W-15胎 3回目のパピーレクチャー
8月27日
3回目のパピーレクチャーでした。
今回はウッディ家がお休みだったので、5家族の参加でした。
レクチャーの内容
- 夢中作り
- ドアの出入りの練習
- お散歩
夢中作り
おもちゃを使ってパピーと楽しく遊びながら、パピーとコミュニケーションを取ります。
最終的にはおもちゃではなく、人に注目しコミュニケーシを取れるように練習していきます。
ウォルト
ワット
ワーナー
ウェルシー
ウィニー
おうちとは環境が違うため、他の人や犬が気になる場面もありましたが、みんなパピーウォーカーさんと楽しく遊び「sit」や「wait」などのコマンドも聞けるようになってきました。
ドアの出入りの練習
5頭を2組に分けて、それぞれ別のドアを使って練習しました。
ウェルシーはウィニーと一緒でした。
お姉ちゃんに「sit」「Wait」と言われ、座って待つウィニー。
お姉ちゃんが外へ出て
ウィニー、Come
呼ばれると尻尾を振ってトコトコ歩く可愛いウィニーです。
パピーが
ドアが開いたら勝手に行くのではなく、ドアの前で待って「Come」と言われたら出入りをするんだな。
と理解するまでは、このくらい細切れにやると犬が理解しやすいと思います。
何回か練習すると理解してこうなります。
ウェルシー、Wait
Come
ドアの出入りは、基本は
人が先、犬が後
です。
理由は、安全のためです。
ドアを開けたら人より先に犬が「わ~い!」と飛び出した場合、人や車や自転車などがいたら事故につながることもあります。
特にリードを両手で持つ習慣の無い人や、伸縮リードを固定していない人は、一瞬で犬が飛び出してしまいます。
ドアの前で
ちょっとまってね。
ドアを開けて、人が1歩出てから
おいで。
これだけできれば大丈夫なので、家庭犬のみなさんも犬の安全に気を配ってあげましょうね。
お散歩
ウィニー
ワット
ウォルト
ウェルシー
ワーナー
みんな暑そうですが、元気に歩きました。
みんな課題は同じで。
「パクリンチョ」防止ですね~。
もちろん草むしりも・・・。
落ちているものや草ではなく、人の方に気持ちを持ってきてもらえるように「人が魅力的」にならなくてはいけませんが、即効性のある手段は無いので、日々コツコツとやっていくしかありません。
レクチャールームに戻り、各パピーウォーカーさんから排泄の状況をお話ししてレクチャーは終了です。
成長を感じた
夢中作りなどで、他の仔の番のときは待ち時間になりますが、この胎の仔たちはみんな最初から「待機」が上手でこんな風にいいこに待ちます。
そんな中、ウェルシーだけは初めてのレクチャーでは
もっと遊びたいよ~!
と吠えましたし、2回目のレクチャーでも遊びたくてピーピー言いました。
今回のレクチャーでは、他の仔の番の時に
あたしも遊ぶ~!!
と飛び出そうとはしましたが、リードが張れてそれ以上行けないと諦めました。
そして、伏せて待つことができました。
もちろん、まだずっといいこに伏せて待っていられるわけではなく、立ち上がったり飛び出そうとして、また諦めて伏せて・・・。
その繰り返しでしたが、吠えたりピーピー言うことはありませんでした。
少しお姉さんになったな~と思いました。
爪切り嫌い~!
レクチャーの後、訓練士さんに爪切りをしていただきました。
ウェルシーは、お手入れは苦手で爪切りも嫌いです。
訓練士さんに抱っこされたとたんに、この表情です。
やだ~!
訓練士さんは、無言でウェルシーのお腹をコショコショ、なでなでして落ち着かせます。
落ち着いたところで
パチン!
やだ~!!
暴れるウェルシーです。
また、無言で優しくなでなでします。
最初は目を剥いて抵抗していたウェルシーですが
だんだん身体の力が抜けて、お顔も諦めたような表情になりました。
もちろん、これで次からすんなり爪切りができるわけではありませんが、怖がらせないように回数を重ねていくうちに
嫌だけど怖いことは起こらないんだな。
嫌だと思っていたけど、まあ大丈夫だな。
とウェルシーが理解してくれれば、受け入れられるようになると思いました。
訓練士さんのお話では
ウェルシーの性格だと声をかけてなだめたりするより、無言の方がいいでしょう。
ということでした。
家でここまでやるのは難しいですが、今日は右の後ろ足だけ、明日は左の後ろ足だけ。
という感じで少しずつやってみようと思いました。
おとうさんに会えたよ
この日のレクチャーは、父犬のユオン君とご家族が来てくださいました。
大きくなった兄弟姉妹の様子を見ていただけました。
優しいユオンパパ。
兄弟やユオンおとうさんに会えて、レクチャーで頭も身体も使って疲れたウェルシーは帰りの車の中でぐっすり。
クレートでの移動もだいぶ慣れたみたいです。
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Comment
確実にお姉さんになってますね~♪
レクチャーって、成長を確認出来る貴重な場、でもありますよね…
ウチは逆にサナ、幼いなぁ…って再認識させられる場でもありました(笑)。
お手入れ系が大変そうですね…
でも、ウェルシーちゃん賢いから、きっと学習してくれると思います♪
サナ父ちゃんさん
レクチャーって、成長を確認できたり、他の兄弟たちと似ているところとか、違っているところとか、見ることができて面白いですね。
兄弟犬のパピーウォーカーさんとお話しして、ヒントが見つかったり、悩みも「うちだけじゃないんだ」と思えたり・・・。
いろいろな意味で貴重ですね。
お手入れは大変です。
訓練士さんみたいにはできないので、様子を見ながら少しずつやっていきます。