩いてくれても、またすぐにタッタカタッタカ行っちゃいます。
タッタカ行かずに、いつも一定の速度で歩いてくれれば、お散歩は今の2倍くらい楽チンなんですけどね。
いい日もあれば、今日のように自分のペースでタッタカ歩く日もあります。
リーダーウォークの教え方
犬を自分の左足の横に座らせ、リードをややたるませて短く持ち、歩きはじめます。
犬が先に行ってしまってリードが張れたら、リードを引っ張り返さずリードを固定して止まります。
犬が振り向くなどして、リードが弛んだらまた歩き始めます。
反対方向に歩く(人の後を犬がついて来る形になります)のもOKです。
犬が人を追い抜き、リードが張れたら再びリードを固定して止まります。
犬が遅れたり止まったりしたら、チョンとリードを引いてそのまま歩きます。
- リードが張れていると思うように歩けない。
- リードが緩んでいると楽しく歩ける。
と犬が学習して、程よくリードが弛んで歩くのに楽チンな位置を犬が選ぶようになるので、だんだん人のそばで歩くようになる。
犬自身が人のそばで歩きたいと思ってくれるように、いい状態をたくさん褒めましょう。
これが訓練士さんから習ったリーダーウォークの基本ですが、なかなか身に着かないシオンです。
子犬の可愛さに甘くなる
というか、シオンはどう歩いたらいいのかをわかっていて、好き勝手に歩きますからね。
こちらがビシっとやれば、別犬のようにいいこに歩きますもん。
あまり、ビシビシやるのはこちらも大変なので、つい甘くなるんですよね。
多少引っ張っても、名前を呼んだりすると振り向いて待ってくれたりするのでつい
まいっか♪
と思ってしまったり・・・。
そこをシオンに見透かされています。
どこまで許されるのか、計算して行動していますよね。
悪知恵が働くねえ~。
ママちゃん
何か言った?
ほら、そうやって可愛い顔作って見つめてくるでしょ?
負けちゃうんですよね~。
まとめのようなもの
シオンは今月1歳になりました。
お散歩デビューをした頃は、外が不安で歩かなかったり、歩いたと思っても些細な刺激でパニックになったり、余裕がなくセカセカ歩いたりしていました。
シオンにとって外は刺激が多く落ち着かない世界で、お散歩は楽しいものではありませんでした。
毎日毎日、刺激の少なそうな同じような道を繰り返し歩き、少しずつ車の多い場所や繁華な場所も体験させてきました。
ようやく、シオンも
お散歩って楽しいね♪
と思えるようになってくれました。
今のシオンは、人の横(そば)で人を意識して歩くことを、理解はしています。
少しくらい引っ張っても、呼べば振り向いてくれるので、まあいいかな~。
と私たちが甘くなってしまうのが、シオンがリーダーウォークをしない理由だと思っています。
でもね~。
残り時間も少なくなってきたことだし、あまり厳格にやるよりも、シオンが
お散歩が楽しい。
と思えるようになったことを大事にしたいです。
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Comment
北風が吹くと心折れる私です。
この純粋でまんまるっとしたお目目で
色んなことを見透かしていますよね〜^^;
そして、甘えどころも心得てるな〜って思いますね。
この可愛い顔して見つめてくるシオンくんには
負けちゃいますね〜^^
mikoさん
北風の日なんて、犬がいなかったら絶対に不急な外出はしませんよね~。
わんこは可愛いおめめで人の心に直接語りかけてくる。
そんな気分になります。
甘え方も上手なので、夫婦そろってシオンの思うつぼの私達です。
あと約2週間、なんですね…
うまくいかない事があっても、シオン君の表情、落ち着いてますね♪
最後まで、褒めて伸ばして、
「人との生活楽しい♪」
それを土産に持たせてあげたいですね♪
サナ父ちゃんさん
うまくいかないのは、シオンのせいではなく、こちらの技量が足りないからなんですよね。
そこは訓練士さんにお任せすることにして「人との生活は楽しい♪」というお土産をたくさん持たせてあげますね。